読売新聞の書評で、ゆったりとした作品という
言葉につられて読んでみた。
十時半睡事件帖のシリーズの7巻目、最終巻らしい。
著者の絶筆でもあるらしい。
事件帖とあるが、この巻については、事件らしい
事件があるわけではない。
海洋ものに比べるとかに、ゆったりとした
作品だ。
丁度、三島近辺に旅行に行ってきて、
箱根八里の街道を知ったばかりのせいか、
小田原ー三島ー元箱根ー沼津といった地名や、
その街道が、身近に感じることができた。
話は、主人公の息子が病気とのことで、江戸から、
福岡に一時帰ることになった十時半睡が、道中、
わけありの武家の女性と一緒に旅をすることに
なるというものだ。
実際の事件帖も読んでみたいものだ。
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