FBIの捜査官、PENDERGAST捜査官の不思議な魅力に取りつかれ、
珍しく、このシリーズを読み続けています。
また、彼をとりまく、登場人物も、非常に魅力がありますが、その中の
一人、NYタイムズの記者Smithbackが殺害されるというショッキング
なところから始まります。
しかも、殺人者は、すでに、埋葬も済んでいたというから、ゾンビのような
殺人者なのです。
そして、もっと、驚いたことに、パーティー会場に、突然、Smithbackが
復活して現れるのです。(準主役は、永遠に不滅か?)
このシリーズの愛読者としては、このくらいの荒唐無稽な話も決して
驚かないのです。なんとなく、自然に感じてしまうから不思議です。
また、久しぶりに読んで、あらためて、この作者の洞窟や地下の中の追跡
劇の上手さには舌をまくばかりです。
一方、やや、今回の敵役のキャラクターやストーリー展開には、少し、
もの足りなさを感じる部分がありました。
最後の10ページくらいの謎解きで、すべてが、わかるというのも、ミステリー
小説にはありがちですが、自分は、あまり好きではないので、残念な気がしました。
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