トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

この苦忍のかたち 2

2010-04-28 | 合混で闘作すれば

 チェンジ無しビフォーアフターそのまんま                 東山原

 タランヌー基地無き島にシマショウネ                   きんさん

 仏桑花物騒下ろしをシマショウネ                     ぎんさん

 いくさ場と化してまた散るなだ葬送                     離未

 本土口変な子だけに鳩の山                        誤迷党

 美ら海よ長患いを止め給え明けぬ長夜の知る苦労度よ         九萬虫

 シマンチュは果てることなきなだそうそう大技一路ハート山勇気を 右応左応


初捕獲

2010-04-28 | 小父のお隣さん

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頭部大顎               鉤爪                鞘に包まれた針

 ようやく四匹がトラップに入った。当然、全て女王のオオスズメバチである。腹部の伸縮の度合いにもよるが、大きいのは体長50mmを超えている。47mm超が平均的なサイズだろう。

 大顎の巨大さ、足先端の鉤爪の鋭さ、強固な外殻、強靭な羽などを触れて眺めていると日本最強の昆虫、いや最恐の小動物であることがひしひしと感じられる。

 これから11月末頃まで「緊急キット」とケータイの携帯が必須だ。襲われる心配がなければ飛行中の勇姿も、頭部近くに偵察・観察飛行してくる羽音も逞しさに溢れている魅力ある生物でもある。

 と言っても、首筋に羽風を感じてホバリングされている時間は、時が止まっているかのようで「敵ではありません!」と念じて目を閉じているだけだ。情けないけどしょうがない。 

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