若者の「活字離れ」や「知的レベルの低下」は本当なのか(ニュース畑) - goo ニュース
ここで問題とするべきことは何をもって“知的”と呼ぶのかということだろう。例えば
学校の授業以外も含めて30年前の若者が学習するべき情報量と現在の若者が
学習するべき情報量はインターネットや携帯電話の普及も相まって格段に増えて
いるはずであり、それに伴い“常識”とされる量も増えているはずなのだ。恐らく
30年では人間の脳の情報処理能力は変わらないだろうから、蓄えている情報量は
歳相応にあっても年配の人間と今の若者の知性のあり方が違うため年配の人間
から見ると若者の知的レベルが下がって見えても、年配者から見て“くだらない”と
思われることを若者は沢山知っているはずなのだ。