寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島県福山市本庄町中2丁目2‐15・大福ホームの注文住宅用地

2017年10月17日 | 日記
先日私は本庄町の細い道に入って立ち止まった。とうあ本庄事務所向かいのブロック塀に見覚えがあったからだ。空き地に「注文住宅用地」の看板が建っているのを確認して漸く悲惨な事故を思い出した次第である。

ライオン手袋工業所があった場所は更地になりウエナガ不動産が取り扱っていたはずだ。人々の記憶が薄れるまで忌み地を塩漬けにするのが一般的でホテルプリンス跡(結局駐車場になった)がいい例だ。今後同じような事件(非国民による放火テロの可能性を含めて)が起こらないように地域住民は十分に注意を払うべきだ。

注文住宅用地

広島県福山市本庄町中2丁目2‐15・ライオン手袋工業所(火災現場)

2017年10月17日 | 日記
平成25年(2013)2月23日(土)の夕方に本庄町中2丁目(福塩線と山陽本線との間)で発生した火災。25日(月)の産経新聞(備後版)は次の様に報じた。

アパートなど全半焼 焼け跡から男性遺体
福山市
 23日午後4時45分ごろ、広島県福山市本庄町中の手袋製造業、勝又洋一さん(94)方から出火、木造2階建て延べ90平方㍍を全焼し隣接の作業場と倉庫、アパート1棟も全焼、さらにアパート2棟を半焼するなどした。この火事で、焼け跡から男性の焼死体が見つかった。
 広島県警福山東署は、遺体は連絡がとれなくなっている勝又さんとみて身元の確認を急いでいる。出火当時、勝又さん方には勝又さんと妻がいたが、妻が気がついたときには煙が充満しており、逃げ出すのがやっとだったという。

現場B

現場C

私は事件発生から3日後に現場を訪れた。そして残骸の前で手を合わせ犠牲者の冥福を祈った。あれから4年7ヶ月が過ぎ、市民の殆どが火事のことを忘れているだろう。暖房を使う季節がまもなく訪れるので注意喚起の意味で記事にした。初期消火と速やかな通報の重要性を今一度認識してほしい。

現場D