★飛び込み記事です★
大好きで、繰り返し、食した逸品を!(笑)
写真手前から、
■グリーン・ブランティン・チッブスに、コリアンダーのチャツネを添えて
■スピナッチ入りのポレンタ (ポレンタを煮込んで、卵の黄身とスピナッチを茎つきのまま、加えたと思われる)
■ゴールデン・クスクス (ドライフルーツとナッツ、蜂蜜、おそらくカイエンヌペパー:甘さの後に辛味があがる)
ザクザクっとした食感が嬉しいグリーン・ブランティン・チッブスは、ごく軽い甘さがあり、コリアンダーのチャツネは独特の存在感がある青苦さがあって。この二つを組み合わせると、病み付きになる(笑)食でした。
■Green plantain chips - groen Weegbree skyfies
グリーン・ブランティン(をあえて訳すなら、若い調理用バナナ)のチップス ・下段のオランダ語記述では、緑のオオバコの千切りフライ
plantainには調理用バナナ、一部にオオバコとの記載がある。
groenは、緑色を意味するオランダ語。Weegbreeは西フリジア語(=オランダ北部の言語)で、オオバコの意。
skyfiesはオランダで商標に使われている、細切りして揚げたものをさす
くすくす。食べてみての感想は、緑がかった調理用バナナを潰して、平らに伸ばして、ココナッツオイルを含ませて、オーブンで焼いているとおもうのですが…。(笑)
オランダ語で書かれたオオバコの千切りフライは、どう関わるのか?
ドイツ語の健康食のレシピでは、乾燥させたオオバコを、潰した芋に混ぜて、揚げる調理方法が出ていました。オオバコはヨーロッパ北部では、古くから薬草として乾燥させて使われてきたので、こちらの用法かもしれません(苦笑)。
グリーン・ブランティンはステイツでは、健康食を扱う店でよく見るので、それだろうと思い、気づきませんでした(笑)。
旅先の食を後から振り替えると、意外な発見があるものです。
コリアンダーのチャツネは、爽やかに苦くて、教わりたい味でした。
マダム・ハウが教えてもらった(笑)のは、コリアンダー、青リンゴ、トマト、セロリで作る、ということでした。インドあたりにあってもいい味(笑)なので探しながら、作ってみたいと思いました。
この夜は出ていなかったけど、忘れ難いお料理がありました。
■シナモン、タマリンド、ゴールデンレーズン(南アの)で、パスマティライスを炊く。豊かな薫りの金色ご飯に悩殺されました。
甘い陰りのある香りをシナモンから、新鮮な野生のフルーツを思わせる香りをタマリンドから、苦味と甘さをレーズンから…と類推する美しいライス。あとから調べると、タマリンド・ライスはお祝いの時に炊く、とのこと。なるほどと思う味でした。
日本に戻ってから、タマリンド・ライスについて調べていて、気づいたことがありました。
タマリンド・シード・シロップは果実感をだすために、西日本のたこ焼やお好み焼のソースに使われています。
近年、お好み焼やたこ焼が、ミシュランの星に繋がったのは、これが関わるのではないかと。
フランスからみれば、小麦粉を使った新しい料理で、そのソースはアフリカやインドのテイストをもっている。ミシュランが期待する創造性に満ちている、と。(ニッコリ)
当たり前に思っていた日本の食を、海外の目から見直すと、新しい顔が見えてきます。価値を産み出すことができるのです(ニッコリ)。
料理を通してみる世界は、とても面白くて、ワクワクがつきません(微笑)。
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
グルメブログ 今日食べたものへ">