本当に久しぶりにボブ・ラングレーの本を読んでみた。
山岳ものは、非常に面白く、すべて読んだ。そのあとも、
何作か、ミステリーを読んだが、これは、いわゆる
ローラーコースター・サスペンスというやつだ。
たぐいまれな美貌をもつ女性が主人公で、人気ニュースキャスター
への道を歩む。
一方、過激な極右組織が、合衆国政府を支配しようと、主人公を
利用して、メディアを操作しようとするのだ。
ローラー・コースターものとしては、非常に面白く読めた。
ボブ・ラングレーも、ニュースキャスターだったというから、
裏事情なども詳しい。
ただ、ちょっと、この極右組織が、陳腐とも言えるのが気になった。
しかし、最後のどんでん返しで、若干、取り返したかも知れない。
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