小生ご出勤の折、アゲハチョウが舞ってきてレンゲの花に止まった。最初から「珍しい、キアゲハか!」と思って見ていたのだが…。
アゲハチョウの仲間は黒いのがほとんどで、このタイプはまず見かけることが無いのだ。黒いアゲハチョウは数種類飛翔しているのは承知だが、黄色の系統は記憶に無いくらい少ない。
撮影して、図鑑と照らし合わせると、どうもナミアゲハらしいのだ。黄色系でも小型のキチョウの中にキタキチョウというのがいる事も最近知ったことだ。
このフイールドはキタキチョウがほとんどでモンキチョウはまだお目にかかっていない。シロチョウの仲間モンシロチョウも、似たようなスジグロチョウも一緒くただった。
子供の頃から見慣れたチョウと思っていたのに、蓋を開けると知らない世界だった。それはともかく、この時期のレンゲの絨毯、タンポポの原、菜の花畑、桜の存在を誇示する山体などは小生の気分に良く合致して懐かしい風景だ。ほんの一時だけど。