めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

新年快楽!

2009-01-26 | 中国的
今日は旧暦のお正月、いわゆる“春節”です。

中国では昨夜年越しの爆竹や花火が鳴り響いたのでしょうね。

日本が恋しくなり長期休みには帰国していた留学時代ですが、春節を一度くらいは中国で過ごしてみようと思い、一度だけ本場の春節を経験したことがあります。

春節のだいぶ前から人々の話題は春節ばかり。街で爆竹や花火があちこちで売られていたり赤や金のハデハデな飾りが売られていたりする様子は日本の厳かな雰囲気とは全く逆で、こちらまでなんだか楽しくなってきます。

その為でしょうか?わたしまで飾りつけの絵を買ってしまいました。

真っ赤なお魚が描かれていて金やラメでピカピカに光っているその絵は、写真を撮ろうとしても光が反射して上手く撮れません。

なんだかすごいパワー!!


日本は神頼みのような気がしますが、中国では福を自ら招きいれようとするかのようなパワーを感じます。

久しぶりにそのパワーを感じに中華街へ行きたくなりました。

なんだかやる気が出ない…なんて嘆いている方は是非中華街へ!
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骨付きだから

2009-01-22 | Weblog
先日は羊肉について少し書きましたが、今日は鶏肉を。

鶏肉もこの冬既に何度か紹介しています。鶏肉にも羊肉ほどではないですが、体を温める作用があります。

骨付きをじっくりことこと煮込んだスープは滋味深い味わいがあり、体を潤す成分もいっぱい!お鍋もいいですね。


今日は朝から冷凍庫の中をごそごそして見つけた鶏肉を解凍しようかどうか迷っています。

これは我が家がいつもお世話になっているパルシステムのクリスマス特別企画で発見して注文した米沢郷鶏骨付きモモ肉    パルシステムはこちら

クリスマスに大黒柱様のリクエストでローストチキンを作った残りです。
塩を少しすりこみ、フレッシュハーブ(ローズマリー、タイム)、叩いてつぶしたニンニクを皮の下に入れて半日寝かせてからオーブンで焼いたのですが、お肉そのものが美味しいのでお醤油を使わずに塩だけにして正解!

次の日は残った骨とたっぷりの野菜でスープを作りました。旨みがたっぷりで体にすっと染み渡っていくようなやさしい美味しさのスープで大黒柱様も大満足♪

お肉が美味しいという事は骨も美味しいのですね。残りの1本は煮込み料理にしようと思っていたので、今日はトマトジュースを使って煮込もうかと思っています。

暖房器具に例えると、葱や生姜、唐辛子、羊肉は石油(ガス)ファンヒーターや石油(ガス)のストーブ。鶏肉は温水式床暖房と言うのが私のイメージ。

じーんわりと長く継続するポカポカは体にも負担がなく嬉しいポカポカです。

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大寒

2009-01-20 | 二十四節気
昨日は春を思わせる暖かさでしたが、今日はまた寒さが戻ってさむ~い朝となりました。

今日からは冬の最後の節気である“大寒”となります。

ううーっ まだ寒くなるの?

いえいえ、気温だけで比較すると気温が低いのは小寒のようです。冬至の日から9×3=27日間がもっとも寒いのですからね。

ではなぜ大寒?

それは、氷が一番ぶ厚くかたくなり、大地も一番深く凍りつくそうです。昔は小寒や大寒の時期の氷を夏の保冷用に保存しておいたようです。

この時期朝は一年で一番遅く起きるべきだと記載があります。とは言え通勤通学時間はいつも通り。前の晩にできる事は全部済ませておいて、その分少しだけでも遅く起きてくるといいですね。



オススメの薬膳メニューは、羊肉のお粥、羊腎とクコのお粥、羊肝と人参のお粥、黒木耳と豆腐炒め、羊肉生姜と当帰のスープ、鶏肉とクコの蒸しもの、豆腐とエビ・羊肉のスープ、豚のスペアリブのスープ、羊肉のシャブシャブ等があります。

羊肉オンパレード!

羊肉は体を温める作用が強いのです。中国でも羊肉のシャブシャブは北部の冬の名物です。日本でも北海道では羊をよく食べますね。

冷え性で夏の暑さが苦手でない人、冷たい食べ物や飲み物を好まない人はこの時期羊肉を食べるといいですよ!(冷え性はいろんな原因があるので羊がふさわしくない人もいる)

中国で羊のシャブシャブをする際には鍋に生姜ひとかけらとナツメが1~2個入っています。あとはお店により様々だけどこの2つは必ずと言っていいほど。

日本でも比較的手に入れやすいし用途も色々あるので常備しておくのもいいですね。



こんな事を書いていると懐かしくなり中国まで食べに行きたくなってきました。

お皿にてんこ盛りの香菜と幅の広い葛きり(の様なもの)と沢山の葉野菜が本当に美味しく食べれるので私も大好きなのです。

日本でも食べれるお店はあるようだし家でも出来ないことはないけどあまり食べたいと思わないのは寒さが足りないせいかもしれません。

羊は体を温める作用が強いので私の様な体質だと控え目にするべきなので、、かどうかは知らないけど日本ではあまり食べたいと思いません。むしろ苦手。

留学時代は、冬はマイナス10度以下にもなる土地で過ごしたせいか?寒い冬には食べたくなってしゃぶしゃぶを食べに行ったり骨付き肉でスープを作ったりしていました。

不思議ですね~



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生モノ

2009-01-15 | Weblog
お刺身大好きな大黒柱様

「今日何が食べたい?」と聞くと「肉!」か「お刺身!」と答える事が多いです。

私は普段あまり生モノは食べないのですが、たまにお鮨で食べると「ああ~美味しい!日本人でよかった~」と思います。

2人ともホタテの貝柱が好きなので以前から気になっていたパルシステムの宅配の ふーどのほたて

“the ふーど”はパルシステムのトップブランド食の安全だけでなく継ぎの世代につなげる生産の為に生産地域や組合員といっしょに環境保全にも取り組んだ商品です。 →パルシステムはこちら

食べてみよう!と決めてから注文用紙で見かけなくなってしまったのですが、年末に発見したのでようやく食べることが出来ました。



4~6個で240gって1個がどれだけ大きいのと思っていたのですが…
届いた現物を見てかなり驚きました。魚の切り身みたい!

いつものように付け合せに大根の浅漬けを作り、貝柱を食べやすい大きさに切っていっしょに盛り付けて夕食のメインに。

一切れ食べて二人ともその美味しさにしばし酔いしれてから「美味しい!」「濃厚!」と口にして二切れ目へと箸をのばします。

一切れ一切れじっくり味わって食べたい美味しさに、大満足でした。


そして付け合せの大根がいい組み合わせで、いつも以上に大根が美味しくてポリポリと進みます。

消化促進効果があるから積極的に添えている大根ですが、もしその効果がなくても絶対組み合わせて食べたいと思えるほど。

そういえば昔お気に入りだったお店で行くと必ず注文していたホタテと大根のサラダ”と同じ組み合わせ。

久しぶりにこのサラダも作ってみたくなりました。

ホタテの貝柱(加熱もしくは缶詰)と塩もみにした大根にレモン汁を加えて合えるだけ。お店ではマヨネーズも加えてありましたが、なくてもホタテの旨みがじゅうぶん味わえてさっぱりと美味しいので私はマヨネーズ無しで作っています。


このふーどのほたては貝柱4つで1000円程度と納得のお値段!美味しいのであっという間に食べてしまったのでサラダに使う事はできませんでしたが、次はサラダの分もあらかじめ取り分けておこうと思います。

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ゆっくり寝ていたい…

2009-01-08 | Weblog
最近朝起きるのがとても辛く感じます。

ここ数年そう感じた事はなかったのですが…

とは言え今は冬の中でも冷え込む時期。小寒でこんなに辛いということは、もっとも冷える大寒になるとどうなる事やら。



“冬は遅起き”するのが自然の流れに沿った生活リズム。日の昇らない寒い朝に活動すると体内の陽気を損傷しやすいのです。

冷えやすい人は特に注意が必要!



私も最近は朝はギリギリまで布団の中にいて、「あと1分だけ!」と15分間たたかっています。

姫も朝ごはんを5時半に食べた後はさっさと大黒柱様の布団の中へ。皆が起きる6時15分に布団から出てきて、今度はコタツの中で誰にも邪魔されずに安眠です。

そして次に起きてくるのは昼前。日に当たりながら撫でてもらうのがお気に入り




姫ほどでなくても、明るくなる7時くらいまでは寝ていたいなあ…
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ご馳走続きの後は…

2009-01-05 | 薬膳&食療(その他)
去年は年末年始を一人で静かに過ごしたのですが、今年は主に大黒柱様の実家で賑やかに過ごしました。とてもとてもとーっても長く感じた一週間でした。

風邪をひいていたのでお野菜中心のアッサリした食事を摂りゆっくりごろごろしていたいのにそれができず、1か月分の動物性蛋白質を1週間で摂取したのでは?と思えるほど食べてきました。

ある日のお昼ご飯…ご飯、茶碗蒸し(鶏肉が大きな塊でごろごろ、かまぼこ、百合根と銀杏少々)、カレイの一夜干、数の子、以上。

こんな調子の毎日だったので、昨日帰宅してつくった晩御飯は、お土産にいただいた地野菜のキャベツを丸ごと一つ豪快に十字に切って4等分して煮込んだ砂肝入りスープと、大鉢いっぱいのほうれん草と舞茸のおひたしです。

砂肝はご馳走続きで疲れた胃をいたわる為に?胃には胃を”と言う考えから。消化に良くする為圧力鍋でやわらかくなるまで煮込みました。

長期間家を空けた上に買い物へ行っていなかった為冷蔵庫の中はガラーンとしていたので目に留まったサンザシもいっしょに圧力鍋の中へポーン!

ご馳走続きの後にふさわしいスープの出来上がりです。(七草粥なんて待ってられません!)


サンザシは消化薬の一つで、特に肉類の消化が専門分野。ちょっと酸味のある果実で中国では飴がけにしておやつとしても食べられています。

胃酸の分泌を促進するので胃酸過多による胃痛、潰瘍がある方にはオススメできませんが、それ以外の方には比較的気軽に使ってもらえる食材だとおもいます。

ただ、日本では手に入りにくいのですが…




薬膳料理には過敏に反応する大黒柱様なので、少量だけ使って煮込んだ後は取り出そうと思っていたのにすっかり忘れていて、食べている最中に「これ何?」と聞かれてしまいかなり焦りました。

「ああ、サンザシ!」と涼しい顔で言っておきましたが。


次回からは気をつけないと


コメント (2)
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