9月下旬から10月初旬にかけて母がばら寿司(所謂具を混ぜ込んだちらし寿司)を作っていたことを思い出す。秋祭りの時期に家庭で食べる御馳走の一つだった。生モノを入れないのが原則で錦糸卵、甘辛く煮付けた海老・藻貝・干椎茸・人参、酢でしめた魚などを具にすることが多い。私は鶏もも肉の甘煮を使ったりもするが、今回はサゴシ(サワラの幼魚)をメインにした。寿司酢の分量はおしゃべりクッキングのレシピが役立つ。作り方のポイントは(ご飯と寿司酢を合わせる時に)寿司桶を使用すること位だ(適度に水分を吸ってくれるので丁度いい塩梅になる)