JEFFREY ARCHERの最近の作品(2019年)、NOTHING VENTURED
を読んだ。
とても、80歳近い作者のものとは思えない作品だった。
新しい主人公、WILIAM Warwickの物語だ。父は、悪いやつらを
弁護するしたたかな弁護士で、姉もあとをついでいる。
主人公は、悪い奴らを捕まえる刑事になるのが夢なのだ。
なぜか、西洋絵画の歴史を学んだのち、巡査になるが、試験も
トップで通るくらい優秀なのだ。
今回、絵画に詳しいところから、絵画盗難事件などを扱う部署に
配属される。
ややこしいのは、一件の事件だけでなく、複数の事件に関わる
ので、目が回ってしまう。
また、恋愛も絡んでくる。
ジェフリー・アーチャーは、絵画にも詳しいらしい。その知識が
随所に出てくる。また、法廷シーンも、二つの事件が、並行して
描かれるという忙しさだ。
最後は、中々、面白い終わり方をしている。
主人公は、今後、部署を移動して、次の作品に出ているらしい。
また、機会があれば、読んでみたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます