めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

秋といえば

2024-09-06 | 薬膳&食療(野菜)

さつまいも。

圧倒的にさつまいも。

日本にいる限りはサツマイモですね。

 

中国でもサツマイモは美味しかったけど、秋よりは冬の焼き芋が良かったし、おそらく品種は安納芋だったので、甘過ぎてそんなに食べれませんでした。

冬はジョナゴールドも良かったけど、白菜かな。

 

 

はくさい?

 

 

そう、白菜。甘くて繊維もしっかりしていてしっかり加熱してもクタクタになりにくくて美味しかったですよ。

最近はナスをよく食べています。

秋茄子。

ナスは夏だけでなく秋も旬ですからね。

まだまだ楽しめる。

 

皮には栄養がたっぷりなので、是非皮ごと。

抗酸化作用が期待できるそうですよ。

夏の日焼けで疲れたお肌に。

意外と日焼けしやすい秋のお肌に。

自然の恵みです。

 

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そうだ、芋があるじゃない。

2024-09-02 | 薬膳&食療(野菜)

秋ですもの。

秋の味覚をいただきますよ。

ええ、お米が無くてもへっちゃらです。

そのうち食べれるでしょうからね。

 

さつまいもは陰を補ってくれるとか。

ダイエットにいいとか。

まあ、体に悪い野菜なんてそう無いでしょうけど。

旬の味覚を適度にバランスよく。

言うは易し行うは難し。

 

美味しいものを適量でやめるって、本当に難しいですよね。

なので、「食べたら罪悪感」では無く、カロリーのバランスをとりに行きますよ。

食べた分、よく動く。

 

我が家では大黒柱さんが超省エネモードなので。

家事どころか自分の身の回りの事すらしないので。

特に週末で大黒柱さんが在宅だと、私は座る暇もありません。

この週末は非常事態もあり、本当に忙しかったです。

まだまだ続くので、この秋から楽しみにしていた新しい事もしばらくお預けです。

さて

 

お芋の為に頑張ろー!

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練馬大根

2023-12-07 | 薬膳&食療(野菜)

長過ぎない?

掘るのが大変そう。

冷蔵庫に入らない。

いや、その前に、カバンに入らない…

 

<リュックの上に乗っかっている大根>

 

 

あの人、何でもっと奥までちゃんと入れ込まないのだろう?

で、大根はどうやってあの姿勢を保っていられるのか?

 

 

と思われるような格好で。

途中でポキっと折れたらどうしようと心配しつつ、暗い時間で良かったと思いつつ帰宅。

さて。

どうやって食べようか?

 

 

翌日買い物へ行くと、新鮮なブリのアラを発見。

 

ブリ大根だ!

 

正確にはブリと大根でスープにしました。

味は薄めにして、ブリには生姜醤油をかけて食べました。

美味しかったです。

普通の大根との違い?

ちょっとホクッとするような気がします。

 

漬物用と言う事で、水分が少ないそうです。

だから大根ポリポリも水分が少なかったのか!

 

大根はお腹の気の巡りを良くしてくれます。

お腹が張りやすい人にとってはありがたい存在です。

お芋やお豆は滞りやすいので、芋好き豆好きでお腹が張りやすい人には救世主的存在ですね。

 

大根の美味しい季節なので、美味しくヘルシーになれるといいですね♪

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オカワカメ

2023-08-11 | 薬膳&食療(野菜)

ある日突然マダムがやって来て、

インターフォン越しに「〇〇って野菜知ってる?」と。

実物は見えないし、突然一度だけ言われた単語に聞き覚えもなく、「聞いた事ない」と答えた私でしたが、

 

実物を見たら「オカワカメ」でした。

ああ、きっと「サンチー」って言ってたのだな。

「チー」は印象に残っていました。

大きな葉もあれば小さな葉も。

肉厚でサクッと歯切れの良い葉っぱは、加熱すると黒っぽくなりヌメリが出るので、確かにワカメみたいです。

加熱するとそれほど強くはない苦味も、生で齧ると徐々に口の中が苦味でいっぱいになります。

 

うわあ。

「良薬口に苦し」と言った感じ。

 

中国版ウィキペディアである百度百貨によれば、「藤三七」と呼ばれるらしく、台湾で薬草レストランに行った時に、表示を見て「え?これオカワカメじゃないの?あの三七?」と驚いた覚えがあります。

ええ、三七と言えば中国でものすごく有名な生薬ですからね。

 

そんなオカワカメですが、先ほどの百度百貨には「壮腰膝」作用があると記載があります。

え?

早く言ってよ!

 

そんな気分になりながら、産直のお野菜屋さんでまた買おうと誓いました。

何故って?

腰と膝に効くという事は、肝腎経に効くでしょうから。

(でも補う効果が高いのは根塊のようですが…)

生葉は骨折や打ち身の外用薬としても使えるそうです。

最近ケガが多い私としては、見逃せないお野菜です。

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ゲンキノモト

2023-06-29 | 薬膳&食療(野菜)

私の「夏の元気のモト」と言っても過言ではない。

インゲン豆。

久しぶり産直野菜を買いに走り、一袋レジに持って行ってから、やっぱり!と追加して二袋。

脾を健やかにしてくれる緑の若いお豆。

中国には紫色とか、緑地にピンクや黒の虎模様とか色々ありましたけど。

 

 

日本の夏は湿度がものすごく高い。

夏には生で寒性の野菜を食べる事が多い。

夏にはついつい冷たいものに手が伸びてしまう。

 

 

こんなに脾にダメージを与える条件が揃っていますからね。

インゲンは救世主と言えそうです。

 

美味しくて体にいい。

幸せ♪

 

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リョクトウモヤシとスープ

2023-05-25 | 薬膳&食療(野菜)

一部地域では主流でないと聞いた事がありますが、私の生活圏では主流のリョクトウモヤシ。

東南アジアでの暑気払いに欠かせない「緑豆」のスプラウトです。

薬膳の食材辞典によると、モヤシになる過程で蒸れる様な環境がある為に緑豆と同じ効果はないですが、それでも温めるか?冷やすか?で考えると「冷やす」方になります。

モヤシの場合は、冷やすと言うより「余分な熱を排出する。」の方が適切かもしれません。

緑豆が簡単に手に入らない日本の夏を過ごすには、とてもとてもありがたい存在だと思っています。

 

 

さて

そんなモヤシをどうやって食べるのか?

 

私のオススメは、どうやって食べるにしても先ずはサッと茹でる事。

 

ええええええええー!

 

ひと手間!(めんどう…)

 

と思うかもしれませんが、それだけで薬膳料理ができると思えば。

 

煎じ薬は薬剤を煎じた「液を」飲みます。

そんなわけで茹で汁をスープに使おうって魂胆。

いや、別にシャキシャキの食感でなくていいし。と思う方は、直接お味噌汁やスープに入れちゃってください。

直接入れてもシャキシャキに仕上げれるあなたは、素晴らしい。

我が家では一袋全部をスープに入れる事は無いので、先ず一袋全部茹でてしまいます。

そして、ナムルなどの和え物にしたり、サッと炒めたり。

スープに入れる時は後のせで。

特に炒め物をするときには、先に茹でておくと、水分が出てベチャベチャになるのを防げるし、茹で汁は使えるしでいいですよ。

 

モヤシは洗う必要は無いとも言われますが、茹で汁を使いたい私は洗います。

そして、余裕があれな根も取ります。

根は傷みやすいので、鮮度を見て気になる時はなるべく。

たいてい後半に差し掛かる頃には後悔しますけど…

見た目が見違えるので、お料理教室をしていた時には前日に頑張って取っていました。

 

モヤシは消化し易い食材では無いので、よく噛んでいただきましょう。

雨の日に茹で汁のスープを飲むのも良いし、湿熱を尿から排出する効果があるので、膀胱炎予防にも良いと記載があります。

男性に比べて膀胱炎になり易い女性は、一週間に一度は食べたい野菜です。

 

 

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海老ちゃんのマメ

2023-05-16 | 薬膳&食療(野菜)

先日朝から急に予定がキャンセルになったので、久しぶりに地元の産直お野菜を買いに走りました。

3年振りかな?

期待通りに緑のお豆がたーくさん♪

おおー!

海老ちゃん!

海老ちゃんのマメ!

あっ

金さんのマメもある!

 

嬉しすぎる…    

 

興奮を抑えきれずどっさりと買い込んで帰宅。

ボウルにお水を張って、プカプカと泳がせてニンマリ。

 

中国で20〜30代くらいまでしっかりと育った絹さやを食べたら、日本のティーンエイジャー程の絹さやは物足りなく感じてしまい。

ここ3年は食べていませんでした。

中の豆がぷっくり成長するまでに育った絹さやは、サヤもシャキシャキと食べ応えあります。

サッとゆがいたくらいでは火が通らないし、スジもしっかりしているので下ごしらえもしっかりする必要があります。

それでもこちらを選びたいほど好きな絹さや。

 

フライパンにいっぱいの絹さやを炒めるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

 

海老ちゃんに感謝をしつつ、ありがたくいただきました。

緑のマメは脾を元気にしてくれますからね。

今年の梅雨は元気に乗り越えられそうです。

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発芽のパワー

2023-02-16 | 薬膳&食療(野菜)

室内で越冬していた植物が無事発根しました。

ランナーで増える植物ですが、土ではなく水耕栽培での発根にチャレンジして無事成功させることができたのです。

ワーイ♪

それで調子にのって、ランナーを先にカットしてからの水耕栽培に挑戦中。

頑張って発根してくれるといいな。

 

さて

春といえば、芽が出る季節です。

その発芽のパワーは凄まじいそうで。

外科の授業で、ある先生が「頭蓋骨の結合部の隙間に種を入れて発芽させると、発芽の力で押し広げるくらいだ。」って言ってました。

ほんまかいな⁉️

当時ノートの端にイラストでささっと描いた覚えがあります。

頭蓋骨の隙間に種→メキメキ&発芽

 

硬い殻を突き破り、本体をぐいーんと外に伸ばし出て行く発芽。

そのパワーを秘めたスプラウトは、春のオススメ食材です。

特に豆苗は良いそうです。

 

我が家はまだ食べていませんが、近々買う予定です。

その「出る」力はデトックスにも役立ちますから、ぜひ一度はご堪能ください。

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百合根療養

2022-12-24 | 薬膳&食療(野菜)

この時期にお目にかかれる貴重な食材。

芋好きな人は多分好みな百合根は、生薬としても使われます。

陰を補い、心を落ち着かせる効果があるので婦人科でもチラホラ処方されていました。

 

心がザワザワして眠りにつけない。

 

そんな時にピッタリです。

心穏やかに過ごしたいのに、今年は叶わないことが多かったなあ…な私にはありがたい食材なので、今年は一人でコソコソと食べています。

もう、煎じ薬を飲んでいるような気分で、毎日2〜3枚ずつ剥がして朝のお粥に入れて食べています。

一週間ほどで食べ終える予定。

 

煎じ薬を処方されると、1パックを3回煎じます。一番出汁から三番出汁までとる感じ。

そして、3回煎じた液を合わせて濃さを均等にしてから三等分して、朝夜と翌朝に飲みます。

だいたい一回の診察で5パック処方してもらえます。

病状が急な場合は3パック。

再診で、かつ通院が困難、かつ病状が比較的安定している場合は7パック出してもらえる事もあります。

 

そう、体調は常に変化していて、しかも漢方薬でも飲めば体に何かしらの変化があります。

その為に飲んでいるのですから。

だから同じ薬をずっとずっと飲み続けるなんて、「え?大丈夫?」となるわけです。

 

漢方薬は副作用がないから大丈夫。

 

たまに耳にするこのコトバ。

いえいえ、そりゃあ西洋役の副作用に比べたら力は小さいでしょうけど、無いわけでは無いですよ。

食材だって同じです。

体に良いからと言って、同じ物を摂取し続けると、バランスを崩してしまいます。

 

コレだけ!

 

で済むものがあればラクでいいですけどね。

人間はココロもカラダも複雑ですから。

単純にはいかなさそうです。

 

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そうだ、香菜を食べよう!

2022-12-05 | 薬膳&食療(野菜)

要不要「香菜」?

中国でも聞かれると言うことは、現地の人でも苦手な人が一定数はいるのでしょう。

実際にヨッシーの妹は苦手だそうで。

 

そう言えば、飛行機でも「氷要る?」と聞かれるから、この辺は各自の好みを尊重してくれてありがたいなと感心します。

 

日本では生の刻みネギなんて「当たり前」として乗っかっているし、氷も「当然です!」な顔で入っていますからね。

予想せず注文した側にとっては、「ああ、汚染されている…」と言えなくも無い状況。

 

 

始めは「カメムシ」の匂いにしか思えなくて、とても苦手で市場で前を通り過ぎるだけでも息を止めていたくらいの香菜ですが、気付けば大好きになっていました。

「香菜?いっぱいちょうだい!」

と言うくらいに。

 

香菜もハーブですから、気の巡りを良くしてくれます。

だから食欲増進や消化促進効果があります。

ええ、ええ、食欲は増進します。

ただ、苦手な場合は良い効果は得られませんので無理する必要はナシ。

香菜は特に「透」に長けており、生薬としても使われる様です。中薬学の教科書によると、発疹が出るべき疾患なのに出ない時に使うそうな。

 

だからか?ヨッシーは、「香菜を食べ過ぎるとニキビができるって迷信があるよ。」とおしえてくれました。

 

 

何年ぶりかの香菜は、産直野菜で新鮮で力強いものだった事もあり、とーっても香り良くシャキシャキで大満足でした。

デキモノが出なかったのは、食べる量が足りないのか?出すモノ(毒)が無いのか?

いずれにせよ、まだまだ食べても良さそうです。

 

もう1束くらい食べちゃおうーっと♪

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