砥石を浸けてあるバケツの中を見たら「ギョェー!」だった。シーズン到来である。大きいものは10mmもあるボウフラで一杯だった。早速、水を棄てて退治したのだが、また蚊取り線香必携の季節になった。
あわせてオオスズメバチに刺された時の用心に「緊急キット」を更新しておかねばなるまい。そして常時携帯するシーズン到来だ。女王蜂も活動を始めているだろうからトラップを設置して確認してみる必要があるし、捕獲したのは「里山祭り」で子ども達に大人気の「ペンダント」に化けるのだ。
トラップに落ちた女王蜂は水死してしまうのだけれど、動きが停止して更に3~4時間水中に没しておいても生き返る個体がある。ピンで展翅台に固定して翌朝には動く個体を見ると生命力の強さに感動する。ピンを外すと飛び上がりかねないところまで回復する女王蜂もいるのだ。
一度、コルクに展翅した女王蜂が、一夜あけたら居間の中を這いずりまわっていてビックリしたことがあった。ピンで胸を突き通されたままの姿だ。
今朝の朝刊に「ベッコウトンボの羽化が確認された」との記事が掲載された。トンボより早く蚊やガガンボは羽化したし、昆虫が飛翔し始める頃、燕も飛来している。「食物連鎖」で片付けられそうだが、実際は地球規模の輪廻・連鎖の中で動いているのが理解できる。