過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

アフリカに触発される JIKO-3:複雑さを味わう

2016-09-04 05:23:00 | 旅日記
★飛び込み記事です★ 丁寧に感動を伝えたい!と思うと、記事が長くなります(笑)。帰国後の記事が溜まっていきますぅ(笑)。お弁当やら高知の鮎や鰹やら(笑)。




■Taste of Africa
African-inspired Dips, Traditional Papadum, Roosterkoek, House-made Flax Seen Naan

「アフリカの味」は三種類の主食に準じるものと、四種類のディップから構成されていました。

メニューにあったのは…。
アフリカに触発されたディップ。
伝統的なパパド。豆の粉を練って焼いたり揚げたりして、板状、煎餅状に仕上げます。軽いパリッとした食感。
Roosterkoekはアフリカ現地語で、英語に置き換えれば、bannock、griddle cake にあたる言葉とのこと。鉄板で焼いたパンケーキと考えればよいでしょう。ステイツではgriddleで焼くと、線上に焼き目がつきます。
自家製のナン…seenはseedの綴ミスかあるいは、flaxがみえたナンかな?と思います(笑)。flax seedは亜麻仁、すなわち亜麻の種子を指します。リネンの植物として人類と共にあり、近年は、機能性食品として脚光があたった、亜麻仁を振って焼き上げたナンです。

それぞれの食感の違いが素晴らしい。香りたちます。パパドは軽くパリッと、ナンはもっちりでアマニがプチプチっとアクセントに。グリドルケークは、ざっくりがっちりで。
見方をかえれば、グリドルケークがアフリカを、北にすすめば地中海でパパドに出会う。南アから船出し喜望峰を回った先にはインド、ナンやパパドがある場所に至ります。
アフリカを囲む食の体系を示す、一篭になっているっと感じました。



アフリカに触発された、という四種のディップ。赤、緑、金茶、白と彩りも印象的です。
緑が一番最初にわかります。香り!(笑) コリアンダーを主体にしたチャツネと思います。セロリ、胡椒、林檎か?少しの甘みを意識します。

赤は辛いか?と用心して試しました。トマトの酸味と甘さの後に、きしっとたつホットな気配。唐辛子とチリが合わさるような発汗して、すっと消える辛味が面白い。あと引く楽しさのあるディップでした。

金茶は、胡麻をねっとりするまであたり甘さ、すり下ろし玉葱?のパンっとでる強さ、粒マスタード様のプチプチ感(辛子の種?)、ミントを思わせる清涼感がありました。
白が一番、難しく、正体がわかりませんでした(笑)。明るい甘さ、食感はもったりながら、印象は瑞々しい、さらにポピーシードのプチプチ感、という不思議な感覚を味わいました。



亜麻仁入りのナンに赤ディップ。香りと辛さが、食欲をそそります。



グリドルケーク。波線模様の鉄板焼きパンケーキを、ブレッドと比較してみました。表面はカシッと焼けて、なかはザクザクっと独特の食感です。ベーキングパウダーを使わない、粉の香りに香ばしさを載せたような素朴さがあり、緑=コリアンダーのチャツネと、謎の白(笑)をつけて、楽しく味わいました。

いい組み立て!
違いと複雑さに満ちた、新しい世界です。
アフリカの豊かさ、未知に触れるように感じました。うん、やるな♪
ワクワクが募ってゆくスターターでした。


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コメント
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