トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

一匹でぶち壊し

2012-05-03 | 小人閑居して憮然

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 観察園のフキが採集されてしまった。大きな葉を広げて元気だっただけにガッカリである。観察園の植生は自然の様だけれど、主なものは総て植栽して構成されている。このフキは山採りの地下茎を移植したものだが、環境が気に入ったのか故郷の身内より立派になっていた。

 小生が見ても、フキノトウもそうだったが「美味しそう」で、手を伸ばしたくなるのは判るけれども、所詮は、これだけしか生えていないのである。注意書きがあっても盗人は盗り去る。ご丁寧に葉っぱだけは切り落としていった。本当に厭味な動物だ。

 次の萌芽で根茎の所在を確認したら、総て掘り取ることに決めた。元を断たなければ衰退して消えるまで続くのだし、ついでに藁人形をカラスザンショウの棘棘の幹にくくり付ける。獣害とまったく同じで、鬱憤晴らしは古来の方法が良い。


ムカデの幼体

2012-05-03 | 小父のお隣さん

Photo_7  道路わきの流出土を集めていたらムカデが出てきた。まだ成体になってはいない。肉眼で見ると金色に見えたのだが、撮影したら赤茶に見える。

 ムカデは変態も不完全変態もしないから、生育途上の個体を「幼体」と呼んで良いのか知らないけれど、「ムカデの子」と言うより「幼体」と呼ぶほうが、個人的にはスッキリする。

 まあ、何と言っても学術的でもなし、マニアでもないから、いい加減なところはいい加減でかまわんっ!。