ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

黄色い牙(志茂田景樹)

2022年06月19日 | 国内ミステリー

直木賞受賞作のお勧めで、絶版になったが、再刊された
本書を読んでみた。

志茂田景樹と言えば、何十年も前だが、その風体に
驚いたものだ。

その風体と、この作品のギャップに更に驚かされた。

まさに、硬派な真面目な作品、名作なのだ。

何しろ、またぎの世界、熊と人間の対決を描いた作品
なのだ。

きっかけは、志茂田景樹の父が、北海道で働いていたおり、
皆でヒグマを狩った記念写真が送られてきたそうだ。

おそらく、この作品を描くにあたって、相当、またぎの
世界を勉強したに違いないと思った。

人は、見た目で判断してはだめだという言葉を思い出した。

 


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