MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『ルパン三世PARTⅢ 金塊はルパンを呼ぶ』

2020-01-07 01:13:51 | goo映画レビュー

原題:『ルパン三世PARTⅢ 金塊はルパンを呼ぶ』
監督:青木悠三
脚本:大和屋竺
出演:山田康雄/小林清志/増山江威子/井上真樹夫/納谷悟朗
1984年/日本

初回で躓くルパン三世パート3について 

 1947年にマイアミの別荘で死に際にアル・カポネが一枚の自身で焼いたタイルを示し、これを5枚集めれば100万ドルの金塊の在りかが分かると言い残す。
 ルパン一味と敵対するチャイナタウンのボスの陳怪とならず者のスターモーが手を組んで一度はタイルを全部揃えたのだが、何故か6枚になってしまい、その内一枚には「THE NORTH」と書かれていたのだが、他のタイルには何も書かれていなかった。

 残りの4枚はカポネが1931年に捕らえられ、10年の刑に服したアルカトラス島刑務所にあると見当をつけたルパンたちがカポネがいた「297」番の部屋から見つけ出すのだが、その5枚の組み合わせとは「THE」「NORTH」「FOOT OF」「THE GOLDEN」「GATE」で、明らかにスターモーが持っていたタイルと違っているのである。

 さらに最初の「THE」は必要がないタイルで、さらに問題なのはルパンは5枚のタイルを見て「The North of The Golden Gate、金門橋の北側、あそこか!」と言うのだが、正確には「The North Foot of The Golden Gate」で「金門橋の北側の脚部」で、パート3の最初の回としては描写がメチャクチャなのである。


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