国連教育科学文化機関が朝鮮通信使に関する記録を世界記憶遺産に登録

朝鮮通信使は正式には朝鮮聘礼使（へいれいし）という名称である。我が国の左傾マスメディアが一切この事実を報じない所為か、ネット掲示板では登録への批判的な意見が目立つ。



伏見での鶏泥棒の話や江戸の庶民が彼らをどう見ていたのか、そしてユネスコが香ばしい機関であることについても冷ややかに言及しており非常に面白かった。それでも広島県福山市鞆町の福禅寺・對潮楼の宣伝及び観光事業にはなんぼかプラスになるだろう。


瀬戸内市の牛窓・鞆の浦・呉市の下蒲刈島を各１泊して巡るツアーなどを企画してもいいのではないか（どこも魚介が美味い）。岡山広島両県知事の協力を取り付けて動いてみる価値はあると私は思う。

岡山県津山市安岡町で再び雨に打たれる

津山市茅町の「番原（ばんばら）鮮魚店」と「おおおぎや菓子舗」との間を通過して安岡町に入る。「石本精肉店」を覘くと陳列ケースの奥に「干し肉・煮こごり」の貼り紙がしてあった。備後ではまず見ることのないメニューだ。



「立石薬品」の横から虫籠窓を配した「池上製綿」を撮影した直後に雲行きが怪しくなった。やっと乾いた服がまた重たくなりよそ様の車庫で雨が弱まるのを待つことにした。


私はハンカチで顔を拭きながら説明板に目をやった。予定通り城下西端まで来たことに安堵したが、川崎と同様に御仕置場跡の近くでずぶ濡れになる自分の運命にはただ苦笑するしかなかった。