
激しい雨が降った今日の日曜日、山に登った人はあまりいないのではないだろうか?
私はというと……
「登ってきました~」(笑)
私は、雨の日は嫌いではない……
っていうか、むしろ好き。(笑)
っていうか、
「雨の日にこそ登りたい」(爆)
雨の日の登山は、案外楽しいものだ。
雨の日は、登山者がほとんどいない。
雨の日は、植物が喜んでイキイキしている。
雨の日は、普段見せない姿を山が見せてくれる。
雨の日は、値段が高い割に普段あまり着ることのないレインウェアを着ることができる。
雨の日は、仲間に強い連帯感が生まれる。
雨の日は、強く記憶に残り、思い出話に花が咲く。
雨の日は、なんと、女性が美しく見える。(ホ、ホ、ホ、ホンマでっか?)
雨の日に、皆さんもぜひ山に登ってみて下さい。
能動的に、積極的に、登ってみて下さい。
必ず、やみつきになります。
今日は、山岳会の気の合う仲間と、雲仙に行ってきた。
長崎のネット仲間の情報を見て、紅葉が見頃かなと思ったのだ。
メンバーは、+3Kさん、イチさん、アキさん、メイビさん、タクの5人。
+3Kさんと、イチさんと、私は、今年は三俣山などですでに紅葉を楽しんでいる。
アキさんとメイビさんは、仕事などの都合で、今年はまだ紅葉狩りをしていないとのこと。
ということで、今日は、アキさんとメイビさんにたっぷり紅葉を楽しんでもらおうと思った。
天気予報は、1週間前から傘マーク。
降水確率も、40%から徐々に上昇し、前日には80%にまでなった。
普通の人の登山なら、この時点で中止になるだろう。
だが、われら山岳会の山行は中止にならない。
なぜ?
我々は普通じゃないからです。(ちゃうちゃう)
なぜなら、われら山岳会は「勤労者」山岳会なのだ。
天気が雨だからといって、他の日に変更などできないのだ。
日曜日が休みでない人は、その日に合わせて有給休暇を取っている。
元旦だけしか休みのない店を経営している人は、その日に合わせて段取りし、従業員を手配し、準備をしている。
誰もが、その日に標準を合わせ、楽しみにしてきている。
おいそれと変更などできないのだ。
また、する必要もない。
雨の日に登る楽しみを見つければ、晴れた日よりも楽しい登山になるからだ。
長崎のネット仲間(ミラさん)のブログによると、前日(10月31日)は、朝から、ロープウェイ乗り場の大きな駐車場は満車状態だったという。
山頂も満員御礼状態だったとか。
ところが、今朝、我々が駐車場に着いた時は、数台の車があったのみ。
なにしろ、強い雨が降っていたので、当然といえば当然なのだが……
登山準備をしていると、駐車場の警備員の人が、「本当に登るんですか?」と訊いてくる。
「はい登りますよ」
と答えると、
「気を付けて登って下さいね」
と忠告して下さる。
いざ、出発。
激しい雨の中に出るというのに、この笑顔。

ロープウェイ乗り場の左の登山口から入り、急な坂を登って行く。
雨とガスによって遠くは見えないが、登山道の両側の紅葉は楽しめる。

25分ほどで、展望所に着く。
四阿で休憩。
激しく降る雨を呆れながら見ている。
我々も呆れた連中だ。(笑)

妙見岳に向けて出発。
視界はないが、すぐ傍の木々の紅葉は楽しめる。

雨に濡れるだけで、こんなに艶を帯びた色になる。

晴れた日には見ることができない紅葉だ。

もうこれだけで充分。
来て良かった~

妙見岳山頂に到着。

国見岳に向けて出発。
フクオウソウを見つけた。
昨年9月以来の再会。

国見別れからしばらく歩いた所で、このような素晴らしい紅葉に出逢う。
感動!

足場の悪い道を直登し、国見岳山頂に到着。
ここまで誰にも会わなかった。
独り占めならぬ、5人占め状態。(笑)

紅葉茶屋に向けて出発。
時々ガスが途切れて、鮮やかな紅葉が顔を出す。

「紅葉茶屋で、熱いお茶を飲みながら、お団子でも食べようか?」
「えっ、お店があるんですか?」

あるわけありません。(笑)

急登だが、国見岳よりはマシな急坂を登りつめ、やがて普賢岳山頂へ。
普賢岳山頂も我々のみで、貸し切り状態。
雨は小やみになったが、ガスに覆われ、展望はなかった。

記念撮影していたら、突然ガスが切れ、背後に平成新山が姿を一瞬だけ現した。

ガスの切れ目を狙って、山頂から下を覗き込むと、このような素晴らしい紅葉が……

山頂から少し下った小広場で昼食。
昼食の間は、雨は止んでいたので、ラッキーだった。
メイビさんは、紅葉はおろか、雲仙に来るのも初めてだとか。
嬉しくて、昨夜はあまり眠れなかったそうだ。
だから午前3時には起きて弁当を作っていたと言うので、皆ビックリ。
「たくさん作ってきたから」と、おにぎりや玉子焼きやアスパラのベーコン巻きやウインナーなどを頂く。
とっても美味しかった。
メイビさん、ありがとう!
下山する頃になると、雨も止み、ガスもなくなり周囲が明るくなってきた。
薊谷の紅葉も見ることができて嬉しかった。

色鮮やかな紅葉に歓声が上がる。

正直、これほどの紅葉は期待していなかった。

雲仙の紅葉はややピークを過ぎていると聞いていたし、ガスに巻かれてまったく見えないだろうと思っていたからだ。

雨の日に登ってきた我々への、山の神様のプレゼント。
「今日、登って、本当に良かったね~」
と、誰からともなく口に出る。

薊谷の登山道は、落ち葉の散歩道。


「こんな道をミラさんはいつも歩いているんだね~、ミラさんが羨ましい~」
と+3Kさん。

本当に美しい!

仁田峠が近くなると、左側に展望がひらけ、再び素晴らしい紅葉が……

紅葉だけではなく、木の実の美しさも一際でした。

仁田峠に到着。
朝とは違って山の斜面が見えていたので、「ロープウェイに乗ろう!」と+3Kさんを除く4人で出発。
+3Kさんは小浜の出身で、「ロープウェイはいつも乗っているのでパスします」とのこと。
ロープウェイが動き出す。

「お~、絶景だ~」

「スゴイ!」

「スゴ過ぎるぅ~!」

小地獄温泉でさっぱりとしたところで、地獄巡りへ出発。
途中の「旅亭 半水盧」の紅葉が素晴らしかったので、立ち寄る。

地獄巡りの前に、記念撮影。
昨年9月にもここで撮ったな~

+3Kさんの案内で、ゆっくり歩いて周回する。

蒸気の向こうに紅葉も……

地獄巡り初体験のメイビさんはウットリ。
喜んでもらえて良かった~

このあと、+3Kさんオススメのグルメスポットで夕食。
夕日を見ながら帰宅の途についた。

今日という一日がずっと続けばいいな~と思った。
それほど楽しい一日だった。
「一日の王」と「一日の女王」になれた煌めいた一日。
今日という日の記憶は、いつまでも私の中で消えないだろう。
皆さん、ありがとう!
私はというと……
「登ってきました~」(笑)
私は、雨の日は嫌いではない……
っていうか、むしろ好き。(笑)
っていうか、
「雨の日にこそ登りたい」(爆)
雨の日の登山は、案外楽しいものだ。
雨の日は、登山者がほとんどいない。
雨の日は、植物が喜んでイキイキしている。
雨の日は、普段見せない姿を山が見せてくれる。
雨の日は、値段が高い割に普段あまり着ることのないレインウェアを着ることができる。
雨の日は、仲間に強い連帯感が生まれる。
雨の日は、強く記憶に残り、思い出話に花が咲く。
雨の日は、なんと、女性が美しく見える。(ホ、ホ、ホ、ホンマでっか?)
雨の日に、皆さんもぜひ山に登ってみて下さい。
能動的に、積極的に、登ってみて下さい。
必ず、やみつきになります。
今日は、山岳会の気の合う仲間と、雲仙に行ってきた。
長崎のネット仲間の情報を見て、紅葉が見頃かなと思ったのだ。
メンバーは、+3Kさん、イチさん、アキさん、メイビさん、タクの5人。
+3Kさんと、イチさんと、私は、今年は三俣山などですでに紅葉を楽しんでいる。
アキさんとメイビさんは、仕事などの都合で、今年はまだ紅葉狩りをしていないとのこと。
ということで、今日は、アキさんとメイビさんにたっぷり紅葉を楽しんでもらおうと思った。
天気予報は、1週間前から傘マーク。
降水確率も、40%から徐々に上昇し、前日には80%にまでなった。
普通の人の登山なら、この時点で中止になるだろう。
だが、われら山岳会の山行は中止にならない。
なぜ?
我々は普通じゃないからです。(ちゃうちゃう)
なぜなら、われら山岳会は「勤労者」山岳会なのだ。
天気が雨だからといって、他の日に変更などできないのだ。
日曜日が休みでない人は、その日に合わせて有給休暇を取っている。
元旦だけしか休みのない店を経営している人は、その日に合わせて段取りし、従業員を手配し、準備をしている。
誰もが、その日に標準を合わせ、楽しみにしてきている。
おいそれと変更などできないのだ。
また、する必要もない。
雨の日に登る楽しみを見つければ、晴れた日よりも楽しい登山になるからだ。
長崎のネット仲間(ミラさん)のブログによると、前日(10月31日)は、朝から、ロープウェイ乗り場の大きな駐車場は満車状態だったという。
山頂も満員御礼状態だったとか。
ところが、今朝、我々が駐車場に着いた時は、数台の車があったのみ。
なにしろ、強い雨が降っていたので、当然といえば当然なのだが……
登山準備をしていると、駐車場の警備員の人が、「本当に登るんですか?」と訊いてくる。
「はい登りますよ」
と答えると、
「気を付けて登って下さいね」
と忠告して下さる。
いざ、出発。
激しい雨の中に出るというのに、この笑顔。

ロープウェイ乗り場の左の登山口から入り、急な坂を登って行く。
雨とガスによって遠くは見えないが、登山道の両側の紅葉は楽しめる。

25分ほどで、展望所に着く。
四阿で休憩。
激しく降る雨を呆れながら見ている。
我々も呆れた連中だ。(笑)

妙見岳に向けて出発。
視界はないが、すぐ傍の木々の紅葉は楽しめる。

雨に濡れるだけで、こんなに艶を帯びた色になる。

晴れた日には見ることができない紅葉だ。

もうこれだけで充分。
来て良かった~

妙見岳山頂に到着。

国見岳に向けて出発。
フクオウソウを見つけた。
昨年9月以来の再会。

国見別れからしばらく歩いた所で、このような素晴らしい紅葉に出逢う。
感動!

足場の悪い道を直登し、国見岳山頂に到着。
ここまで誰にも会わなかった。
独り占めならぬ、5人占め状態。(笑)

紅葉茶屋に向けて出発。
時々ガスが途切れて、鮮やかな紅葉が顔を出す。

「紅葉茶屋で、熱いお茶を飲みながら、お団子でも食べようか?」
「えっ、お店があるんですか?」

あるわけありません。(笑)

急登だが、国見岳よりはマシな急坂を登りつめ、やがて普賢岳山頂へ。
普賢岳山頂も我々のみで、貸し切り状態。
雨は小やみになったが、ガスに覆われ、展望はなかった。

記念撮影していたら、突然ガスが切れ、背後に平成新山が姿を一瞬だけ現した。

ガスの切れ目を狙って、山頂から下を覗き込むと、このような素晴らしい紅葉が……

山頂から少し下った小広場で昼食。
昼食の間は、雨は止んでいたので、ラッキーだった。
メイビさんは、紅葉はおろか、雲仙に来るのも初めてだとか。
嬉しくて、昨夜はあまり眠れなかったそうだ。
だから午前3時には起きて弁当を作っていたと言うので、皆ビックリ。
「たくさん作ってきたから」と、おにぎりや玉子焼きやアスパラのベーコン巻きやウインナーなどを頂く。
とっても美味しかった。
メイビさん、ありがとう!
下山する頃になると、雨も止み、ガスもなくなり周囲が明るくなってきた。
薊谷の紅葉も見ることができて嬉しかった。

色鮮やかな紅葉に歓声が上がる。

正直、これほどの紅葉は期待していなかった。

雲仙の紅葉はややピークを過ぎていると聞いていたし、ガスに巻かれてまったく見えないだろうと思っていたからだ。

雨の日に登ってきた我々への、山の神様のプレゼント。
「今日、登って、本当に良かったね~」
と、誰からともなく口に出る。

薊谷の登山道は、落ち葉の散歩道。


「こんな道をミラさんはいつも歩いているんだね~、ミラさんが羨ましい~」
と+3Kさん。

本当に美しい!

仁田峠が近くなると、左側に展望がひらけ、再び素晴らしい紅葉が……

紅葉だけではなく、木の実の美しさも一際でした。

仁田峠に到着。
朝とは違って山の斜面が見えていたので、「ロープウェイに乗ろう!」と+3Kさんを除く4人で出発。
+3Kさんは小浜の出身で、「ロープウェイはいつも乗っているのでパスします」とのこと。
ロープウェイが動き出す。

「お~、絶景だ~」

「スゴイ!」

「スゴ過ぎるぅ~!」

小地獄温泉でさっぱりとしたところで、地獄巡りへ出発。
途中の「旅亭 半水盧」の紅葉が素晴らしかったので、立ち寄る。

地獄巡りの前に、記念撮影。
昨年9月にもここで撮ったな~

+3Kさんの案内で、ゆっくり歩いて周回する。

蒸気の向こうに紅葉も……

地獄巡り初体験のメイビさんはウットリ。
喜んでもらえて良かった~

このあと、+3Kさんオススメのグルメスポットで夕食。
夕日を見ながら帰宅の途についた。

今日という一日がずっと続けばいいな~と思った。
それほど楽しい一日だった。
「一日の王」と「一日の女王」になれた煌めいた一日。
今日という日の記憶は、いつまでも私の中で消えないだろう。
皆さん、ありがとう!