直木賞お勧めミステリートップ10から、本書を選んだ。
裏表紙に、緻密なストーリー展開と強烈なサスペンスで
独自のハードボイルド世界を確立し、日本の読書会を
瞠目させた直木賞受賞作。とある。
読んでみて、なるほどなという感じだ。
この作品は、著者の2作目だそうだが、1年半を要したという。
まず、その設定には、驚かされる。探偵が出てくるのだが、
その探偵が、いつのまにか、誘拐事件に巻き込まれていくのだ。
とても、現実離れしていると思われるストリーだが、それが、
そうでもなく感じる不思議な筆致なのだ。
少々、長くかんじながら、面白く読めたし、それなりに、
満足もできた。
あまり、ストーリーの内容については、触れないでおこう。
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