MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

勇ましいプラン

2010-07-31 00:07:42 | Weblog

JBCが亀父に「最後通告」ジム消滅も(日刊スポーツ) - goo ニュース

 亀田史郎が25日の3大世界前哨戦で禁止されていた控室に入室した件に関して

日本ボクシングコミッションが亀田史郎に“最後通告”を突きつけたということだが、

これは亀田史郎が気の毒だと思う。亀田史郎が興毅の控室へ入室した理由は

「おまえは4ヶ月前にポンサクレック・ウォンジョンカムに判定負けして、一度でも

負けたら即引退ということを公言していたのに、何故何事もなかったかのように

いまだにボクシングをしているのだ?」と父親として忠告するためだったからである。

しかし亀田史郎のことだから敢えてルールを破って自ら亀田ジムを消滅させるという

勇ましいプランを考えているのかもしれない。


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「マネとモダン・パリ」展

2010-07-30 00:11:06 | 美術

 三菱一号館美術館で7月25日まで「マネとモダン・パリ」展が催されていた。

今まで私がエドゥアール・マネ(Édouard Manet)という画家は描写が上手いと認識

していた理由は「草上の昼食」や「オランピア」などの有名な作品でマネを知って

いたからなのだが、今回他の作品を見てその認識の正しさが疑わしくなった。

例えば上の作品「笛を吹く少年」(1866年)の少年の手は正確に描かれている

のであるが下の作品「ラテュイユ親父の店」(1879年)の人物の手を見ると、

特に女性の手の描写は酷すぎると思う。しかしこの描写の変化はマネの年齢による

衰えという事ではないようで、作品ごとにタッチが全く変わってしまっているのである。

ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet)と並び称されるほど“ふざけた”画家で

あるために、このいい加減な描写もカメラの「ブレ」を意識したものなのかもしれないが、

確実に言えることはマネはモネのような印象派ではないということである。


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『E.YAZAWA ROCK』 0点

2010-07-29 23:31:18 | goo映画レビュー

E.YAZAWA ROCK

2009年/日本

ネタバレ

作品の仕上げ方

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 作品の冒頭から驚かされた。穏やかな波の海岸が映し出された後、ベッドの上で眠っている矢沢永吉の顔のアップを経て、ベッドから起きだして着替えをし終わって家から出るとランニングを始めるのであるが、このようなグラビアアイドルと同じような演出を見た時、私は矢沢永吉こそが唯一の還暦を過ぎた現役のロックミュージシャンではなく、いまだにジャニーズ事務所でさえ輩出できていない唯一の還暦を過ぎた現役のアイドルであると確信した。
 若い頃の尖り方から還暦を過ぎての好好爺までのファンの期待通りのイメージのシフトの仕方は絶妙で、これはロックミュージシャンとしての才能ではなく、矢沢永吉というキャラクターのプロデューサーとしての力量の賜物である。
 キャロルというバンドに対する完全無視など、矢沢本人の監修が強すぎるようで、この作品をドキュメンタリー作品と見做すにはあまりにも出来すぎていて、残念なことに作品自体がロックしていないのだが、この作品のきれいな仕上がりこそが矢沢永吉がアイドルであるということを裏付けていると思う。金もうけが矢沢の人生のメインテーマである以上、矢沢永吉は絶対にファンは裏切らない。


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NHK会長を擁護する

2010-07-29 00:07:56 | Weblog

「みっともないぞNHK」福地会長、横審で吊るし上げ(夕刊フジ) - goo ニュース

 私は今回のNHK会長の福地茂雄の名古屋場所の生中継中止は賢明な判断で

あったと思う。今回のNHKの対応のどこが“みっともない”のかよく分からないが、

“みっともない”と言っているのは全員年寄りである。しかしNHKに受信料を払って

いるのは年寄りだけではない。歌舞伎役者の沢村田之助が「“じゃあ、あれに

代わるすごいものはございますか?”と、そこまで私は(福地会長に)聞きました。

公共事業だからこそ、やって頂きたい。(中継は)当たり前ですよ」とコメントしている

のだが、沢村田之助は探そうとする意欲を完全に喪失しているだけで相撲に代わる

すごいものなどたくさんあるし、公共事業だからこそ、ある特定の世代の趣味に

振り回されないようにしなければならないはずなのである。今はインターネットが

あるのだからネットで生中継を見ることができるように環境を整えればいいのだ。


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『特集:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010』 100点

2010-07-29 00:05:52 | goo映画レビュー

特集:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010

-年/-

ネタバレ

解せない話

総合★★★★★ 100

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 今回の長編部門は85の国と地域から応募された648作品のうち、ノミネート審査を経た13作品が上映されたのであるが、観ることができた作品に関して簡単に記しておきたい。
 『マジックシルバー』(カタリーナ・ラウニング&ローアル・ユートハウグ監督 ノルウェー)はフィエルローサという名の青い妖精の姫が冒険を通じて子どもから大人になる過程を描いたファンタジーである。大人になるにあたって重要となることは物を獲得すると同時にその物に拘らない気持ちを持つということであり、現に人間の物品をこっそりと盗んでいた赤い妖精は物に執着したために人間に見られて消えてしまい、シルバーに拘っていた男は好意を寄せていた女性に言われてシルバーに拘る必要がないことに気づかされる。そしてフィエルローサも避けることができない父王の死を目の当たりにすることで大人になるのである。
 『やがて来たる者』(ジョルジュ・ディリッティ監督 イタリア)は弟が生まれて間もなく亡くなったことがショックで誰とも口をきかなくなった少女マルティーナが主人公である。作品の冒頭のマルティーナのボロボロの服装が徐々に洗練されていき、ラストシーンで彼女の母親が生んだばかりの男の子を両腕に抱えながら歌を口ずさんでブランコに乗っている‘盛装’のマルティーナの姿は、‘やがて来たる者(=キリスト)’を抱いているマリアのように神々しい。爆音で耳が聞こえなくなったマルティーナの父親とようやく言葉を発するようになったマルティーナを再会させるといったメロドラマが見れなかったことが残念だった。
 『不毛の丘』(ロブ・キング監督 カナダ)の主人公のスニットは2年間の少年院生活を終えて出所してきたばかりであるが、周囲の無理解により同じ境遇のジョニーと酒の密造を始める。スニットは少年院の看視官たちから電気ショックをかけられ、ジョニーは父親に暴力を振るわれていたという共通項があるのだが、結局ジョニーが人を殺めて、スニットが直前で殺人を回避できた理由はスニットには叔母のマチルダやガールフレンドのロビンや警察官のロイなど彼を理解してくれる人々がいたからであろうが、それでも電気ショックを受けた時に自分の心の中の何か(=イノセンス?)を失ったというスニットの告白を私は上手く理解できなかった。暴力を受けて大人になったというのであるならば、ジョニーにも当てはまるはずだからである。
 『透析(Judge)』(リウ・ジエ監督 中国)の主人公である裁判長ティエンの、死刑宣告をされた青年チウ・ウーに対する判断がぶれる理由は法律改正の問題や臓器提供の問題に加えて、3ヶ月前に交通事故で失った娘や自転車を盗まれたことなどの偶然なのか誰かの‘復讐’なのかよく分からない不安感が絶えずティエンに付きまとっているためであり、それらの倫理と背後にうごめくミステリーが物語を重厚にしている。
 『未来の記憶』(岸建太朗監督 日本)はかつて女性教師と生徒の鈴置コウスケ(ユウスケ)の2人が自殺してしまい失敗したフリースクールをもう一度恋人の幸と始めようとする治が過去を思い出してまた失敗してしまうという話(だと思う)。自殺したコウスケの父親である鈴置健二が、治が息子の居場所を探しに健二の家を訪れた時に息子がいつから家にいなかったのか思いだせないほどに息子対して無頓着であったにもかかわらず、急に治のフリースクールから息子を無理やり連れ出そうとする意図が不明確なために、ラストの車内での治と健二の会話が独善に陥り虚しく響いてしまう。
 『闇への一歩』(アトゥル・イナッチ監督 イラク/トルコ)はイラク北部の村が突然夜間アメリカ軍に襲われて、一人生き残った少女ジェネットが兄を頼りにキルクークへ旅立つロードムービーである。ほとんどの日本人が見たことがない、テレビでは絶対に映されることがないイラクの美しい自然や大地を見るだけでも価値があると思う。ジェネットと兄との強い絆を示すイメージを時折差し込んでいけばジェネットが遭遇する数々の困難に打ち勝つことができる説得力を作品にもたせることができたはずだと感じた。
 『テヘラン』(ナデール・T・ホマユン監督 イラン/フランス)の主人公イブラヒムは赤ん坊をレンタルして物乞いをして収入を得ていたが、その赤ん坊を持ち逃げされてしまう。冒頭の他人の赤ん坊を抱きながらテヘランで物乞いをするイブラヒムとラストで自分の本当の赤ん坊を授かってテヘランを去ろうとする矢先に刺殺されてしまうイブラヒムの‘テヘラン’との葛藤が胸を打つ。ハプニングを有効に使っている演出が素晴しく、赤ん坊が3回連続してくしゃみをするシーンは秀逸。
 『ニュースメーカーズ』(アンダシュ・バンケ監督 ロシア)の主人公で美人の警察広報官カティアは、強盗団との銃撃戦で惨敗して世間に醜態を曝してしまった警察の威信を取り戻すためにマスメディアを利用して強盗団の逮捕の瞬間を中継させて名誉を挽回しようと策略をたてる。確かに強盗団を一掃するのであるが、その記者会見に現れたカティアはカッコ良さとは程遠く、強盗団の一人と格闘したばかりで服装がボロボロで相方の刑事も顔が泥だらけのまま生中継されてしまうという皮肉が効いている。
 『センタープレイス』(ベン・シャックルフォード監督 オーストラリア)は全体的にディテールが不足しているためなのか、ラストでパリに旅立つ主人公のリジーが大人になったためにセンタープレイスを出て行くのか、‘トラブルメーカー’であるリジーを全員で体よくセンタープレイスから追い出したのかはっきりしなかった。
 『鉄屑と海と子どもたち』(ラルストン・G・ホベル監督 フィリピン)は話自体は悪くはないのであるが、終始ハンディカメラによるドキュメンタリー的な作風で構図が練られていないため、ドラマチックさに欠けて、私の前の席で座って見ていた子どもたちは途中で帰ってしまった。
 『東京うんこ』(松村英治監督 日本)は主人公の希梨子が、漫画家になろうとして道具を一式揃えたもののすぐに厭きて描くことを止めてしまった恋人の俊太郎の道具を使って描いた「うんこ」の話が本人の予想を超えて売れてしまうという話である。希梨子は兵庫県出身という設定であるために関西人であるならば「うんこ」ではなくて「ばば」と言うのではないかと思い、監督にも直接訊いたのであるが、納得できる答えを得ることはできなかった。これは事実が正確か間違っているかの問題ではなく、「ばば」とするならば「婆」という女性の成熟さも表現できるという極めて詩的な問題だからである。
 (短編作品は、字数オーバーなためレビューは省略する。)
 最優秀作品賞 『やがて来たる者』 ジョルジョ・ディリッティ監督
 監督賞 リウ・ジエ監督 『透析』
 脚本賞 ラルストン・G・ホベル、ヘンリー・C・ブルゴス 『鉄屑と海と子どもたち』(ラルストン・G・ホベル監督)
 審査員特別賞 『テヘラン』 ナデール・T・ホマユン監督
 SKIPシティアワード 完山京洪監督 『seesaw』
 残念ながら『seesaw』は見逃してしまったが、他の受賞作品は順当だと思う。
 要するにこれだけ良質の作品が揃っているのに空席が目立つことが解せないのである。


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“張りぼて”の顔認証自動販売機

2010-07-28 00:11:21 | Weblog

顔認証たばこ自販機、中学生「顔しかめたら買える」(朝日新聞) - goo ニュース

 どのように考えても高校生ならばともかく、中学生が顔認証自動販売機でたばこを

購入できるということはありえない。顔認証自動販売機は購買者が20歳より上か

下かまで正確に認証するように作られていなければならないし、そのように認証

できるからこそ財務省は認可しているはずである。つまりこの茶番は自動販売機の

メーカーと設置店との間の暗黙の了解で成立しているとしか考えられないであろう。

私は以前からこのたばこの顔認証自動販売機の性能に疑問を持っていたけれど、

やはりこれは日本たばこ産業の世間の非難に対する体裁をとりつくろうための

“張りぼて”でしかなかったことがこの記事で証明された。


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2大適当論者

2010-07-27 16:28:45 | Weblog

書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」

 毎日新聞2010年7月25日の朝刊の「時代の風」という欄に「公共性と匿名性」と

いう斎藤環の評論が載っている。斎藤によれば電車内での痴漢行為と駅員への

暴力が急増している共通の要因として「匿名性」の問題があるらしい。“匿名性という

仮面”が人々の攻撃性を高めたり、迷惑行為への敷居を下げてしまうという可能性

を指摘しているのだが、「匿名性」という問題が痴漢行為には当てはまるとしても

駅員への暴力に当てはまるだろうか? 駅員に暴力を行使するときに面と向かって

殴らざるを得ない以上、無言電話などの嫌がらせならともかく“匿名性という仮面”を

つけることはできない。つまり完全な牽強付会で理論が破綻しているのである。

そんな精神科医の斎藤環と、理論の“適当さ”では斎藤と十分張り合うことができる

脳科学者の茂木健一郎の往復書簡『脳と心』がようやく出版されるらしい。色々な

意味でこの“2大適当論者”の著書は興味深い。


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万が一を考えると

2010-07-26 22:27:10 | Weblog
goo ランキング
子どもにさせたいスポーツは?
1 子供がしたいのを
2 野球
3 サッカー
4 水泳
5 バスケ
6位以降を見る
(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.

 最初は勿論子どもの意志を尊重して子どもの好きなスポーツをさせるのであるが、

万が一子どもがプロになった場合に誰にも負けないくらいの体力を備えていながら

マイナーなスポーツであるがためにその実力に合った収入が入らないという不幸に

見舞われているハンドボール選手の宮崎大輔を見ていると、習わせるためにかなり

の出費を要するゴルフやフィギュアスケートは敢えて薦めないとしてもやはり野球や

サッカーなどメジャーなスポーツの方向になにげなく導こうとしてしまう。


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『インセプション』 100点

2010-07-25 22:11:55 | goo映画レビュー

インセプション

2010年/アメリカ

ネタバレ

病める妻

総合★★★★★ 100

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 ただでさえ難解な『インセプション』を更に難解なものにしてしまっている主因は日本語の字幕にあると思う。
 最初に‘インセプション’という言葉の意味の説明が必要だと思う。通常‘インセプション’とは‘初め’や‘発端’という意味であるが、ここでは‘コンセプション=概念(conception)’という言葉から‘コン=共有(con)’を取って、代わりに‘イン=植え込む(in)’を繋げたクリストファー・ノーラン監督の造語だと思われる。「他人のアイデアを盗む」というフレーズが使われているが、正確に言うならばコブが盗んでいるのは他人のアイデアではなくて他人の秘密であり、その相手の秘密の中からコブたちが都合が良いものを相手の潜在意識に‘固定’させ、相手に何事もなかったかのように思わせるのである。
 ‘Limbo’という言葉を‘虚無’と訳してしまっているが、‘Limbo’とは地獄と天国との間にあり、キリスト教に接する機会のなかった善人または洗礼を受けなかった小児などの霊魂が留まる場所であるのだから、仏教でいう‘涅槃’と訳すべきであろう。夢の中で落命してしまい、自分がどうなってしまったのか理解できないまま、地獄にも天国にも行けないために涅槃でいたずらに時を過ごしてしまっているサイトーの元に事情を全て掌握しているコブが助けに行ったのが冒頭のシーンである。
 人は潜在意識では嘘がつけないし、潜在意識に無いものは植えつけようがない。コブは、父親を亡くしたロバートが心の内に秘めていた父親に対する愛憎から愛の方を引き出し‘植えつけた’ためにサイトーの依頼通りにロバートに父親の会社を終わらせて自分のスタイルで新しい会社を興すように仕向けることが出来た。
 最大の難問はコブと妻のモルとの関係である。コブと妻のモルはできるだけ長く楽しい時を過ごすために時間の流れが緩やかな夢の中へ入って楽しんでいたが、やがてモルは自分が夢の中にいるのか現実の世界にいるのか分からなくなってしまう。そこでコブはモルに現実の世界にいる時に現実であるということを潜在意識に‘植えつける’のであるが、夢の中の生活に慣れてしまい、現実に耐えられなくなっていたモルにとってその‘植え付け’は逆効果をもたらした。コブは現実がこの上ない最高のものだと当たり前のように考えていたが、モルにとっては夢こそが最高のものだと考えていた。ここで分かりにくいことは‘dream’という言葉が現実に対して‘幻想’と‘理想’の二つの意味を帯びてしまうことである。‘幻想’から現実に戻るというコブの意図はモルの潜在意識内に‘理想’の現実へ戻りたいという願望を植えつけてしまったのである。つまり結局人は誰でも自分の想いに嘘をつけないのであるから、ラストシーンはコブにとって現実でも夢でもかまわないのである。
 それにしても私が最も気になったことはレオナルド・ディカプリオ主演の『シャッター・アイランド』と『インセプション』における妻の尋常ではない‘壊れ方’である。そんなにアメリカ人の妻は病んでいるのだろうか?


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前田忠明について

2010-07-25 00:00:38 | 邦楽

AKB大島、アッコに誓って熱愛否定(日刊スポーツ) - goo ニュース

 大島優子とウエンツ瑛士が付き合っていようがどうしようが私にはどうでもいいこと

なのだが、この件に関して驚くべきコメントをしていた人物がいたので紹介したい。

7月21日のフジテレビの情報番組「とくダネ!」に前田忠明という芸能レポーター

が出演していたのであるが、この大島とウエンツの交際報道の真偽の確認を取る

ために何とそれぞれの所属事務所に電話を入れて「そんな事実はありません」と

平気な顔をして宣っていた。常識で考えてもトップタレントを解雇せざるを得ない

ような問題に関して自分たちに不利益になるようなことを言うわけがない。前田忠明

という男は昔からテレビに出ているが、正確な情報収集能力が全く欠如している

上に例えば歌や映画に関しても的確に回答できないような、芸能に関する知識の

欠片も持ち合わせていない芸能レポーターが何故いつまでもテレビに出演して

いられるのか理解に苦しむ。以前夏川純も和田アキ子に誓って年齢詐称を否定

していたように記憶しているが。


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