一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「第2回 夏山フェスタ in 福岡 2017」 ……やはり南谷真鈴は凄かった……

2017年06月26日 | その他


6月24日(土)、6月25日(日)の両日、
電気ビルみらいホール4F(福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1−82)にて、
「第2回 夏山フェスタ in 福岡 2017」が開催された。


■6月24日(土)12:00~19:00
指原孝治(九重ふるさと自然学校スタッフ)「植物からみた九重の自然」
山本正嘉(鹿屋体育大学教授 国立登山研修所専門調査委員)「夏山登山を目指して~登山者に必要な体力とトレーニング」
近藤謙司(国際山岳ガイド、アドベンチャーガイズ代表)「安全に登山を楽しもう」
北アルプス山小屋オーナー座談会 「山の日」に向けて、日本の山の恩恵

■6月25日(日) 9:30~18:30
渡部秀樹(日本山岳会福岡支部)「山での地図読みの基本・山で地図を使ってみよう」
川上信也(山岳写真家)「デジカメで撮る山、自然風景写真のポイント」
南谷真鈴(七大陸最高峰日本人最年少登頂記録女子大生)講演「私が山から学んだもの」
南谷真鈴×春山慶彦(YAMAP)トークショー 「未来に向けて」

徳永哲哉(日本山岳ガイド協会・山岳ガイド)「安全快適登山術・転ばぬ先の知恵」


6月25日(日)の方に、
南谷真鈴の講演とトークショーがあるという。
南谷真鈴は七大陸最高峰日本人最年少登頂を記録した女子大生で、
このブログ「一日の王」でも、2017年1月31日に、
南谷真鈴『冒険の書』 ……国内最年少で7大陸最高峰を制覇した美しき女性……
というタイトルで紹介した。(赤字のタイトルをクリックするとレビューが読めます)
彼女は、その後、
2017年4月13日に北極点到達に成功し、
「エクスプローラーズ・グランドスラム」(七大陸最高峰・北極点・南極点到達)
を世界最年少の20歳112日で達成。
めちゃくちゃ凄い女性なのである。
ぜひ、生の講演&トークショーを聴講したいと思った。
で、6月25日(日)に福岡へ出掛けたのだった。


南谷真鈴の講演とトークショーには整理券が必要なので、
開場30分前の9:00に電気ビルに到着したのだが、
整理券を待つ人の長い列にビックリ。
凄い人気だ。
それでもどうにか整理券をゲットし、
講演の時間まで映画を見に行く。(何を見たかは、後日)

講演30分前の12:30に電気ビルに戻り、
講演を待つ人の列に加わり、ようやくホールに入場することができた。

登壇した南谷真鈴は、
会場が満員であったので、驚きと喜びを隠さず、
「山でつながった方々がこんなに大勢来て下さって嬉しいです」
と言った。
そして、「エクスプローラーズ・グランドスラム」を成し遂げるまでの自分の人生を語り始めた。
彼女が語った事項には、
これまで本やTV出演で語られていないもの(特にプライベートなこと)も多く、
とても興味深く聴くことができた。
とにかく元気が良く、パワフルで、
話す内容にも人柄にも圧倒された。


講演の後に行われた春山慶彦(YAMAP)とのトークショーもすこぶる面白く、
さすがの春山氏もやや押され気味(笑)であった。




ここでも本やTV出演で語られていない内容の事柄が多く聴けた。
やはり、ライブ感のある“生”の話ほど面白いものはない。
彼女は、福岡での講演後すぐに(その日のうちに)、
次の冒険「ヨットによる世界一周」に向けてのトレーニングのために南アフリカへ飛び立つという。


トークショーの後、
会場の片隅で、著書のサイン会があった。


ここでも長い列。
もちろん私もサインしてもらった。
そして、握手もしてもらった。(コラコラ)
南谷真鈴の凄いパワーを受け取って、
私も夏山へ向けて準備をすることにしよう


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