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MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

高くなったハードル

2009-11-30 16:07:09 | Weblog

内藤V6失敗「今は何も」/ボクシング(日刊スポーツ) - goo ニュース

 今回の試合で謝罪しなければならないのは内藤大助ではなくて亀田興毅の方だと

思う。私の勘違いでなければ亀田は「3ラウンドKO」を宣言したはずである。しかし

昨日の亀田の戦法は終始カウンター狙いだった。つまり最初から3ラウンドまでに

KOするつもりはなかったことになる。だから亀田は「オヤジ、どんなもんじゃい!」と

叫ぶ前に「宣言通りにKOできなくて申し訳ない」と謝罪するべきなのだ。むしろマジ

でKOを狙っていたのは内藤の方であろうし、あえて観客のために内藤が無理に

積極的に攻め込んできたから試合が盛り上がったのである。この試合が1994年

の辰吉vs.薬師寺戦を超えると暴言を吐いていた男も謝罪するべきであろう。

どうでもいいことだけれど今回の平均視聴率43.1%というハードルはけっこう

高いのではないのだろうか、NHK紅白歌合戦にとっては。


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NGな婚活

2009-11-29 00:05:30 | Weblog

婚活NG、1位は「リュック」 セカンドバッグも敬遠(朝日新聞) - goo ニュース

 私には想像がつかないのだが、デートの時にリュックサックを担いでくる男性の

そのリュックサックの中には何が入っているのだろうか? それはともかく10位中

の内の5つは“袋関係”なのであるが、そうなるとデートをする時、男性はクレジット

カード以外の物を持つなということになってしまうが、穿った見方をするならば男性

は女性の持ち物を持てということになり、つまりは男性に買わせた買い物を男性に

持たせるという召使的な扱いを受ける覚悟をしろというメッセージなのだろうか

これでは男性はますます“草食”と化すことを憂える。


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ハプニングには期待している

2009-11-28 00:03:01 | Weblog

内藤vs亀田“長すぎた因縁”世間の盛り上がり今ひとつ(夕刊フジ) - goo ニュース

 今回の内藤vs亀田のタイトルマッチが盛り上がりに欠けるとするのならば、既に

試合結果が見えてしまっているからではないのだろうか? 内藤は前回の熊朝忠

との試合を見て分かる通りに年齢的な体力の限界が見てとれるし、亀田は恐らく

万全の態勢で臨んでくるだろうから、どう考えても内藤に勝ち目はない。しかし内藤

が今回の対戦を選んだ理由はギャラが格段に良いことで、この試合に負けても

年齢による体力の限界で負けたということで上手く体裁をとりつくろえるからである。

既にお互いの利害が一致しているような“出来レース”に対してどのようにして盛り

上がればいいというのであろうか? でも私は見るけれど。万が一亀田が負ける

ようなハプニングが起こるかもしれないから。


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『パイレーツ・ロック』 80点

2009-11-27 23:31:39 | goo映画レビュー

パイレーツ・ロック

2009年/イギリス

ネタバレ

素敵じゃないか!

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 この作品を観て改めてロックミュージックの意義を考えさせられた。大人になってしまうと忘れてしまうが、例えば思春期の頃にはローリング・ストーンズの「夜をぶっとばせ(Let's Spend The Night Together)」という歌詞だけでも大いに興奮するものだ。だからロックミュージックというものは子供のための音楽と思われていた(いる?)のであるが、どんなに頑張っても‘大人’になれない大人はいるわけであって、そういう大人にとってはロックはいつまでもグダグダの人生における必需品であり、潤滑油であるのだろう。幸か不幸か私もその一人であり、個人的には後半のプロコル・ハルムの「青い影(A Whiter Shade Of Pale)」からザ・フーの「無法の世界(Won't Get Fooled Again)」経由のザ・ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか(Wouldn't It Be Nice)」のシーンの流れが歌詞内容と連動して素晴しく感じた。もっとロックに精通していればもっと楽しめたのではないかと思う。
 ところでこのプロコル・ハルムの「青い影」という歌が反戦歌であることがいまだに理解されていないようなので、ここに正しい和訳を記しておきたい。

僕たちは軽くファンダンゴを踊って
フロア内で何度も腕立て側転をした
僕は船酔いのような気分になっていた
でも連中はもっと踊れと挑発した
部屋は屋根が吹っ飛ぶくらいにざわめいていた
僕たちがもう一杯注文したら
ウェイターはトレイを持ってきた

だからそれは後のことだった
粉屋が彼の話をしたのは
彼女の顔は最初呆然としていたが
だんだん青ざめていった

彼女は言った「わけが分からないわ
真実は明らかなのに」と
でも僕はトランプをしながら
別のことを考えていた
僕は海岸へ向かっている16人の
ウェスタの未婚の乙女のように彼女をさせないと
僕の目は開いていたが
僕たちが最期を迎える時のように
目を閉じていたかもしれない

彼女は言った「陸上での休暇の時
私は家にいるわ」と
でも実際は僕たちは海の上にいた
だから僕は彼女を鏡の前に連れて行き
「君は海の神ネプチューンに乗っていた
人魚なんだから」
と言い、彼女に同意を強いた
でも彼女がとても悲しそうに僕に微笑んだので
僕は怒りをあっという間に失った

もしも音楽が愛の糧であるのならば
笑いこそがその女王だ
もしも後ろが前と不条理なことを言うようならば
汚れは実はきれいということになる
実質を失った僕の口は
僕の頭から真っ直ぐに滑り落ちるように思えた
いよいよ僕たちは垂直に急速に潜航して
海底を攻撃した


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夢は政治家?

2009-11-27 19:32:36 | Weblog

「仕分け人にミュージシャンも…」会場に裕也さん(読売新聞) - goo ニュース

「海外に比べ、日本のミュージシャンは政治への関心が薄い」と前置きをしておいて

「ぜひ仕分け人にミュージシャンや芸術家も入れてほしい」と注文をつける内田裕也

はもちろん冗談で言っていると思う。ただでさえ門外漢であるのにその上、政治に

関心の薄いミュージシャンが仕分け人として参加してしまうと、相手に言いくるめ

られて全てが通ってしまうであろう。しかしもう一人会場に来ていた有名人がいた。

ロンドンブーツ1号2号の田村淳である。私の予想としては彼は芸能界に飽きたら

早稲田大学の斎藤佑樹の夢と同様に政界へ進出するつもりでいると思う。意外と

勉強熱心だし。


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『ブタがいた教室』 80点

2009-11-26 20:48:42 | goo映画レビュー

ブタがいた教室

2008年/日本

ネタバレ

‘Pちゃん’の教え

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 この作品は事前に様々な情報に塗れてしまったためなのか、かなり誤解されているように思える。たしかに‘命’をテーマにした実践教育が描かれているのであるが、観れば分かるように生徒たちは飼育していたブタをするわけでも食べるわけでもない。
 よく考えてみれば飼育するブタにつけた‘Pちゃん’という名前は絶妙である。いまさら言うこともないがPちゃんの‘P’はブタを英語でいう‘pig’の頭文字である。つまりPちゃんとは‘ブーちゃん’ということである。これは犬を‘ワンちゃん’と呼ぶことと変わらない。これは名づけたといえるのか、犬や猫と違ってどんどん巨大化していくPちゃんがはたしてペットだったのかどうかは微妙なのである。
 この作品のキーパーソンはPちゃんと時を同じくして転校してきた新入生の甘利花である。生徒たちは人間の甘利花よりもブタのPちゃんに夢中のように見えるが、甘利花は前の学校の制服から私服に変えたりなど、ごく自然に6年2組の生徒たちと親しくなっていく。つまりそれは生徒たちは卒業してもまた会えるが、Pちゃんとはあらかじめ時間が限られているからその関係が密になるというコントラストが甘利花の役割である。
 もう一度言うがこの作品のテーマは‘命’である。新米教師の星の「大きくなったらみんなで食べよう」という刺激的な言葉に生徒以上に観客が過剰反応してしまっているようだが、既に述べた通りそれは決して‘殺生’ではなく‘養育’である。だからこの生徒たちは大人になり子供ができた時にPちゃんに教えられたことを思い出すのである。


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“舌好調”ではなくて舌禍の連続

2009-11-26 00:07:09 | Weblog

小沢氏“舌好調” 「男性」「首長」を一刀両断(産経新聞) - goo ニュース

民主党の小沢一郎幹事長は「最近は日本の男はだらしなくてだめだ」と切り捨てて

しまっているが、かつて日本の男がだらしなくなかった時があったのだろうか?

男性がだらしなく見えて女性が頼もしく見える理由はいまさら言うまでもなく、男性は

頼もしくなくてはならず、女性はだらしなくてもかまわないという暗黙の前提がある

わけだから、必然的に男性が少しでもつまずくとそのだらしのなさが目立ち、女性が

少しでも手柄を立てるとその頼もしさが目立つのである。事実、小沢一郎本人も

今年の5月に民主党党首を退任するというだらしなさを曝したばかりではなかった

だろうか


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数々の疑問

2009-11-25 19:59:09 | Weblog

遊助 おバカキャラ健在!というか「本当に…」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 いまだに若い人たちでもNHKの紅白歌合戦に出場することが夢だったと語って

いることに驚いてしまう。NHKの紅白歌合戦を目標などにしているからいつまで

たっても矢沢永吉に勝てないのであろう。ところで私には上地雄輔が何故あれほど

人気を得ているのか全く理解できない。彼の話を聞けば聞くほど“面倒くさい男”

としか感じない。バカであることは仕方がないとしても改善する兆しもなければ、

それにもかかわらず妙に頑固であるところが受け入れがたいのだが彼のファンは

どのように受け止めているのか不思議でならないのだが、それよりも私が今一番

不思議に思っているのは紅白歌合戦の出場が決まっていたはずの井上陽水は

どのような手違いで出場が見送られたのかということである。


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哲学者になる方法

2009-11-24 00:02:23 | Weblog

哲学教育 論理的な思考力を鍛えよう(読売新聞) - goo ニュース

 私にはいまだに哲学という学問がどういうものなのか分からない。14歳の少女を

主人公とした哲学ファンタジー「ソフィーの世界」は日本でもベストセラーになったが、

あれは哲学というよりも哲学者の思想の紹介であり、あの本を読むことが哲学を

学ぶことになるのかどうか疑問に思う。哲学に人気がない理由は哲学には答えが

ないからだと思う。答えがないことを考え続けることほど苦痛なことはないのだが、

哲学に答えが見つかったら哲学という学問はなくなることになるだろうから、一般人

が学べることはあくまでも著名な哲学者の思考の痕跡でしかない。そこからどの

ようにして哲学者になれるのか、その飛躍の仕方が想像がつかないのである。


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『2012』 90点

2009-11-23 23:11:35 | goo映画レビュー

2012

2009年/アメリカ

ネタバレ

恐ろしいのは『2013』の方

総合★★★★☆ 90

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ローランド・エメリッヒ監督は監督名だけである程度の集客が期待できる今時珍しい映画監督ではあるが、彼の作品から‘ディザスター’部分を取り去ってしまうと何も残らないくらいに内容は薄い。事実、‘ディザスター’部分さえなかった前作『紀元前1万年』は完全な失敗作であった。
 『2012』も相変わらずの‘ディザスターぶり’であり、相変わらずの安い家族愛の物語である。
 話がそれで終わっていたならば今回も私は0点をつけるつもりでいた。しかし監督自身が意図したのかどうか定かではないのであるが、ラストで大どんでん返しがあったのでそのことを記しておきたい。
 余りにもつまらなかったという理由で途中で席を立つことがなければラストシーンに何が映っていたのか容易に思い出せるだろう。隆起したアフリカ大陸である。アフリカ大陸がどのような状況になっているのか具体的には描かれていなかったが、全く描かれていなかったことが何を意味しているのか考えてみる。もしもアフリカ大陸でも被害があったとするなら、‘方舟’に乗って生き残った人たちは暫くの間元々劣悪な環境の中で多量の屍を片付けなければならないが、もっと恐ろしい可能性はアフリカ大陸が無傷であった場合である。全てのアフリカ諸国は蚊帳の外に置かれてG8の先進国によって巨大な自然災害から逃れる計画が立てられていた。さて、災害がおさまり方舟がアフリカ大陸に着岸する時、ジャクソン・カーティスの家族をはじめとする西洋人や東洋人に対して、動物以下として彼らに見捨てられたアフリカ各国の人々はどのように接してくれるのだろうか? 間違いなく立場は逆転して方舟で生き残った人たちは運良く殺されなかったとしても奴隷のように扱われるであろう。新世紀0001年からはアフリカの世紀になるのである。私はこの作品をディザスター・ムービーを装った、人間の様々な差別を皮肉を込めてあぶり出す作品として高く評価したいと思う。
 この作品の一番恐ろしい部分は実はこの作品が終わってからなのであるが、2012年12月21日に暇を持て余してこの作品のDVDを見ていたら思わず笑ってしまうだろう。でももしかしたら......いや、心配はいらない。どうせ私は選ばれないから。


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