めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

年越しを考える

2022-12-31 | Weblog

簡素化しようと思っても

なかなか希望通りには進まないのが年中行事。

私一人だったら何の躊躇いもなく省くのになあ。

 

日本の伝統的な行事は「男尊女卑」的な考え方が根底にあるから、女性はどうしても忙しくなってしまうのかな。

 

え?

ウチだけ?

 

まあ、この対策はゆっくり考えるとして、自分の為に確保した黒豆の煮汁は独り占めしたいと思います。

アンチエイジングに役立つ黒豆の煮汁なんて、煎じ薬みたいなものですからね。

「色気より食い気」

な私ですから、美容関係ではアンチエイジングは必要ではないですが、傷の治りとか、運動能力等で経年劣化を感じる事が増えました。

 

経年劣化って!(笑)

 

特に皮膚の傷跡が、もう、遅いのなんのって、いや、もう治る気しない…

これからは傷を作らないように気をつけよう。

 

 

今年はお休みも多く、また内容も中医学に関係無い事も多かったように思いますが、訪問して読んでくださりありがとうございました。

来年もこんな感じでゆるく続けていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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とりあえず、お茶でも

2022-12-27 | Weblog

さて。

クリスマスにチキンも焼かず買わず食べずで過ごした我が家。(イブは豚汁で翌日は焼きサバ!)

スーパーの商品陳列からひしひしとお節料理の圧を感じますが、クリスマス同様簡素化の方向で突き進むつもりです。

大掃除?

どこか一箇所に的を絞ってやろうかな。

 

年越し蕎麦は食べますよ。

それが大晦日の夕食ですから。

豪華な夕食を食べて、ビール追加で、こたつでゴロゴロと横になりながらテレビをみて、夜中にお参りに行き、帰宅後に蕎麦を食べて寝る。

と言うのが大黒柱さんの考える年越しだそうですが…

それを実行するには、私が夕方から寝るまで座る暇もないほど動き回る必要があるわけで。

そもそも、夕方までも買い物や掃除、片付け、準備に忙しいわけですから、、、

 

 

冗談も休み休みでお願いします。

 

 

と言いたくなります。

 

私の意見は「こちらは色々と忙しいのだから、ゴロゴロだらだらして大して動いても無い上ににいつも以上にお酒を飲む人は、夕食くらい軽くお蕎麦で済ませてくれてもいいのでは?」

ですね。

夕食の簡素化くらいは協力してほしい。

 

簡素化するとは言え、お節料理が少ないなら代わりに食べる物を用意する必要もあるので、簡素化し過ぎるのも新たな問題が。

お節料理も休暇中の「常備菜」と割り切り、普段の常備菜も取り入れつつなんとか乗り切ろうと思います。

 

と言うわけで、買い物や献立の計画を立てる前に久しぶりにお茶でも。

何年振りかのプーアール茶を淹れてみました。

お仕事で訪れた中国のある都市で、観光客として訪れた雲南料理のお店で購入したお茶です。

ヨッシーに連れられて行った問屋さんで購入した、良いお茶ばかり飲んでいた私には物足りなさを感じるお茶ですが、普通のお茶を知るよい機会になりました。

 

飴玉みたいに一回分ずつ固められたタイプ。

手軽にプーアール茶を体験するにはとても便利かもしれません。

味も決して悪くないので、ティーバックの紅茶と同じかな。

 

たぶん、こんなにノンビリしている場合ではないのでしょうけど。

理想通りに予定をこなす事を目標にせず、その都度現状を受け入れていく生活でもいいかな。

と思えてくるのが不思議です。

今度から、余裕がない時こそ時間をかけてお茶を淹れようかな〜♪

 

 

 

 

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百合根療養

2022-12-24 | 薬膳&食療(野菜)

この時期にお目にかかれる貴重な食材。

芋好きな人は多分好みな百合根は、生薬としても使われます。

陰を補い、心を落ち着かせる効果があるので婦人科でもチラホラ処方されていました。

 

心がザワザワして眠りにつけない。

 

そんな時にピッタリです。

心穏やかに過ごしたいのに、今年は叶わないことが多かったなあ…な私にはありがたい食材なので、今年は一人でコソコソと食べています。

もう、煎じ薬を飲んでいるような気分で、毎日2〜3枚ずつ剥がして朝のお粥に入れて食べています。

一週間ほどで食べ終える予定。

 

煎じ薬を処方されると、1パックを3回煎じます。一番出汁から三番出汁までとる感じ。

そして、3回煎じた液を合わせて濃さを均等にしてから三等分して、朝夜と翌朝に飲みます。

だいたい一回の診察で5パック処方してもらえます。

病状が急な場合は3パック。

再診で、かつ通院が困難、かつ病状が比較的安定している場合は7パック出してもらえる事もあります。

 

そう、体調は常に変化していて、しかも漢方薬でも飲めば体に何かしらの変化があります。

その為に飲んでいるのですから。

だから同じ薬をずっとずっと飲み続けるなんて、「え?大丈夫?」となるわけです。

 

漢方薬は副作用がないから大丈夫。

 

たまに耳にするこのコトバ。

いえいえ、そりゃあ西洋役の副作用に比べたら力は小さいでしょうけど、無いわけでは無いですよ。

食材だって同じです。

体に良いからと言って、同じ物を摂取し続けると、バランスを崩してしまいます。

 

コレだけ!

 

で済むものがあればラクでいいですけどね。

人間はココロもカラダも複雑ですから。

単純にはいかなさそうです。

 

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日向ぼっこ最高

2022-12-19 | 健康・養生

ポカポカ陽気。

窓を開けてもまだ熱い。

お日様に当たっている所は、ですけどね。

 

腰の辺りが最高です。

膝から下も良い感じ。

 

膝から下は普段から冷えていると実感できるのですが、腰はね、気付きません。

慣れてしまっているのでしょうね。

いやー

もう、本当に、心地良い。

永久凍土がじわじわと解凍されて温まっていく感じ。

 

どれだけ冷えていたの!

 

ああ、もう、本当に最高です。

 

日向ぼっこをしたら、普段は慣れっこになってしまっている「冷えポイント」がわかるかもしれませんよ。

ぜひやってみてください。

 

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白は好き

2022-12-15 | Weblog

こんな寒いのにベランダで健気に花を咲かせている我が家のバジル。

種を蒔く時期が遅めで肥料も少ない為か?成長がのんびりでした。

 

あ、花が咲いている。

いいな。

 

花にそれほど惹かれない私ですが、白色の花は「いいな。」と思うことが多いです。

だからと言ってわざわざ育てようとまでは思わないけど。

今の私にとってはベランダのバジルはとても嬉しい。

この小さな可憐な花が、ちょうどいい。

 

あ、気持ちが沈み気味なのかな…

 

花は気持ちを盛り上げてくれますからね。

それが必要な時は、沈んでいるのかもしれません。

実際に、なんだか救われるような、慰めてくれているように感じますから。

思わず「咲いてくれてありがとう。」と言いたくなりましたよ。

 

ありがとう。

 

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山楂

2022-12-14 | 中国的

ちょっと中国へ行ってきました。

 

最近、時々行くんです。

 

ちょっと裏路地的な雰囲気の道を歩き、ガララっと引き戸を開けたら行けるんです。

 

チィイナワールドへ。

 

 

暗くなり始めの時間に行くことが多く、この寒さ。

 

ちょうど留学し始めの頃、授業が終わってから街を探検しつつ買い物をしていた時と同じ空気を感じます。

 

 

いや、本当に中国なのかもしれない。

 

 

おそらく夫婦であろうと思われる店員さん2人と、こじんまりとしたお店の規模も、リアル過ぎます。

だから私も中国語で、中国を満喫しています。

 

2週間ほど前に姫リンゴを見かけて、「え、これサンザシ?」と聞いたら、「違うよ。山楂はもうちょっとで入るよ。」と答えてくれたので、生のサンザシに会えるのかー⁉️と楽しみにしていました。

そしてご対面。

 

 

うわあ!

「これ、買っていいの?」

 

「どうぞどうぞ。」

 

 

 

ニヤニヤが止まらない顔で、サンザシを手にして帰ってきました。

 

 

ああ、、、、、、

懐かしい〜!!!!!

 

と感動したのは、帰り際にかけられた「慢走」と言うコトバ。

そうそう、これこれ!

 

あの引き戸の向こう側は中国に違いない。

 

 

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正しい日光浴法

2022-12-09 | 健康・養生

背中で受ける。

これが養生における正しい日光浴法です。

人間の体の陰陽を前後で考えると、前が陰で後が陽です。

だから陽を補うには背中で太陽のエネルギー(陽)を受けるのがいいのです。

 

前脚をだらんとさせて、マッサージを受けている人みたいですね。

 

しばらく陽に当たっていると、じわじわと陽のエネルギーが浸透して芯まで温まっていくように感じます。

湯船に浸かっているかのような、ゆっくりと優しい温まり方。

ああー。

幸せ。

冬の太陽は貴重です。

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かぼすの蜂蜜漬け

2022-12-08 | 薬膳&食療(果物)

使う機会がなく、、、ではなく、余裕がなく冷蔵庫の野菜室に保存したままだったカボス。

緑色だった皮が黄色くなっていました。

もっと温度が低い部屋だとどうだったのでしょうね?

機会があれば実験してみたいな。

 

で、そのカボス。

そうだ、ハチミツに漬ければ使いたいだけ使えるじゃない!

と言うわけでハチミツに漬けました。

 

お湯で割って飲む。

お酒で割って飲む。

お醤油やお酢を加えてポン酢に。

更にオイルを加えてドレッシングに。

お肉やお魚の味付けにも使えます。

 

もう万能すぎて、あっという間に無くなるかも。

 

お砂糖漬けでも保存食になりますけど、ハチミツの方がプチ贅沢で、なんだか「とっておき」な感じでいいなあと。

香りで気が巡り、食欲増進や消化促進効果が期待できて。

ハチミツで潤い、喉や肌や大腸を潤す。

 

冷蔵庫にひと瓶入っていると、嬉しい存在。

香り漬けに使うこそげ取った外皮は、冷凍庫に保存して香り付け専門に使うつもり。

一枚だけハチミツ漬けの瓶に入れて、香りを追加しておきました。

この作業をやっている時の部屋が香りで満たされて、とーっても幸せでしたよ。

使うのも楽しみ♪

 

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クコの実とクコの葉のお粥

2022-12-06 | 健康・養生

朝のお粥。

一年中朝はお粥。

おかずも食べますけど、主食はお粥。

 

寒くなっていると一段と美味しく感じるかと言うと、そうでもなく。

幸せ度が増します。

体が内側からポカポカと温まり。

乾いた体がじわりじわりと潤されていく。

寒くて乾燥する季節はそんな感じです。

 

今朝はクコの葉っぱと実をトッピングしました。

どちらも去年収穫して乾燥させて冷蔵庫で保管しているモノ。

クコは陰を補う食材なので、陰の季節が補いどき。

特に今年に入ってから視力の低下を実感している私にとっては貴重な貴重な食材です。

なるべく効果を最大限に発揮したいので、お粥にのせて食べています。

 

お粥は胃腸を労わり体への負担が少ない為、消化吸収しやすい食べ物です。

それに乗っかって一緒に連れて行ってもらおうかと言う魂胆。

 

美味しい幸せ。

そして、美味しく食べれるのは、体がある程度は健康だという証。

 

そうです。

たまの不摂生も、ある程度健康でないと楽しめませんから☆

私が必要なのは長生きをする為の健康では無く、今を楽しむための健康なのです。

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そうだ、香菜を食べよう!

2022-12-05 | 薬膳&食療(野菜)

要不要「香菜」?

中国でも聞かれると言うことは、現地の人でも苦手な人が一定数はいるのでしょう。

実際にヨッシーの妹は苦手だそうで。

 

そう言えば、飛行機でも「氷要る?」と聞かれるから、この辺は各自の好みを尊重してくれてありがたいなと感心します。

 

日本では生の刻みネギなんて「当たり前」として乗っかっているし、氷も「当然です!」な顔で入っていますからね。

予想せず注文した側にとっては、「ああ、汚染されている…」と言えなくも無い状況。

 

 

始めは「カメムシ」の匂いにしか思えなくて、とても苦手で市場で前を通り過ぎるだけでも息を止めていたくらいの香菜ですが、気付けば大好きになっていました。

「香菜?いっぱいちょうだい!」

と言うくらいに。

 

香菜もハーブですから、気の巡りを良くしてくれます。

だから食欲増進や消化促進効果があります。

ええ、ええ、食欲は増進します。

ただ、苦手な場合は良い効果は得られませんので無理する必要はナシ。

香菜は特に「透」に長けており、生薬としても使われる様です。中薬学の教科書によると、発疹が出るべき疾患なのに出ない時に使うそうな。

 

だからか?ヨッシーは、「香菜を食べ過ぎるとニキビができるって迷信があるよ。」とおしえてくれました。

 

 

何年ぶりかの香菜は、産直野菜で新鮮で力強いものだった事もあり、とーっても香り良くシャキシャキで大満足でした。

デキモノが出なかったのは、食べる量が足りないのか?出すモノ(毒)が無いのか?

いずれにせよ、まだまだ食べても良さそうです。

 

もう1束くらい食べちゃおうーっと♪

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