平成を代表する超人気時代小説と言われる本作品の
第一巻を読んでみた。外伝を除くと、51巻まである
らしい。
映画やNHKドラマにもなって、見ている。
2019年の映画版は、あまり、人が入らなかったようだが、
TVで見て、結構、面白かった。主演は、松坂桃李だった。
その映画版とほぼ同じなのだが、若干、異なっていた。
NHKドラマの方の主演は、山本耕史だった。
何故、これほど、長編になったか、作者のコメントが
最後に載っていた。一つは、許嫁との別離。もう一つは、
老中との確執。とあった。また、「こんな人物が存在したら..」
という作者の気持ちが投影されたのだろうという。
おそらく、最後の気持ちが大きかったのだろう。作者も、
海外ものを書こうとしたが、売れず、時代劇でも書いたらと
書き始めたと聞いたことがある。
剣劇の部分は、意外と、特別な技があるわけではなく、
むしろ、あまり、殺気ももたず、受けに徹っする感じだ。
それにしても、今回の小説の中で、3回も、負傷するのだ。
一方で、相手の切り口を見て、こんな剣客は、見たことがない
とも言われる。そんなにすごかったら、負傷などしないのでは
ないかと思うが...
こんなに怪我ばかりしてたら、持たないようにも思うが..
ストーリーは、ほぼ、わかっていたが、やはり、面白かった。
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