めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

汗をよくかいた日のスープ

2024-07-12 | 薬膳&食療(その他)

自転車で移動する度に汗。

リュックを背負っているので背中側は一面ビッショリです。

去年までもこれほど汗をかいていたっけ?

それくらいの汗なので、七月に入ってから2回もリュックを洗いましたよ。

 

その為か?テンションが低いせいか?

最近やたらと疲れます。

危険危険。

汗をかくと、汗と共に気も流れ出ます。

汗と気はセットなので。

水は自分では動けないので、気の動力が必要なのです。

そして、汗は気の固摂作用によって、漏れ出ないようになっています。

相反する作用だけどどちらも気の力が関わっていますね。

 

だから、汗をかくと気を消耗し、気が少なくなると汗をかきやすくなる。

(汗をかきやすくなるのは気が少ないからダケではありません。)

気が少ないことが原因の「汗をかきやすい」は、普通の感覚ではたいした強度には思えなくても、ダラダラと汗をかき、その後ドッと疲れる。そんな感じです。

 

だから気が有り余るくらいの人は、サウナ等で汗をかいて余分な気を消耗してスッキリ爽快!

となるでしょうが、そうでない人はグッタリ疲れてしまうかもしれません。

 

韓国では汗をよくかく夏に参鶏湯を食べて気を補うと効いたことがあります。

鶏肉は気を補う食材ですから、朝鮮人参が入ってなくてもじゅうぶん。

鶏のスープで気を補えます。

参鶏湯とはかけ離れますが、鶏とトマトのスープも美味しいですよ。

トマトは仕上げに加えて半分火を通す感じで。

汗で失った水分も補えます。

 

夏に最高の組み合わせです♪

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潤いスペシャル

2024-06-26 | 薬膳&食療(その他)

ごぼうを持て余していまして。

さて、どうするか。

キンピラも煮物も定番すぎるしなあ。

 

と言うわけで、以前どこかで口にして「こう言うのもイイま。」と思ったごぼうサラダを意識した胡麻和えにしてみました。

何十年ぶりかにしたササガキ…

 

厚さや長さが見事にバラバラ。

 

 

そして、マヨネーズを使うかどうか、最後の最後まで悩みながら作った和え衣。

 

 

白か黒かで迷って黒に決定。

 

 

黒ゴマ、ヨーグルト、ハチミツ。

腸を潤すには白の方が良いのかもしれないけど、黒でもじゅうぶん。

腸を潤すセットです。

 

お酢を少し足して、味付けはミソで。

味付けはお好みで。ごま油を足しても風味と潤い効果が増します。

 

最後の最後に無難にマヨネーズを足そうかと思いましたが、味見をして却下しました。

じゅうぶん美味しい。

ハチミツを多めに入れたので、私の料理っぽくない、外食でよく口にしそうな味付けになりました。

たまにはイイかも。

 

(見た目は「え?」って感じですけど…)

 

 

押し出す力があっても、潤いがなければスムーズに進めませんから。

潤いは大事です。

腸の潤いはお肌の潤いと裏表ですからね。

腸が潤えばお肌も潤う。

 

美味しく快適に美しく。

最高です♪

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気秘

2024-06-07 | 薬膳&食療(その他)

いくら食物繊維を摂っても、出ない人は出ない。

出ないどころか、お腹が張ってますます気分が悪くなってしまう。

そんな人は潤いが足りないか?流れが悪いか?動力が足りないか?そんな感じの別の理由があります。

 

ええ、便秘には理由は色々ありまして。

先日アドバイスさせていただいた方は、幾つかの質問の結果「流れが悪い」タイプでした。

薬を止めるとすぐ滞るので、一生薬が欠かせないかもしれない…

そんな不安とは縁を切りたい。

 

そうですよね。

定期的に運動はされていたので、それ以外のアドバイスを幾つかさせてもらいました。

 

こんな時は「旬のものを食べましょう。」はあくまでも大原則で、大根ポリポリを強くお勧めしました。

できれば発酵食品の塩麹で。

そして、食感をある程度楽しめる切り方で。

 

ポリポリポリポリ…

と噛み続ける事で、消化管が奥へ向かってリレー方式で動き出します。

 

大根はお腹の気の巡りを良くするので、お腹が張りやすい人にはとてもオススメな食材ですが、「気」自体が少ない人は避けた方がいい食材です。

そして、朝鮮人参は大根を怖れているので、服薬中の方は要注意です。

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雨の日に温まるスープ

2024-05-02 | 薬膳&食療(その他)

ちょっと暑いかな?という日の水辺は心地よい。

けど、肌寒い日の雨は辛い…

昨日は雨の中での移動時間が長くて、かつ手続きに時間がかかって待ち時間が長かったり、待ち人来らずで2時間も待ったり(1時間早めに到着の私+1時間遅刻の相手)で。

寒気がした上に、最後の帰路もしっかり雨。

 

これは久々に危険かも…

 

と思いましたが、朝からご飯を炊いたり(炊飯器無しの鍋炊飯器なので。)、おかずの煮物を仕込んで保温調理していたおかげで帰宅後は焦る事なく自分のケアができました。

それに、運良くスープは前日に作った骨付き鶏肉のスープが冷蔵庫に待機してくれていたのです。

ああ、この偶然と自分の準備に感謝。

(寝坊したので朝はすごく忙しかったけど。)

 

スープで温まって復活したら欲張ってプラスαのひと仕事をしたので、お布団の中にセットした湯たんぽの恩恵は受けれませんでしたけど。

体調を崩さずに翌朝を迎えられて良かったです。(やっぱり鶏肉の優しく温める効果はスゴイ!)

 

 

数日前に半日かかって磨き上げた自転車がドロドロですけど。

 

 

これはまた時間を作ってきれいにしてあげましょう。

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春のうちに

2024-04-23 | 薬膳&食療(その他)

先日催されたプチ薬膳講座。

お味噌の話が出たので、夏になる前に春の繊細な香り高いニラを是非!とニラ味噌をオススメしたのですが…

その話をしながら、そう言えばもう一週間以上食べていないことに気付きまして。

 

夏になる前にあとひと束食べておくか!

 

と思うも汗ばむ陽気。

どうしようかな〜と思っていたら、昨日肌寒かったので買って帰りました。

茹で鶏の茹で汁で作ったスープに、茹でた鶏肉は別皿に盛り付けニラ味噌を添えて。

スープのストックがなかったら、茹でた物と茹で汁は同じ食卓に上ります。

 

大黒柱さんは確実に気づかないので、私さえ気にならなけば問題なし。

私は、変えると技アリで面白いし、変えなくても美味しければそれでヨシ。

 

ポジティブ思考、大事です。

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ビタミン補給

2024-01-19 | 薬膳&食療(その他)

油と摂取した方が吸収が良くなるビタミンがあるので、青菜は炒めて食べると良いですよ。

 

と、家庭科の時間に習ったけど。

当時青菜炒めが好きでなかった私は「そうは言っても…」と思っていました。

そんなわけで、一人暮らしを始めてもなかなか作らなかった青菜炒め。

 

でも、青菜炒めの本場とも言えそうな中国へ行ってからは、ガラッと考え方が変わりました。

と言っても、お店で食べる青菜炒めはふた口程でもうじゅうぶん。

美味しいですけどね。ふた口程は。油がかなり多いのでそれ以上は進みません。

中華圏の人は毎回こんなのをたくさん食べているのか?と不安になっていた私を救ってくれたのがヨッシーがたまに作る炒め物でした。

程よい油の量で、シャキッと炒めてあって、香りも味もとても良い。

 

特にお料理が好きとか得意ではない様ですが…

でも彼女は食いしん坊。

自分で美味しいものを食べる為の努力は惜しまないのかな。

 

それまでは何種類か一度に炒めて作るミックス野菜炒めを作る事が多かった私は、一種類ごとに炒めるのがとても新鮮に感じました。

そして、その方が美味しいと思ったので、それ以来私も一種類ずつ炒めています。

 

炒めた方がお弁当にも安心して入れれますしね。

 

 

我が家の雑食の猫は、野菜を洗って置いている時も、茹でて冷ましている時も、炒めて冷ましている時も、味をつけて仕上げた時も、いつでも隙をみて咥えて持っていってしまいます。

その他にもシリコン製品、ラップやトレイ、匂いのついたお箸、生米、ご飯などの穀物系等様々な物をサッと咥えて持っていき隠れて食べるので、常に目を離せません。

一人の時はトイレや宅配便、電話等の時にとても苦労します。

姿が見えないと「何か獲物を得たのか?」と不安になり、ベッドの下や物陰まで探しに行きます。

実際に知らぬ間に持って行かれて、奪い返したことも何度かあります。

(その時にもう1匹の猫が援護で威嚇してきます…)

 

そんなストレスフルな生活を乗り切る為にも、ビタミン補給をしっかりしよう!と思う日々です。

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ゆずの使い方

2023-12-04 | 薬膳&食療(その他)

この季節になると、毎年何処かしらから柚子をいただきます。

お庭に柚子の木がある方が比較的多いのでしょうね。

確かに、道を走っていて見かけることが多い!

お料理でも柚子が使われることが多いなと、大人になってから感じます。

さて

今年も良いご縁で我が家にやってきてくれました。

ひとつは丸のまま冬至の日のゆず風呂にしようか?と思っています。

あとは、外皮を剥いて蜂蜜漬けに。

お湯で割って飲んだり、お醤油やお酢を足してポン酢やドレッシングにしたり、お肉やお魚の下味をつけるのに使ったりできます。

 

皮は少しこそげ取って冷凍しておくと、ちょっとした香り付けに使えます。

刻んでパンを焼く時に入れることも。

しかし我が家の冷凍庫には何の柑橘か?わからない皮が幾つか…汗

別にわからなくてもいいのだけど。

持て余してしまっているので、別の利用法も考えたいなと思っています。

 

 

柑橘の皮は気の巡りを良くしてくれます。

その結果、血流も良くなるので、お風呂でよりポカポカになれます。

さらに、血行が良くなることで、老廃物が排出され、その分栄養が行き届やすくなります。

つまり、どれだけ良い栄養を摂っても、それを最終目的地に届けることができなければ利用できないのです。

残念すぎますね。

 

ストレスは正常な気の巡りを阻害するので、柑橘系の香りが苦手な方は効果が望めません。

だから無理して柑橘系の香りと付き合う必要はないです。

お好きな方は、ぜひ上手く利用しましょう♪

 

我が家の何でも食べる茶トラも、さすがに柑橘の香りは顔をしかめます。

実際猫には良くないそうなので、(だから冷凍した皮を持て余しているのだと、今思い出しました!) 皮の香りを満喫する時は猫から遠い場所で。

猫はちゃんと自分で逃げますけどね。

 

私も我慢しすぎないで上手く避ける術を身につけたいです。

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ワサビ菜

2023-12-01 | 薬膳&食療(その他)

久々の転院…

ではなく、お裾分け。

うーん、正確には「宅配のお任せで届いた野菜の中で、彼女が食べない物を譲ってもらった。」です。

どうしよう?と困った彼女も、私も、双方嬉しい関係です。

 

お初ではなく何度目かのワサビ菜。

初めの頃は生で食べていましたが、普段あまり野菜を生食しない我が家は持て余してしまって。

野菜室で何日か待機してもらった後に、さっとと茹でてみました。

確か大根の葉っぱのふりかけみたいにして食べたはず。美味しかったです。

 

今回は、チキンソテーに添えるのにちょいとちぎった後に、茹でて刻んでお肉のそぼろと合わせてみました。

セロリの葉っぱの使い方と同じ感じです。

だからきっとツナ缶やサバ缶に混ぜても合いそうです。

 

フリルレタスの様に派手っ派手なフリフリなので、生のワサビ菜がほんの少しあるだけでも映えます。加熱しても鮮やかな色を保っているので綺麗ですよ。

こういう野菜が家庭菜園のプランターに育っていると、便利なのでしょうね。

薬膳的にはおそらく「辛」の性質があるでしょうから、熱が優勢の時は程々に。

 

ごちそうさまでした♪

 

 

 

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雨の日のスープ&スパイス解禁♪

2023-11-10 | 薬膳&食療(その他)

寒い冬は苦手だけど、夏の暑さに比べたらまだまだ許容範囲内。

それでも、冬に雨に濡れるとなると話は別かな〜。

だったら雨に濡れない選択をすれば良いのに、しないって事は、まだ平気なのでしょう。

とはいえ体調は崩したくありません。

だから、帰宅してからぬくぬくポカポカと温まれる準備は欠かせません。

先ずは骨付き鶏肉のスープ。

そして湯船にはみかんの皮を。

内からも外からも温まって、じんわり汗をかけばヨシ。

 

もっと寒くなったらネギを足したり、スパイスも足そうかな。

そうそう、秋は控えた方が良かったスパイスも、冬を迎えたので解禁です♪

全く食べなかったわけでは無いけど、控えていました。

だから解禁の喜びもひとしお。

 

嬉しいな〜♪

先ずは何のスパイス料理を作ろうか?

楽しみです。

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クコの葉

2023-10-12 | 薬膳&食療(その他)

時々。

いや、時々よりももっともっと少ない頻度ではあるのですが、薬膳関連の本を読んでいると目にします。

 

「クコの生の葉を刻んで…。」

 

葉っぱも食べれるのか!

と言うわけで、何度か摘んで朝のお粥に入れています。

秋冬の養生にクコは欠かせませんね。

 

ご馳走なので、時々。少しずつ。

 

養生は積み重ねるものだから。

すぐには効果は出ないけど、何年も積み重ねて、ふと気付くか気付かないか。

だから負担なく続けれる事の方がいいのです。

 

 

 

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