■牛吸い雑煮
[作る]
元旦の夜に、恒例の牛しゃぶをしました。
昆布出汁に日本酒、根生姜ひとひらを入れて、しゃぶ鍋にしました。しゃぶしゃぶしながらも、アクを引き、丁寧に養生した汁が、最後に残ります。
朝、めざるを通して、汁を綺麗にしてから、淡口醤油、塩少し、胡椒たっぷりで調えて。二日目の牛吸い雑煮とします。
具材は、小松菜、塩あてしておいた薄切り大根、なるとを、さっと火入れして。炙り餅、和布、へぎ柚子皮にて、雑煮とします。
銘々皿は可愛らしく盛り込みに。
数の子、蟹すき身おろし、紅白蒲鉾、赤蒟蒻と百合根甘炊き、伊達巻を。
二日目は気楽な崩し方にします。雑煮椀、銘々皿で、各々の席を設えて。
元日の吹寄せは、鰹節出汁に淡口醤油を足して、塩梅よく炊き合わせて、お煮しめに仕上げます。
ひと手間をかけて、繋がる食卓にいたします。
ご馳走の盛り込みを一皿。
海老の艶煮、桜蛸、栗きんとんに甘露煮をあしらって。甘いと塩っぱいの盛り合わせです(笑)。
デザートも準備!(笑)
黒豆をベースに、黄金寒天(梅酒に柚子皮を散らした寒天)を盛り、苺に、栗甘露煮をトップしました。
かくして、二日目の朝は、肩の力を抜いた(笑)御膳作りになるのでした。
二日目の夜には、しっかり、ご馳走を考えているので、この位の節制(!)が大事なのです(ニッコリ)。