本日、。
台風4号は大丈夫でしたか?
恵みの雨も過ぎたれば、災害を招きますね。
うちの田畑も雨が多く、今日は田んぼに水を入れずにすみそうで、畑はどうなっているのかドキドキです。
シャロムヒュッテでの自然農の田植えの続きです。
自然農の田植えは大変丁寧なため、なかなか進みませんが、
コツコツと植えているとどんどん植えた稲が眼前に揃って顔を出すので、やりがいがあります。
苗代のあった田んぼの隅は、他よりも少し低くなりましたが、田植えができます。
冬草の中に、耕さず田植えをすると、畑に稲を移植しているような仕上がりです。
田んぼには、トノサマガエルが居ました。
トノサマガエルは、水田環境と密接に結びついているため、
宅地開発などにより水田環境そのものが失われ、生息地が減少しています。
それは、指に吸盤がないため、コンクリート護岸された水路では落ちたら這い上がれなくなるからです。
トノサマガエルなど大型の生き物がいる田畑は、貴重な生き物のスポットです。
田植えが終わり、水を入れる前に、刈って敷いた冬草が浮かないように、
みんなで稲の株間を踏んで回りました。
別のシャロムの田んぼです。
こちらは耕した田んぼなので、トロトロです。
うちの合鴨も連れてきたので、一緒に草取り、虫とりをしてもらおうと思います。
耕した田んぼは、土が柔らかく稲の根の生育が耕さない田んぼよりも早く生育できますが、
その分、草の発芽や生育も早く、田植えから稲刈りまで3~5回草取りに入る必要があります。
合鴨は、田んぼの草も虫も食べます。
最初水が澄んでいるうちは、オタマジャクシなど水の中の生き物を食べ、
水が濁ってくると、葉の上に出ているイネミズゾウムシを食べてくれるので、助かります。
イネミズゾウムシは、稲の葉を食べ、その後根に卵を産み、幼虫が根を食べてしまいます。
しかも雌のみで繁殖できるため爆発的に増え、稲の収量が減収してしまうので、被害が大きい虫害になります。
田んぼの中には絶滅を危惧される生き物がたくさんいます。
トキをはじめ田んぼには、田んぼのリズムに合わせて多くの生き物が生活し、生き続けてきました。
ところが、農薬、化学肥料、除草剤、水路のコンクリート化などで生き物が生きられない環境になりました。
写真の左は、タイコウチ(準絶滅危惧)
農薬、営農形態の変化で減少個体数が減少しつつあるが郊外の水田などではまだ見ることができる 。
泥の中に身を隠し、獲物を待ち伏せることが多い初夏に水辺の草上などに産卵します。
写真右は、コオイムシ(絶滅危惧IB類)
雄が卵を背負って保護するかつては水田などに多く見られたが、昭和30年代に大量の農薬散布が始まってから徐々に姿を消していった。水田環境に適応してきたため、農薬、農地整備の影響を受けやすく珍しくなった昆虫。
シャロムの田んぼはもちろん無農薬無化学肥料で、地域としても農薬の空中散布がないため生き物が集まってきます。
合鴨とみんなが触れ合うこと、田植えや草取りをすることで、
肌で、足で耕した田んぼと耕さない田んぼの違いを感じてもらいました。
合鴨もお腹いっぱい食べてお腹がプッくらしていました。
自然農塾は人との交流も魅力の一つです。
今回は、寺田本家の蔵人が立ち寄ってくれ、お酒を造る際に歌う唄を披露してくれました。
午後は、畑で各自の自然農菜園区画のお手入れです。
トマトの芽かきや誘引を伝え、
ナスやピーマンなどは一番果のちぎり方、その後の根を張るための処方を学びました。
各自の菜園では、伸びた草を刈って敷き、誘引や春野菜の収穫を楽しみました。
シャロムの畑でキュウリ支柱のネットの張り方も学びました。
キュウリは、ネットに張ることで、20%多く収穫できるそうです。
台風にも耐えられるようにしっかりネットを張っていきます。
ネット張りにはコツがあるので、みんなで協力しながら張りました。
シャロムでは、自然農をはじめ自然農法、有機農業、炭素循環農法など様々な農法を行っております。
さまざまな農法を見学し、体験し、各農法の特徴を学び、自分の好みや地元の風土に合わせて各地で自然な形で農が広がってくれるといいなーと思います。
来月は、2泊3日で、自然農法センターやうちの田畑の見学会もあります。
楽しみです。
Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。
「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、6月6日(水)、
NHKカルチャーは、6月13日(水)です。
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恵みの雨も過ぎたれば、災害を招きますね。
うちの田畑も雨が多く、今日は田んぼに水を入れずにすみそうで、畑はどうなっているのかドキドキです。
シャロムヒュッテでの自然農の田植えの続きです。
自然農の田植えは大変丁寧なため、なかなか進みませんが、
コツコツと植えているとどんどん植えた稲が眼前に揃って顔を出すので、やりがいがあります。
苗代のあった田んぼの隅は、他よりも少し低くなりましたが、田植えができます。
冬草の中に、耕さず田植えをすると、畑に稲を移植しているような仕上がりです。
田んぼには、トノサマガエルが居ました。
トノサマガエルは、水田環境と密接に結びついているため、
宅地開発などにより水田環境そのものが失われ、生息地が減少しています。
それは、指に吸盤がないため、コンクリート護岸された水路では落ちたら這い上がれなくなるからです。
トノサマガエルなど大型の生き物がいる田畑は、貴重な生き物のスポットです。
田植えが終わり、水を入れる前に、刈って敷いた冬草が浮かないように、
みんなで稲の株間を踏んで回りました。
別のシャロムの田んぼです。
こちらは耕した田んぼなので、トロトロです。
うちの合鴨も連れてきたので、一緒に草取り、虫とりをしてもらおうと思います。
耕した田んぼは、土が柔らかく稲の根の生育が耕さない田んぼよりも早く生育できますが、
その分、草の発芽や生育も早く、田植えから稲刈りまで3~5回草取りに入る必要があります。
合鴨は、田んぼの草も虫も食べます。
最初水が澄んでいるうちは、オタマジャクシなど水の中の生き物を食べ、
水が濁ってくると、葉の上に出ているイネミズゾウムシを食べてくれるので、助かります。
イネミズゾウムシは、稲の葉を食べ、その後根に卵を産み、幼虫が根を食べてしまいます。
しかも雌のみで繁殖できるため爆発的に増え、稲の収量が減収してしまうので、被害が大きい虫害になります。
田んぼの中には絶滅を危惧される生き物がたくさんいます。
トキをはじめ田んぼには、田んぼのリズムに合わせて多くの生き物が生活し、生き続けてきました。
ところが、農薬、化学肥料、除草剤、水路のコンクリート化などで生き物が生きられない環境になりました。
写真の左は、タイコウチ(準絶滅危惧)
農薬、営農形態の変化で減少個体数が減少しつつあるが郊外の水田などではまだ見ることができる 。
泥の中に身を隠し、獲物を待ち伏せることが多い初夏に水辺の草上などに産卵します。
写真右は、コオイムシ(絶滅危惧IB類)
雄が卵を背負って保護するかつては水田などに多く見られたが、昭和30年代に大量の農薬散布が始まってから徐々に姿を消していった。水田環境に適応してきたため、農薬、農地整備の影響を受けやすく珍しくなった昆虫。
シャロムの田んぼはもちろん無農薬無化学肥料で、地域としても農薬の空中散布がないため生き物が集まってきます。
合鴨とみんなが触れ合うこと、田植えや草取りをすることで、
肌で、足で耕した田んぼと耕さない田んぼの違いを感じてもらいました。
合鴨もお腹いっぱい食べてお腹がプッくらしていました。
自然農塾は人との交流も魅力の一つです。
今回は、寺田本家の蔵人が立ち寄ってくれ、お酒を造る際に歌う唄を披露してくれました。
午後は、畑で各自の自然農菜園区画のお手入れです。
トマトの芽かきや誘引を伝え、
ナスやピーマンなどは一番果のちぎり方、その後の根を張るための処方を学びました。
各自の菜園では、伸びた草を刈って敷き、誘引や春野菜の収穫を楽しみました。
シャロムの畑でキュウリ支柱のネットの張り方も学びました。
キュウリは、ネットに張ることで、20%多く収穫できるそうです。
台風にも耐えられるようにしっかりネットを張っていきます。
ネット張りにはコツがあるので、みんなで協力しながら張りました。
シャロムでは、自然農をはじめ自然農法、有機農業、炭素循環農法など様々な農法を行っております。
さまざまな農法を見学し、体験し、各農法の特徴を学び、自分の好みや地元の風土に合わせて各地で自然な形で農が広がってくれるといいなーと思います。
来月は、2泊3日で、自然農法センターやうちの田畑の見学会もあります。
楽しみです。
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「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
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NHKカルチャーは、6月13日(水)です。
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