艶やかなお料理に、はっと胸つかれ、訪れる度に学びのあるblog 「花ヲツマミニ」。その、ほ助さんに贈っていただいた熊本の赤! ワクワクしながら、大事にとりおきました。気持ちの調った日に、生き生きとお料理したくて!(ニッコリ)
やっとタイミングが満ちた日に、熊本へ祈りの心を込めて、美味しい食卓を調えました。馬肉を調理するのは、初めてです。ドキドキしました(笑)。
おりしも発災から百日を数える日に、記事をアップロードすることになりました。熊本への応援をこめて、熊本の赤の旗をかかげます!
○さくら刺し (霜降り)
○さくら握り (赤身)
○熊本の甘醤油、おろし生姜、甘酢茗荷
○だし巻き玉子
○鰯梅煮
華やかな、この赤!
馬肉の一番のお店すがのやさんのを、熊本の老舗、鶴屋百貨店から手配してくださった、ほ助さんのお気持ちが、赤に宿っている。艶やかな香りよい、さくら肉たちです。
■さくら刺しの薬味:淡路島の赤玉葱スライス、かいわれ大根、紫蘇、糸葱
○蕗の土佐煮、蓮茎の梅酢漬け、鰊の卯花炊き、ソイミートの生姜時雨煮
薬味も、たっぷり準備しました。副菜も、さくらに添う、かつ、お酒のあてになるものを選びました(笑)。
■さくら刺し (霜降り、赤身を添え)
赤玉葱、かいわれをベッドに、霜降りを外周に、違いを楽しむ赤身を少し中心におきました。
熊本の甘醤油に生姜で、いただきます。トロンッと旨い霜降りの質感に、ドキドキ。赤身は噛む楽しさです。
美しい赤を口にするごとに、身体に熱さがのってきます。「蹴飛ばし」と呼ばれる鉄分に恵まれた肉の力を感じました。うまうま♪
■さくら握り (赤身で)
昆布を加えて炊いた飯を酢飯に調え、紫蘇を挟んで、握りにしました。
薄く薄く2mm程に切るのが美味しいと、すがのやさんの説明書にありました。半解凍のタイミングも分かりやすく書かれていて、さすが老舗百貨店からの贈り物と、感動しました。
この艶やかな赤は、そのまま、美味しさの証でした。唸りながら、いただきました。ほ助さん、ごちそうさまでした! さくらの美味しさに皆で惚れました。
この美しい赤を産み出してくれた、熊本の大地に、皆様に、穏やかな暮らしがもどることの、一日も早きことを、切に願います。
頑張ろう!熊本!
赤の箸休めに黄色を(笑)。お出汁と卵の甘さは、また赤の強さを欲します。酸味も助けになります。
エンドレスにお箸が延びる、お酒もすすむ(笑)、いい時間になりました。
ほ助さん、ありがとうございました。
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