藤沢周平の直木賞受賞作と他4編からなる「暗殺の年輪」を読んだ。
驚いたことに、他4編のうちの3編は、直木賞候補にあがっていたのだ。
それだけに、どれも、濃密な作品だった。
どれも、後味は、少々、辛めで良いとは言えない。男と女の愛憎や、人間の嫉妬も描かれている。
自分としては、直木賞とは関係のない「ただ一撃」という短編が、一番、気に入った。
ちょっと、剣客商売の老剣客を思い出す剣客の物語だからだ。
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