トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

知らぬことを知る

2010-04-11 | 小父のお隣さん

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 小生ご出勤の折、アゲハチョウが舞ってきてレンゲの花に止まった。最初から「珍しい、キアゲハか!」と思って見ていたのだが…。

 アゲハチョウの仲間は黒いのがほとんどで、このタイプはまず見かけることが無いのだ。黒いアゲハチョウは数種類飛翔しているのは承知だが、黄色の系統は記憶に無いくらい少ない。

 撮影して、図鑑と照らし合わせると、どうもナミアゲハらしいのだ。黄色系でも小型のキチョウの中にキタキチョウというのがいる事も最近知ったことだ。

 このフイールドはキタキチョウがほとんどでモンキチョウはまだお目にかかっていない。シロチョウの仲間モンシロチョウも、似たようなスジグロチョウも一緒くただった。

 子供の頃から見慣れたチョウと思っていたのに、蓋を開けると知らない世界だった。それはともかく、この時期のレンゲの絨毯、タンポポの原、菜の花畑、桜の存在を誇示する山体などは小生の気分に良く合致して懐かしい風景だ。ほんの一時だけど。


これは美味い!私的

2010-04-11 | 何よりの楽しみ

Photo_9  予報どおりの曇り日、少し雨がパラついたが昼食まで活動してきた。

 少し早めの帰宅となったので、早速に高野豆腐でおやつを作る。

 高野豆腐をさいの目に切って、砂糖シロップをからめながら水分を飛ばした。自分好みにシナモンもまぶして、焦げる直前に火を止め、残りの水分は電子レンジで抜いた。

 一言で言えば「美味しい!」に尽きる。ラスクのようでもあり、食べながら歯ごたえが変わるのが面白かった。シナモンのせいで緑茶でなく紅茶と洒落こんだ。

 食べながら思ったのは「チョコレートを絡めても美味しいかも?」だった。年金だけが頼りのリタイア世代の小生は、こんなものでもグルメの範疇なのだよ!。

 しかし欠陥が一つあった。糖分を良く吸うので、砂糖の量の割には甘さを感じないことだ。軽めの味わいだけに食べ過ぎ易く糖分過剰になりかねない。素材は良いのにトホホである。


破壊貢献 1

2010-04-11 | 小人閑居して憮然

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 オバタリアンとは誰が名付けたのか、言いえて妙である。車道脇でなにやら黒い人影が動くので見ていたら、盛んに何かを抜き取っている。「三つ葉やセリでもないしな?」と近寄って訊ねてみたら「アザミ」を根こそぎ抜いていたのだった。

 ヤマゴボウとして食べるのかと思っていたら「庭に植える」のだそうだ。体験的に言えば、草花や花木を抜き取ったり折り取ったりする人達は、総じてこの年代の女性が多かった。

 アザミはゴボウ根で細根が少なく活着しにくいから「無駄になる」ことを伝えたが「ああそうですか」程度の反応だ。こういう人達は否定や禁止を要請すると、大体が役所に電話や手紙で苦情を言う。ボランティアで整備していた竹林を、地元の保育園児の行事のため一角を囲い、そのむね書いた看板一つで役所に電話する輩もいるのだ。

 自転車の前籠を一杯にして帰宅するかと思ったら、ミラーに写った姿は更に奥に入っていった。きっとショウジョウバカマは何株か根こそぎ失われるのだろう。里山への貢献の仕方も様々だ。