文月・天空のレストラン 8：甘く香るかき氷

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■白桃のコンポートとピューレ、かき氷仕立て

締め括りのデザートは、大仕掛けにやってきました(笑)。かき氷の塔、白桃の香りたつゴブレット、千代紙で折られたレストにスプーン。トレイに静かに並んでいました。



かき氷！ トップにベリィが飾られた、白銀のタワーに…。



トロトロォ～。ゴブレットのピューレをかけます。
美しい大人仕様の、贅沢かき氷が完成します。



氷にフォーカスすると、ホワイトバランスが引っ張られるのは、ご勘弁。フラッシュを切っています。

ザクザク…うまうま。
中には、白桃のコンポート、バニラアイスも待ちかねています(笑)。
桃をいくつ食したろうかって、うっとりします。……きっちり、お腹もひえますけれど(笑)。



このトロトロ・ピューレ！
足りなかったら、どうぞっといただいて、閃きました！



氷をいくつか、ショット・グラスに。ボンベイ・サファイアをついで。さらに白桃のピューレを。
うまうま！な、そして優しげにみえて、強い食後酒の完成です(笑)。イケナイ火遊びですぅ…。ふふふ、旨し(笑)
豊かな収穫の夜を、ありがとうございました。

■R、The Gate hotel 雷門13階 (台東区雷門２丁目)、安間シェフにお任せ。


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文月・天空のレストラン 7：翠に還る

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■抹茶のリゾット、チーズのチュイル添え

クスクスっ。チュイルの下にリゾットが、透けて見えて、きれいです。

チュイル tuileは、仏語の瓦、転じて、パリパリっとした食感があるうす焼きクッキーに使われます。
ハード・チーズをおろして、テフロンのフライパンやオーブンで、焼いて、溶かし合わせてから、曲線をつけて冷やし固めると、出来上がります。
パリパリっとした食感、ほろほろ、ザクザクした崩れ方を楽しみます。

この料理では、リゾットへの濃厚な風味づけと、食感を対比する愉しさを与えてくれていました。



割ると、リゾットのグリーンが華やかに！
抹茶の風味、海老を細かく刻み、くっきりした印象のリゾットでした。

ふふふ…チュイルを合わせながら食すと、風味が豊かになりました。
緑が積極的に活かされた、美しい献立でした。


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文月・天空のレストラン 6：大人は妄想し食す

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■国産牛サーロインのステーキのグリル、レホールクリームソース
有機ズッキーニのソテー添え

美しい！いばら姫のお城のようです。
いばらに覆われた城には、薔薇色の頬のお姫様がいて、目覚めの時まで、レースに幾重にも包まれている……。

妄想してしまいました(笑)。
レフォールはホースラディシュの仏語、西洋山葵です。ほろ苦さと豊かな香りが特徴で、強さのあるお肉を食す強い味方になるソースと思っています。
ソースは、生クリームを七分たてにし、すりおろしたレフォールを加え、粗挽きマスタード、レモン果汁、塩、胡椒で調えながら、さらに軽く泡立てるのが、基本です。

大人のための苦甘く、豊かな香りのソースを合わせて、薔薇色のお肉を頬張る。大人で嬉しいっと思う時間です。
あ、いばら(に見立てたグリーン)も、ちゃんといただけます(笑)。


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文月・天空のレストラン 5：緑の箸休め(笑)

なかなか捗りませんが、ゆるりっとお付き合いください。

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■シーザーサラダ
ロメインレタスとチーズがたっぷり(笑)。カリカリっとクルトン。食感と香りを楽しむサラダで、一呼吸(ニッコリ)。
イスラエルのシャルドネが、香り良くて、嬉しくなりました。
緑色につつまれる箸休め、いや、リフレッシュのサラダをみて、珍しいっと思いました。大概はグラニテが供されるタイミングでサラダ…メインがパワフルなのかと、ドキドキです(笑)。


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文月・天空のレストラン 4：緑のオアシス

おはようございます。熱帯夜、真夏日から一転し、空気がひんやりする驚きの朝です。枝豆料理記事、まだ続きます。

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■太刀魚の蒸し焼き、枝豆ビネグレットソース

ドームの蓋をとると、拡がるお魚の香り、ビネグレットの酸味、香草のすがしい香り。香ばしさと青い香りときれいな酸の気配がしました。
酢と油が1：3、塩胡椒で調味するのが基本のビネグレット。そこに我が家の枝豆を挽いてプラス、トッピングにも活かしてくれています。
ふっくら太刀魚の狭間に、むちゅんっと食感は、ひすい茄子とのこと。さらに、プチっと枝豆も加わる。
食感にも、香りにも、重なることで拡がる世界がみえてくるっと、嬉しくなりました。



ほの暗の中にあるからこそ、さらに存在感を増す緑たち。砂漠でオアシスを見失うことはないっと、俯瞰します(ニッコリ)。
舌をまく(笑)美しさでした。


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