MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

“予定調和”

2008-12-31 00:01:12 | Weblog

レコード大賞にEXILE 最優秀新人賞はジェロさん(共同通信) - goo ニュース

 今年のレコード大賞も誰もが想像する通りにEXILEが受賞してしまった。最優秀

新人賞はジェロになってしまったが、ジェロは実際にはそれほど売れてはいない。

売り上げから判断するならば“羞恥心”であるはずだが、他局の企画ユニットを

選ぶわけにはいかないし、“GIRL NEXT DOOR”にしても“day after tomorrow”の

ヴォーカルを変えただけのようなもので新人とはいえない。いまやレコード大賞の

楽しみは誰が大賞に選ばれるのかというよりも、昔の懐かしのVTRを見ることに

移っているような気がする。純粋な賞としてもはやレコード大賞は成り立っていない。

第50回というきりのいいところで終了した方がいいと思う。


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『純喫茶磯辺』 80点

2008-12-30 23:35:20 | goo映画レビュー

純喫茶磯辺

2008年/日本

ネタバレ

作品タイトル

総合★★★★☆ 80

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 映画にはジャンルというものがある。例えばこの作品ならば主人公の磯辺裕次郎が何故離婚をして娘を引き取って一緒に暮らしているのか? 喫茶店をオープンできるほどの遺産を手にできる磯辺が何故水道工員をしていたのか? 素子が何故悪い女なのかなど具体的な説明はいっさいない。因って物語の深奥を辿れない以上、必然的にこの作品はシリアスドラマではなくコメディードラマになる。
 細かいギャグを満載しておりコメディーとしては申し分はないのであるが、残念なことに作品のタイトルがシリアスドラマの雰囲気でコメディー作品と感じさせないのが誤解を招いているような気がする。ではどのようなタイトルにすればいいのかと訊ねられても困るのではあるが。


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『西の魔女が死んだ』 100点

2008-12-30 22:28:41 | goo映画レビュー

西の魔女が死んだ

2008年/日本

ネタバレ

2008年の邦画最高傑作

総合★★★★★ 100

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 この作品は本当に正確に理解されているのだろうか? もしかしたら‘魔女’という言葉が誤解を与えているのかもしれない。この作品で‘魔女’というのはおばあちゃんが登校拒否になった中学生のまいに教えるように、孤独であってもきちんと生きていける人のことを指している。まいの説明によれば学校のクラスの仲良しグループが仲良くする手段は共通の‘悪者’を作り出すことである。‘悪者’とはつまり‘魔女’である。おばあちゃんの教えというものは自分を犠牲にして他者のために尽くす‘魔女’になれということであろう。
 ところでおばあちゃんは誰にとっての‘魔女’だったのであろうか? 私はまいの家族にとっての‘魔女’だったのだと思う。まいの家族を再生させるために‘魔女’に徹したのだと思う。そしてまいが学校に通うようになってまいの家族が再び上手くいくようになったことを見届けてからおばあちゃんはまいに最期のメッセージを残して自殺したのである。しかしおばあちゃんは‘魔女’だから肉体は死んでも魂は生き続ける。ファンタジーと現実の微妙な間を巧みに利用した傑作である。


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日本は“奸謀”長官

2008-12-30 00:03:01 | Weblog

定額給付金と補正予算案の分離、官房長官「理解できない」(読売新聞) - goo ニュース

 前々から怪しいとは思ってはいたのだが、ただ慎重なのか口数が少ないせいかで

ばれなかっただけで、今回の発言でやっぱり河村官房長官はバカなのだと周知

されることになった。定額給付金というこれほど名実相伴う愚策もないはずなのだが

河村には理解できないらしい。額もしょぼい上に給付される時期は来年の春以降で

あるそのまた上に本当にお金に困って住居が定まっていない人たちには住所不定

ということで支給されないという頓珍漢さであるのだが、お金に全く困っていない河村

には分からないのである。本当に日本は首相のみならず官房長官にさえ恵まれて

いないと感じてしまう。


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不況の現れ方

2008-12-29 00:10:05 | Weblog

TBS報道で田原市に謝罪(産経新聞) - goo ニュース

 これは取材不足というより、司会の福沢朗が“トヨタショック”の影響で法人市民税

が約8割減収になる見通しということを聞いて多分冗談半分でコメントしたのだと

思うが、例え話ならともかく具体的に市の名前が上がっている以上冗談で済む話

ではない。以前からニュース番組と情報バラエティ番組の境目が危うくなってきて

いてこのような混乱を招きかねないコメントが目立ってきているように感じる。

「ピンポン!」という番組も打ち切りになるようだし、フリーの福沢朗も“派遣切り”

の対象者であるから、来年の自分の身の振り方が気になって番組に集中できない

のかもしれない。テレビ局に於ける不況のダメージの一つの現れ方なのか


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事なかれ主義?

2008-12-28 00:03:42 | Weblog

みのもんた放送中に降板発表!後任は中山秀征(スポーツニッポン) - goo ニュース

 本当に中山秀征でいいのだろうか? 私の記憶が間違っていなければ中山は

かつていわゆる“おバカタレント”であったはずである。タモリも言っていたと思うが

中山は口数は多いのに内容が何もないはずだが、今はトークの中身などない方が

良いのかもしれない。余計なことを言って苦情を受けるよりも無難に事無きを得る

ことで番組のイメージの良さを保っていた方がいいのかもしれない。そのように

考えてみると最近の司会者は“保守的”な人が選ばれているような気がする。

例えばフジテレビの『新報道2001』の須田哲夫アナウンサーや、テレビ朝日の

『サンデープロジェクト』の寺崎貴司アナウンサーなど“毒”の無い人が選ばれている

傾向になっているように感じる。ちなみに『報道ステーション』の古館伊知郎は

“毒”を演じているような気がしてならない。


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世代交代

2008-12-27 00:00:28 | Weblog

みのさんが昼番組を降板へ 日テレ「おもいッきり-」(共同通信) - goo ニュース

 これも要するに“派遣切り”なんだと思う。ギャラに見合わない視聴率なのだから

仕方がない。いつまでもみのもんた個人のギネス記録に付き合っていられなくなる

ほどにテレビ業界も厳しくなってきているのだろう。第一みのもんたは早朝の番組と

比べると昼の番組は明らかにテンションが低く、眠っているような時もあるのだから

これでは番組に携わっているスタッフもやる気が起こらないだろう。長年の付き合い

からだらだらとやっていた番組がようやく終了するわけではあるが、しかし新番組が

面白くなる保障はない。番組制作の予算は間違いなく削られるわけだからテレビの

業界も試練の時を迎えることになるだろう。この際年寄りは放逐して一気に世代

交代して大抜擢など“おもいッきり”すればいいと思う。


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愛があるから許さない?

2008-12-26 00:09:50 | Weblog

恋人同士で違っていても許せると思う価値観ランキング(gooランキング) - goo ニュース

 考え方が逆のような気がする。許されない違いがあるのならば最初から恋人として

付き合うことはないと思う。確かに付き合ってみてから分かることもあるのだから、

その時許せるかどうかなのだろうけれど果たして好みの服装は許せるだろうか?

どう考えても一緒に歩きたくはないという服装をチョイスしてくる時はあるわけで、

そういう時はやっぱり許せなくて注意して着替えてもらうこともある。他のものも

自分の考えの方が良いと思う時は、容赦なく言うだろう。だからこのランキングと

いうのはおそらく直してもらいやすいものが上位に入っているのだと思う。金銭面に

関してはなかなか直らないものでルーズな人はどうしようもないし、愛がなくても

許さないと思う。


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ビジネスとしての旅

2008-12-25 00:10:06 | Weblog

「旅人」中田氏がアドバイス=観光庁の有識者会議メンバーに(時事通信) - goo ニュース

 中田英寿を“有識者”として選ぶところがいかにもバカな官僚が考えそうなアイデア

である。中田が旅をしているからといって中田が旅に詳しいわけではないだろう。

中田が旅をしているのはあり余る程のお金と時間があるからである。更に言うなら

中田は旅という自由で無垢なイメージと自分を結びつけることで“タレント”としての

付加価値をつけているのである。実際にこのように“有識者”として選ばれているの

だから彼のビジネス戦略は成功していると言える。このように娯楽としてではなく

ビジネスとして旅をしている中田に有意義なアドバイスができるのか疑問である。


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奇妙な劣等感

2008-12-24 00:08:27 | Weblog

英語で授業…「正直、無理」 高いハードルに先生困った(朝日新聞) - goo ニュース

 この記事を読んで橋下大阪府知事が「文科省のバカ」と連呼した理由が分かった。

文部科学省の官僚は高校の英語の教師の英語力について何の疑問も心配もして

いないようだが、私には彼らが全員英語を流暢に喋れるとはとても思えない。恐らく

大学の文学部の英語を専門として研究している人でも英文学を研究している教授

の中には英語を上手く喋れない人がいると思う。先生の拙い英語を教えられても

百害あって一利なしとまでは言わないが、そんな怪しい英語よりも文法をしっかりと

教えた方がよっぽど有益で公平であろう。要するに高校を卒業した後に仕事でも

趣味でも英会話を身につけたいと思う人が初っ端からつまずかない程度の英文法

と英単語をしっかりと教えればいいのである。日本人は英語を喋れる必要はない。


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