MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

MXテレビの存在意義

2013-10-31 00:42:09 | Weblog

マツコ休止番組 生保会社から「クレームあった」 やらせ、過剰演出は否定(デイリースポーツ) - goo ニュース

『まんが日本昔ばなし』という番組がTBS系列で放送されていたが、『マツコの日本ボカシ話』

というタイトルはそのもじりである。しかし初回の生命保険会社のセールスレディの“枕営業”に

ついての体験談が元で、生命保険会社からクレームが来たから番組を休止してしまっという事

では、却ってやらせがあったように見えてしまうのではないだろうか 以前愛読していた

『噂の眞相』レベルの内容の濃さと、喫茶店で収録するというコストパフォーマンスは深夜番組

として理想的なものだったのであるが、今回は生命保険会社だったが、次回は間違いなく銀行

からクレームが来るだろうから、逐一対応していたのでは切りがないと判断したのであろう。

でも心配はいらない。こういう時のためにTOKYO MXテレビは存在しているのだから。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新「現実逃避シリーズ」

2013-10-30 00:51:01 | Weblog

みずほ頭取の半年無報酬「痛みない」…自公批判(読売新聞) - goo ニュース
みずほ銀行 佐藤頭取 一問一答 「経営に影響出ていない」(産経新聞) - goo ニュース
みずほ処分案 会長辞任で幕引き狙う FGは2トップ維持(産経新聞) - goo ニュース
みずほ処分発表 “2トップ”批判 かわせるか 金融当局は頭取辞任、望まず?(産経新聞) - goo ニュース

 持ち株会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)の有価証券報告書によると、佐藤頭取の

2012年度の報酬は約1億1600万円で、全体を半年分減らしても約5800万円確保され、

みずほ銀の基本報酬だけを半年分減らせば約9600万円、さらにみずほFGの報酬を半分に

すれば約7600万円となるらしい。お笑いコンビの「ずん」の飯尾和樹のギャグに「現実逃避

シリーズ」というものがある。床に寝転がって「平日の昼間から~ゴロゴロ~ゴロゴロ~」と

つぶやいた後に、「あ~あ、親父がトム・クルーズだったらな~」と言うのだが、それに倣って、

「平日の昼間から~ゴロゴロ~ゴロゴロ~。あ~あ、親父がみずほの頭取だったらな~」と

言いたくなる。アメリカ人から日本人になっただけでも現実味が増したような気がする。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヨシダ動画」不発の原因

2013-10-29 18:38:37 | Weblog

みの番組続投でスポンサー厳しい意見続々(日刊スポーツ) - goo ニュース
降板阻止?みのもんたの“慰留発言”に読売テレビ困惑…「違います」(デイリースポーツ) - goo ニュース

 28日の『みのもんたの朝ズバッ』に期待していた事は、みのもんたのセクハラ疑惑に

対する、被害者であるはずの吉田明世アナウンサーの発言だった。「私は腰を叩いたつもりで

セクハラをしたつもりはない。彼女に聞いてもらった方がいい」とみの自身が公言したのである

から、“お墨付き”はもらったはずで、「ヨシダ動画」で過去の映像を公開してどれほど酷い事を

されたのか暴露してくれるのかと思ったが、みのもんたの番組降板に関するニュース時には

何故か吉田は姿を消してしまっていた。27日の『アッコにおまかせ』だったら吉田本人の

コメントを取るだろうと期待していたのであるが、セクハラに関することは触れずじまいで、

何故本人に直接訊ける立場を有効に利用しないのかと不思議でいたのであるが、そういえば

みのもんたの長男はTBSに勤めていることを思い出して合点がいった次第である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『劇場版 空の境界 未来福音』

2013-10-29 00:21:02 | goo映画レビュー

原題:『劇場版 空の境界 未来福音』
監督:須藤友徳/あおきえい
脚本:桧山彬
撮影:寺尾優一
出演:坂本真綾/鈴村健一/本田貴子/井口裕香/瓶倉光溜/石田彰/金元寿子/東地宏樹
2013年/日本

意思の力で見る未来 

 本作は最初に『劇場版 空の境界 未来福音 extra chorus』が上映された後に、本作が上映されるという変則的な構成になっているのであるが、例えば、黒桐幹也がしばらく家を空けるために飼っている猫の世話を両儀式に頼みながら一週間も猫の世話をさせられたなどの何気ないスケッチとその後の本編で展開されるスリルとサスペンスの物語の緩急が効果的だと思う。
 「未来視」を巡る物語は大きく「予測」と「測定」の2つに分類され、瀬尾静音に代表される「予測」と倉密メルカに代表される「測定」がそれぞれパラレルに描かれることになる。両儀式に痛い目に遭い「測定」の不可能性を思い知らされた倉密メルカは10年後に瓶倉光溜として絵本作家として活動する傍ら、借金の返済代わりに両儀家専属の興信所の探偵として働くことになる。ある日、娘の両儀未那を連れて、「怪しい人物」として久しぶりに観布子の母のもとへ足を運ぶ。もはや「占い」など信じていない瓶倉光溜は観布子の母の言うことに無関心を装うが、娘の未那は好奇心旺盛で彼女に色々と訊ねる。ところが母は視力を失ったために未来が見えないと告白するが、いつまでも占い稼業はこの場所で続けると宣言する。結局、未来は意志の力に置き換わるのである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』

2013-10-28 22:19:40 | goo映画レビュー

原題:『Puella Magi Madoka Magica The Movie -Rebellion-』
監督:宮本幸裕
脚本:虚淵玄
撮影:江藤慎一郎
出演:悠木碧/斎藤千和/水橋かおり/喜多村英梨/野中藍/加藤英美里/阿澄佳奈
2013年/日本

衰えないクオリティー

 傑作の続編というものは自らのレベルの高さに足をすくわれて大抵はがっかりさせられるものだが、本作は人間の記憶と感情に関してさらなる高尚な物語が展開されている。
 物語の前半は見滝原市のいつもの魔法少女たちが、ある少女の、なかなか会えない同級生に対する想いが悪夢となってさらに具現化した怪物「ナイトメア」を退治する様子が描かれることになる。少女の首と相手の影をつなぎ合わせて問題を解決したとする大胆な演出は相変わらず素晴らしく、こんなユルい感じで物語が進行していくのかという観客のかすかな不安をも見越していたかのように暁美ほむらが今の状況に疑問を呈した後の怒涛の展開も見事としか言い様がない。
 鹿目まどかの、「すべての魔女を生まれる前に消し去りたい」という願いによって造られた「円環の理」は、希望よりも熱く絶望よりも深い愛によって悪魔と化した暁美ほむらによって否定され、改めて「秩序」と「欲望」がせめぎ合うことになるだろう。
 本作を観た後に改めて前2作を観ると更に分かりやすい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たなる“ゆとり世代”

2013-10-28 00:30:51 | Weblog

食材虚偽表示、配膳担当も把握 阪急阪神ホテルズ 社長ら報酬返上へ(産経新聞) - goo ニュース
メニュー偽装表示 阪急阪神 リッツ・カールトン大阪も(産経新聞) - goo ニュース
ヤマトのクール便 ファミマ冷蔵施設 不適切な温度管理(産経新聞) - goo ニュース

阪急阪神ホテルズ系列8ホテルなどのレストランでメニュー表示と異なる食材が使われていた

問題が発覚したのも束の間、「ザ・リッツ・カールトン大阪」でも記載と異なる食材が使われて

いた事もバレて、一方、ヤマト運輸では鮮魚などを低温で運ぶ「クール宅急便」のサービス

において不適切な温度管理が行われていたことが発覚し、他方、コンビニエンスストア大手の

ファミリーマートでは、一部の物流拠点で冷蔵施設内の温度が一時的に規定より上がっていた

にも関わらず、運営担当の下請け業者が規定内と偽った記録を付けていたことが判明した。

どうも先代が必死になって高めたサービスのクオリティを次世代が維持出来ないような状況が

起こりつつあるように見えるのであるが、その次世代を“ゆとり世代”と呼んでしまうことは

若干の誤解が生じてしまうだろうか


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ベイビ~大丈夫かっ BEATCHILD 1987』

2013-10-27 23:35:09 | goo映画レビュー

原題:『ベイビ~大丈夫かっ BEATCHILD 1987』
監督:佐藤輝
出演:佐野元春/渡辺美里/尾崎豊/白井貴子/岡村靖幸/ダイアモンド☆ユカイ/辻仁成
2013年/日本

大丈夫ではない人は誰なのか? 

 1987年8月22日から23日にかけて熊本県阿蘇郡久木野村(現・南阿蘇村)にある、この年にオープンしたばかりの熊本県野外劇場「アスペクタ」で行われた日本初のオールナイト・ロック・フェスティバルの映画化である。
 このロック・フェスティバルが「日本版ウッドストック」と謳われているとするならば、当時の先鋭の日本のロックミュージシャンが集結したことも然ることながら、集中豪雨に見舞われたためで、この不幸が幸運にもこのロック・フェスティバルを伝説にしたことは疑いようのない事実であろう。そもそも、このハプニングはもしも公演を中止してしまった場合、多額の負債を抱えることになる主催者側の都合で強行されたものなのだから造られた伝説なのである。特に最初に‘土砂降り’の中で歌う羽目になった白井貴子は気の毒で、本人は完璧なパフォーマンスが出来なかったことが不本意だったと思うが、モニターも無い状況の中であれだけ出来たのだから御の字であろう。
 当時のプロデューサーが自分の誕生日に合わせて開催日を決めてしまったためにこのような状況になってしまったと謝罪していたが、雨の日を選んで開催日を決めたわけではないのだから、謝る必要はないと思うが、それにしても本作に付けられている説教じみたナレーションは完全に‘昭和’の物言いで、その古臭さには唖然としてしまった。恐らく製作者サイドとしては、「昔は良い音楽があったけれども今は見当たらないよね」とでも言いたいのであろうし、エンドロールの終わりに主題歌としてウラニーノの「音楽はあるか」のプロモーションヴィデオ(?)まで流す丁寧さではあるが、「昔は良かったけれど今はダメだ」という紋切り型はもちろん勘違いであって、昔も質の悪い音楽はたくさんあったはずだが、心に残る曲は名曲だけだから、昔は良かったように感じるだけなのである。
 つまり問題なのは、1987年に催されたロック・フェスティバルのドキュメンタリー映画を上映するまでに何故26年もかかってしまったのかということである。言うまでもなく音楽は聴いてもらうことで初めて価値を得るのであり、これだけ緊迫した演奏シーンの全貌がいままでにDVD化されずテレビで放送されることもなく、ようやく映画化できたという有様は体たらくと言うしかない。だから本作のタイトルは当時、熊本までロックを聴きに行った7万2千人に向けられるものではなく、本作の製作に関わった人々に向けられるべきものであろう。「ベイビ~大丈夫かっ」と。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みの、セクハラ疑惑の疑惑

2013-10-27 00:00:10 | Weblog

みのもんた セクハラ疑惑を否定「腰を叩いたつもり」(デイリースポーツ) - goo ニュース
みのもんた、セクハラ疑惑を否定 指導の一環で「腰叩いたつもり」(ORICON STYLE) - goo ニュース

窃盗容疑で逮捕された次男の不祥事に関する謝罪会見において『みのもんたの朝ズバッ

の放送でTBSの吉田明世アナウンサーの腰付近に手を伸ばした“セクハラ疑惑”について、

みのもんたは「私は腰をたたいたつもりでした。セクハラをするつもりはありません。彼女はよく

とちるお嬢さんで、その度に背中をたたいていた。彼女に聞いてもらった方がいい」とセクハラを

否定したが、この疑惑は番組終了直前、午前8時29分、CM開けにみのが吉田の腰部分

に手を伸ばし、吉田が手で払っているような様子が、一瞬、映ったわけで、要するに吉田が

話す前に腰をたたいたということは、とちる度に背中を叩いていたというみのの弁解は辻褄が

合っていないし、いつも叩かれているならば吉田が先輩アナウンサーに対して手で払うような

失礼な行動をとるわけがないし、吉田が真実を語れる立場ではないことも織り込み済みで、

いずれにしてもセクハラは無くなるのだからTBSの女性アナウンサーは一安心ではある。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『潔く柔く きよくやわく』

2013-10-26 23:10:36 | goo映画レビュー

原題:『潔く柔く きよくやわく』
監督:新城毅彦
脚本:田中幸子/大島里美
出演:長澤まさみ/岡田将生/波瑠/中村蒼/古川雄輝/MEGUMI/池脇千鶴/高良健吾
2013年/日本

理解にしにくい「草食系」 

 主人公の瀬戸カンナに対する想いを友人に打ち明けた春田一恵の言葉は衝撃的だった。カンナに自分の想いを告げることを極度に恐れている理由を、ハルタは「暗闇の中に落ちてしまいそうになる」と言うのである。幼なじみで勝手にベランダから部屋に入ってきて、‘猫のような’キスまでする仲なのに、もしも交際を断られると人生が終わったような気持ちになるという春田の自信の無さが理解しづらいのであるが、それはジェネレーションギャップ故であろう。
 実際に、もうひとりの主人公である赤沢禄も幼い頃に遠足で田沢湖に行く途中に言い寄ってくる柿之内希実を照れから突き飛ばしたことが原因で交通事故に遭遇し、希実だけが亡くなったことにトラウマを抱えており、希実の姉の柿之内愛実の娘の睦実が初めて禄に会うなり「待っていた」と言われる有様で、さらに野原チカコには既に交際していることにされていたりと、この男性陣の‘奥手振り’は、いわゆる草食系と呼ばれている男性たちの一面が描かれているのかもしれない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になって使えない腕時計

2013-10-26 19:35:09 | Weblog

死ぬまでに残された時間を表示してくれる腕時計「Tikker」(動画あり)(Gizmodo Japan) - goo ニュース

 F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説で、デヴィッド・フィンチャー監督により映画化も

された『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)において、ブラッド・ピットが主役を演じた

ベンジャミン・バトンは80歳の状態で生まれ、年を取るごとに若返る人生である。つまりバトン

の人生は最長80年と決まっており、それ故に絶えず寂しそうに見えた。だから自分の残りの

人生の時間を教えてくれる腕時計「Tikker」が、示された数字がだいたいの予想だとしても、

自分を勇気づけるきっかけぐらいにさえなるとは思えない。人生で残された時間の短さを自覚

することにより、一日一日の時間を有用に過ごすことができるかもしれないが、その腕時計を

気にしすぎてしょぼい人生で終わってしまいそうである。「武士道とは死ぬことと見つけたり」

と言われても、そもそも武士ではないのだから。既にアプリとして販売されていそうではある。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする