2022年5月5日(木)
長崎市外海地区の出津集落は、山の斜面に土台が石積の家や畑がある潜伏キリシタン集落。外国人神父が私財を投じ建設した教会や授産・福祉施設が石積の上にある。
”道の駅夕陽が丘そとめ”からの出津集落の眺望。出津集落は、長崎市であるが市内中心部から約40kmある。石積み集落景観として国の重要文化的景観に選ばれ、また潜伏キリシタン関連遺産として世界遺産にも登録されている。
国道202号線の出津橋からの眺望。昔は国道も港もなく佐世保から船でいき、縄梯子で上陸したそうな。
出津集落は急な山の斜面にあり、段々畑で農作業。家屋の土台は石積み。
出津教会堂。1882年フランス人宣教師のド・ロ神父が建てた。麓に駐車して徒歩で登って来た。教会の土台も石積。
出津教会堂。見る角度によって雰囲気が違う。
ド・ロ神父の出身地であるフランスのヴォスロール村にあやかったヴォスロール通り。
ヴォスロール通りを下っていくと屋根の鬼瓦の部分が十字架になっている建物がある。
十字架の瓦があるは出津救助院。ド・ロ神父が建てた施設。ここで、日本初のフランスパン、マカロニ等を作る等いろいろ事業を行い、女性の自立を支援した。歌手の前川清のお母さんがこの地の出身であり、この地で洗礼を受け、生活に困った人等へ支援活動をされたとTVで見た。
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