直木賞受賞作のお勧めで、絶版になったが、再刊された
本書を読んでみた。
志茂田景樹と言えば、何十年も前だが、その風体に
驚いたものだ。
その風体と、この作品のギャップに更に驚かされた。
まさに、硬派な真面目な作品、名作なのだ。
何しろ、またぎの世界、熊と人間の対決を描いた作品
なのだ。
きっかけは、志茂田景樹の父が、北海道で働いていたおり、
皆でヒグマを狩った記念写真が送られてきたそうだ。
おそらく、この作品を描くにあたって、相当、またぎの
世界を勉強したに違いないと思った。
人は、見た目で判断してはだめだという言葉を思い出した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます