落語家が、落語家を論評した初の本!とうたっている。
伝説の名人から、大御所、中堅、若手など53人を論評している。
まえがきに、同業者が、「あんたの落語はつまらない!」
とは書けないが、うまくすりぬけたいとのことだ。
なかなか面白かった。それほど、けなしてはいない。
それにしても、落語家が多すぎて、ほとんど知らない
今の時点では、頭が混乱してしまう。
ただ、浅草演芸ホールの12月の中席に、見に行きたい
と考えているが、出演者を見てみると、何人もこの本に
通信簿をつけられている落語家が出るので、楽しみである。
この本でほめている人で、中席に出る注目株は下記の通りです。
目次の一言も書いておく。
三遊亭歌之介:円丈も負ける、その実力。
柳家三三:古典のエリートは、高座前に跳ぶ!
林家しん平:円丈も認める天才!
林家彦いち:他人をネタにする人間観察落語
三遊亭白鳥:弟子、白鳥に学んだ、うけるコツ
林家三平:二代目の実力は?
林家正蔵:なぜ、CDを出さないの?
柳家さん喬:もてるために落語をやっている疑惑
三遊亭亭円丈:心の貴族は、落語が嫌い。(本人だが..)
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