ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

CEMETERY DANCE(D.PRESTON&L.CHILD)

2011年02月03日 | 海外ミステリー(洋書)

FBIの捜査官、PENDERGAST捜査官の不思議な魅力に取りつかれ、
珍しく、このシリーズを読み続けています。

また、彼をとりまく、登場人物も、非常に魅力がありますが、その中の
一人、NYタイムズの記者Smithbackが殺害されるというショッキング
なところから始まります。

しかも、殺人者は、すでに、埋葬も済んでいたというから、ゾンビのような
殺人者なのです。

そして、もっと、驚いたことに、パーティー会場に、突然、Smithbackが
復活して現れるのです。(準主役は、永遠に不滅か?)

このシリーズの愛読者としては、このくらいの荒唐無稽な話も決して
驚かないのです。なんとなく、自然に感じてしまうから不思議です。

また、久しぶりに読んで、あらためて、この作者の洞窟や地下の中の追跡
劇の上手さには舌をまくばかりです。

一方、やや、今回の敵役のキャラクターやストーリー展開には、少し、
もの足りなさを感じる部分がありました。

最後の10ページくらいの謎解きで、すべてが、わかるというのも、ミステリー
小説にはありがちですが、自分は、あまり好きではないので、残念な気がしました。

 

応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 洋書へ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミステリー英単語集(CEMETER... | トップ | アイヤー、ヨッ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外ミステリー(洋書)」カテゴリの最新記事