映画「碁盤 斬り」を見てきた。
時代劇であり、草薙ファンであり、かつ、
原作が、落語とあっては、見ないわけにいかない。
事前に、ユーチューブで、志ん朝の「柳田格之進」
を聞いておいた。
久しぶりに落語を聞いたのだが、志ん朝の人情噺は、
やはり、うまかった。
さて、映画だが、かなり、脚色され、登場人物も
変えられていた。しかし、上手に変えられていたので、
違和感もなく、また、すっきりまとめられていた。
時代劇に必要な、剣劇も、十分、楽しめた。さすが、
剣道初段の草薙である。身のこなしも速い。
囲碁の勝負も、この映画の見どころで、かなり、凝って
いたのだが、超初心者の私でも、楽しめたし、緊張感の
ある映像となっていた。
登場人物、キャストもすっかりはまっていた。それぞれが、
良い演技をしており、名前の知らない俳優も気になったくらいだ。
映像も、少し、古い感じが出ていて、監督の凝りようが
うかがい知れた。
お勧めである。
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