
切り分けて、盛り付けただけで、風格あるメインに収まる素敵さ!
2021年夏の『丹稲菹(たんとうしょ)』、紫野和久傳製をいただきました。

涼やかな水引のおもてに。

シンプルなケースに充填された米味噌糀。

発掘(笑)した、サーモン、長芋、クリームチーズ。この豊かな米味噌糀のふくよかな香りに、胸高鳴りました。
サーモンは1.5cm厚のフィレに切り分け、長芋は輪切りに、クリームチーズは塊にわけました。

到着まで一週間、あれこれ考えて、献立しました(ニッコリ)。
○丹稲菹は、米味噌糀、紫蘇と盛り込む
○糀に合わせる・金胡麻豆腐
○糀に合わせる・冬瓜の海老出汁炊き
○有明の良き海苔、炙って
○グラニースミス(青リンゴ)
○自作の香味オイル:帆立貝柱と昆布、粒胡椒の香り油
○バタールで、メルバ・トースト
○後から追加、無花果と20世紀梨


泡は間違いなく、ふくよかに、拡げてくれました。この組み立てで、味噌糀につけようと考えた、紫野和久傳さんは、やるな!

糀にあうと評判の、日本酒が必ずしも、最適ではなかった!

糀にあうと評判の、日本酒が必ずしも、最適ではなかった!
これも発見でした。(ニッコリ)
米味噌糀だから、アミノ酸価がちがうシャインマスカット(ぶどう)より、青リンゴがあうのではないか?の仮説は、大成功でした。青リンゴには、無花果、梨より、米味噌糀を引き立てる力がありました。

試作を繰り返した香味油。丹稲菹の米味噌糀と合わせて、冬瓜にのせ、胡麻豆腐に合わせると、食卓でお互いに、目を見合わせて、笑顔になりました。
[作る]
函館の干し貝柱を砕き、切り分けた竿前昆布と共に、純米酒に一晩つける。
えごま油を満たし、粒胡椒を足して密栓し、常温暗所で二晩おく。
組み合わせの妙を楽しむ、豊かな時間も、いただいたように感じました。
夜、丹稲菹の米味噌糀を、あれこれ、お試しにつけてみました。また、報告します(ニッコリ)。

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