ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

ファントム・ピークス(北林一光)

2011年10月23日 | 国内ミステリー

おもしろいと勧められて、一気に読んでみた。

映画宣伝会社のプロデューサーから執筆活動に入ったが、
2006年に他界した北林一光の作品だ。

宮部みゆき氏絶賛の帯が目立つ。

確かに、日本の推理小説としては珍しい作品かも知れない。

動物ものとして自分が読んだ中で思いつくのは、モルグ街の
殺人事件くらいだろうか。

山岳ものとしては、数多くありそうだが、中々、上手に書かれて
いるようで、クライマックスに向けて、わくわくどきどきする。

しかし、最後のところが、少々、弱いような気がしてならない。

アマゾンでも、賛否両論があるのは、そんなところではないか。

ただ、映画関係に従事していただけに、映像的な作品と言える。

映画化したら、きっと、衝撃的な作品として面白いのかも知れない。

 

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