無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

Azumino自給農スクール畑コース6月(梅雨の管理&雑穀編)

2012-06-27 07:32:45 | 自然菜園スクール
本日、

日中暑い日が続きますが、雨が降らない日が続きます。
今年は、空梅雨の模様で、野菜が恵みの雨を欲しています。
梅雨といっても1週間以上雨がない場合は、たっぷりと水をあげ、人工の夕立が必要ですね。


畑コースでは、聴講生と、菜園区画を持ちながら学ぶ本科生、そして単発参加という参加の仕方があります。

本科生の菜園区画の仕切りや通路は、緑肥作物が蒔いてあるため、
一見すると野菜よりも草が目立ち、草に飲み込まれているように見えてしまいます。

緑肥作物、クリムソンクローバーやエンバク、ライムギなどは、土を豊かにしてくれ、
周囲の草を抑え、たっぷりの有機物を提供してくれます。
たっぷりの有機物、つまり刈った緑肥作物を野菜の株元に敷くこと、草マルチすることで、草の抑えながら保湿し野菜の根の生育を助けてくれます。

この時期、野菜も生長しますが、草もとても生育します。
草を敵とせず、草マルチして、栽培に役立てることが梅雨の野良仕事の要です。


エゴマです。

エゴマオイルや、粒を擦ってエゴマ味噌にしたり暮らしの油が自給できます。


午前中は、エゴマの株元除草をしました。

耕した畑は、直蒔きしたエゴマが草負けしないように、しっかり育てるために、初期除草は欠かせません。


写真を取り忘れましたが、

夏至を過ぎて、ダイズの種まきの時期です。

丹波系黒豆をみんなで蒔きました。


前日の田んぼコースの続きで、大麦のムギ刈りをした後、


レトロな非電化脱穀機「足踏み脱穀機」でムギの脱穀を体験しました。


足踏みミシンのように、足で踏むことでドラムが回り、

ドラムについた歯がムギの穂から実を脱穀してくれます。

スクールでは、菜園だけでなく、豆やムギ、雑穀など穀類を取り入れた自給農園の作り方も学びます。


左がアマランサスの苗、
右がモチキビの苗です。

雑穀は、最初草に負けやすかったり、草と見間違えたりしてしまうので、
苗を育てておくと、栽培が簡単になります。


大麦を刈った後の跡地に、耕さずそのまま


雑穀を定植しました。

冬の作物であるムギの跡地では、豆や雑穀がとても向いています。

毎回収穫後、耕してリセットし、土作りしてから栽培するのではなく、後作のために前作に相性の良い作物を育て、リレー栽培していくことで、栽培そのものが土作りになるように作付すると、
持続可能な自給農園になっていきます。


持続可能で自給できる農園を体験学習することで、
野菜だけでなく、穀類も自然に育てることができるようになっていきます。

穀物を育てることができると、粉や加工品、そして発酵食品に発展し、暮らしが更に豊かになります。
便利だけでなく、食や生き方に豊かさが生じると、充実できる暮らしになります。

今日は、穂高養生園で、内部農の研修会の日です。
7月のワークショップ、『土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~種まきから種とりまで』(全4回)には、


夏・第2回・7月6(金)7(土)8(日)日@森の家
講義・夏野菜の栽培Q&Aと秋野菜の栽培について
実習・夏野菜の手入れ(春蒔き小麦の8月収穫)、草マルチ、ニンジンの種まき、ダイズの土寄せ、調理・間引き野菜サラダ作り 

単発でも参加できるので、よろしくお願いたします。


Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。

「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、7月4日(水)、
NHKカルチャーは、7月11日(水)です。

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Azumino自給農スクール畑コース6月(梅雨の管理&雑穀編)

2012-06-27 07:00:52 | 自然菜園スクール
本日、

日中暑い日が続きますが、雨が降らない日が続きます。
今年は、空梅雨の模様で、野菜が恵みの雨を欲しています。
梅雨といっても1週間以上雨がない場合は、たっぷりと水をあげ、人工の夕立が必要ですね。


畑コースでは、聴講生と、菜園区画を持ちながら学ぶ本科生、そして単発参加という参加の仕方があります。

本科生の菜園区画の仕切りや通路は、緑肥作物が蒔いてあるため、
一見すると野菜よりも草が目立ち、草に飲み込まれているように見えてしまいます。

緑肥作物、クリムソンクローバーやエンバク、ライムギなどは、土を豊かにしてくれ、
周囲の草を抑え、たっぷりの有機物を提供してくれます。
たっぷりの有機物、つまり刈った緑肥作物を野菜の株元に敷くこと、草マルチすることで、草の抑えながら保湿し野菜の根の生育を助けてくれます。

この時期、野菜も生長しますが、草もとても生育します。
草を敵とせず、草マルチして、栽培に役立てることが梅雨の野良仕事の要です。


エゴマです。

エゴマオイルや、粒を擦ってエゴマ味噌にしたり暮らしの油が自給できます。


午前中は、エゴマの株元除草をしました。

耕した畑は、直蒔きしたエゴマが草負けしないように、しっかり育てるために、初期除草は欠かせません。


写真を取り忘れましたが、

夏至を過ぎて、ダイズの種まきの時期です。

丹波系黒豆をみんなで蒔きました。


前日の田んぼコースの続きで、大麦のムギ刈りをした後、


レトロな非電化脱穀機「足踏み脱穀機」でムギの脱穀を体験しました。


足踏みミシンのように、足で踏むことでドラムが回り、

ドラムについた歯がムギの穂から実を脱穀してくれます。

スクールでは、菜園だけでなく、豆やムギ、雑穀など穀類を取り入れた自給農園の作り方も学びます。


左がアマランサスの苗、
右がモチキビの苗です。

雑穀は、最初草に負けやすかったり、草と見間違えたりしてしまうので、
苗を育てておくと、栽培が簡単になります。


大麦を刈った後の跡地に、耕さずそのまま


雑穀を定植しました。

冬の作物であるムギの跡地では、豆や雑穀がとても向いています。

毎回収穫後、耕してリセットし、土作りしてから栽培するのではなく、後作のために前作に相性の良い作物を育て、リレー栽培していくことで、栽培そのものが土作りになるように作付すると、
持続可能な自給農園になっていきます。


持続可能で自給できる農園を体験学習することで、
野菜だけでなく、穀類も自然に育てることができるようになっていきます。

穀物を育てることができると、粉や加工品、そして発酵食品に発展し、暮らしが更に豊かになります。
便利だけでなく、食や生き方に豊かさが生じると、充実できる暮らしになります。

今日は、穂高養生園で、内部農の研修会の日です。
7月のワークショップ、『土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~種まきから種とりまで』(全4回)には、


夏・第2回・7月6(金)7(土)8(日)日@森の家
講義・夏野菜の栽培Q&Aと秋野菜の栽培について
実習・夏野菜の手入れ(春蒔き小麦の8月収穫)、草マルチ、ニンジンの種まき、ダイズの土寄せ、調理・間引き野菜サラダ作り 

単発でも参加できるので、よろしくお願いたします。


Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。

「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、7月4日(水)、
NHKカルチャーは、7月11日(水)です。

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