蚊取り線香に見立てて、梅だれ隠元

蚊取り線香？

いいえ、ひんやりした気配です(ニッコリ)。

■フーロー隠元の梅だれ和え

梅だれをまとわせて、冷やしたお豆。野菜の一皿を見立てで供する、遊び心です。

［作る］

1)フーローいんげんの端、硬い部分を切り落とす。

2)白だし、あたった梅干し、梅酢、カリカリ梅をあわせて、梅だれを作る。

3)鍋に湯を沸かし、ひとつまみの塩、フーローいんげんを、色よく茹でる。

4)湯切り、ざるに拡げて、扇ぎ冷ます。梅だれで和えて、さらに冷蔵庫で冷やして、供する。

更にくるっと、長さを強調して盛り付けて、梅だれを流す。

豆のほの甘さを、梅だれでさっぱり、いただきます。

■フーローいんげん、沖縄県産

隠元豆と言われて、30～40cmある、ぐるぐる、が出る面白さ！

生でかじると、莢隠元より柔らかい質感です。だから、巻けますね(笑)。莢隠元より、甘味がありました。

調べてみました(笑)。

沖縄の伝統野菜ではなく、原産はアフリカとのこと。

和名を、十六大角豆(じゅうろくささげ)と呼ぶのだそう。熟せば、ささげとして、小豆の代わりにもされる豆とのこと。

あ！ わかった！

東南アジアの食卓で、茹ですぎのような(笑)、ごく柔らかい隠元豆が、炒め物や煮物にはいっているの！

あれが、この野菜だったのです。(笑)

ぐるっと一周して、日本で全身像にあう。不思議体験でした。

オクラ、茶豆、フーローいんげん。

緑の野菜の、下拵えをした朝でした。

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