無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

在来種:真岡木綿の種を蒔く

2012-06-03 17:29:05 | 日々の自然菜園
本日、時々

今日は、Azumino自給農スクールの田んぼコースの日でした。
今日は、田植え後の一回目の除草に加え、合鴨のネット張り、畦豆の種まきなど野良仕事をしました。

その内容は明日以降にアップしますね。


先日、一昨年に採種した在来の綿のタネ、栃木県の真岡在来の種まきをしました。

かつて「真岡」といえば、そのまま木綿の代名詞として通用した時期がありました。
丈夫で質が良く、絹のような肌ざわりの真岡木綿。
染上がりを際立たせる“晒し(さらし)”という加工技術にも優れ、絶大な人気を誇りました。

江戸時代の文化・文政・天保の頃には年間38万反を生産し、隆盛を極めました。その当時、江戸の
木綿問屋はこぞって真岡木綿を求め、木綿仕入高の約8割が真岡木綿であったという記録があります。

詳しくは、真岡木綿会館ホームページ


衣食住の自給の内、食べ物はほとんど自給できる目途がつきました。

これからは、「衣」と「住」を充実させていきたいと思っております。

「衣」の木綿とそれを染める藍は自給したいものです。
そこで、数年前から自然農法で育てている真岡在来の木綿を育て始めて、種を更新してきました。
今年も木綿で何かできるくらい育てるというほどではないのですが、今後のために種を蒔きました。


足の幅が30cm位なので、


一か所に4粒ずつ種を蒔いていきます。


本の数メートルと少しですが、未来のタネを蒔くと思うとドキドキします。

綿は、霜が降りなくなった5月中下旬に直播きが一番です。
ゴボウのようなまっすぐな根と共生菌との働きで、移植が苦手だからです。

種の周りの綿をしっかり取っておき、
浅く1~2cmに蒔いてからしっかり土を鎮圧することがお奨めです。

在来の綿が廃れる現代に、伝統の綿が今年も無事育ちますように~



来月の自給農スクールAzumoinoは、6月24日(日)です。

夏野菜の整枝、支柱への誘引、土寄せ・中耕除草・草マルチ、春野菜の収穫、
ダイズ播種、雑穀の定植



Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。

「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、6月6日(水)、
NHKカルチャーは、6月13日(水)です。

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コメント (4)
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