トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

キクラゲで佃煮

2010-04-13 | 何よりの楽しみ

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 降雨で昨日は休息日。少し元気が出て、もう少し植樹をするつもりでフイールドにいった。植え場所と本数を確認するため植栽地を歩いたのだが、昨日の雨でキクラゲが発生していた。

 結局、植樹は撤回してキクラゲの採集にいそしむ。他の人影は全て筍堀りばかりだ。朽ち始めた竹の集積場所でウロウロしているのは怪訝だったのだろう。「ワラビ採りですか?」なんて声を掛けられた。キクラゲなんて想像だにしなかったに違いない。

 そのあと「ワラビも少なくなりましたねえ」とのたまうから、厭味と思ったが「みんなで取り付くすから減るばっかり…」といったら黙って去っていった。、山が荒れるのは乱獲・収奪・盗掘など、放置されるだけではない利用者による過負荷も大きいことに気付いて欲しいのが、つい厭味として出る。まだ修行が足りない。

 今回は、いつになく収穫が多かったので佃煮にすることにした。砂糖、七味、生姜、醤油、花かつおを適量混ぜて水分をとばした。カサは減ったが、その分、食感が増している。それでもトンブリ一杯になった。

 おかずとしてアフアフ食べたいところだが箸休めで食べるくらいだろうか。自分の好みを振り返ってみると、栄養価の少ない食材が好みのようだ。


当たり年

2010-04-13 | 感じるままの回り道

Photo_7 Photo_8 今年はタケノコの当たり年だ。

 昨年は県内、どこも「採れない」とぼやく声が多かった。

 桜が開花した頃から一気にシーズンに突入した感がある。出てくるのもしっかりしたタケノコが多い。

 連日、駐車場には十台前後の車両が朝早くから駐車しているが、昼前にはほとんどが消える。車に戻る人たちの麻袋や背負い袋はパンパンだ。

 「あたり!」と言えば、今日もアカハライモリに当たってしまった。薪置き場の朽木や断片を熊手で掻き寄せていたら、またまた朱色の腹をみせて死んだ振りをしている。黒い斑模様でなかったのが幸いして、ゆっくりと撮影できた。こういう「当たり年」は嬉しくないのだけど…。

『一本で身にあまりたる竹子掘る』

『ひと腹で身は後ずさりイモリ掘る』                                            

 


ビオトープを作る

2010-04-13 | 水辺環境の保全

 『雨降りて砂州はできても水路には命無く見ゆビオトープなり』

 『待つばかりもう一雨の出水で河床の泥を流せしたまえ』

 『しゃがみ見る砂の運ばる様を見る活きてる流れ知りたる我は』

 『カラタチやカラスザンショウ棘に満つ垣根に在らず食樹なりたり』

 『蜜源に植栽したき植物も山野となれば少なき候補』

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