トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

貴重な自生株

2012-05-24 | 今日は真面目に

Photo_10  普段は通らないトレイルを下っていたら山独活が一本生えていた。このフイールドで初めて見た山独活の自生株である。絶滅したと思ったが、通り道の直ぐ脇にある。幸い今年はまだ切り取られも掘り取られもしていないから、通る人の少ないルートが幸いしたようだ。

 このままでは早晩失ってしまうから、早速掘りあげて拠点で育成・採種・播種を行う株にしたい。道具が無かったから、翌日の一番作業だ。今夜は長い夜になる。


道具を作る

2012-05-24 | 今日は真面目に

Photo_3  棚田の畦と堤の法面を固めるために靴やスコップではどうにもならなくて、胴突きと叩き板を新調した。どれも有り合せの材料だから費用は0円である。

 胴突きも叩き板もあったのだが、どちらも重量があり、その上、胴突きは柄の片方が腐って折れ、叩き板は叩き面が割れてしまった。まあ、トンボ池、泥水地の造作に長らく使い続け、野ざらしだったから無理も無い。

 新調の二つは、旧来の道具より軽くなった。これは使用する者の経年劣化による事に他ならない。


ショウジョウトンボ現る

2012-05-24 | 小父のお隣さん

Photo_2  ショウジョウトンボのメスだと思うが本日初見だ。色合いが薄いので枯れ葉にとまると確認し難い。

 オスとメスで出現する順序が決まっているような気もするのだが記録していないから単なる印象だけれど、どうなのだろう。

 やはりオスの真っ赤な色彩が待たれる。この色では「ショウジョウトンボ」と言ってもピンとこないのだ。オスの特徴を優位にして命名した人は「封建主義者?」そんなこたあないか・・・。


クワの実摘み

2012-05-24 | 遊び子は

Photo_4  時々野遊びに来るオチビちゃん達が、今日はクワの実摘みに挑戦していた。駐車場の樹は大きくなって美味しいところに手が届き難い。

 一枚撮らせてもらったついでに斜面の低い樹を教えた。ついでにクサイチゴの鈴なりの場所も教えた。まあ、一宿一飯の恩義みたいなものである。

 クサイチゴもむさぼるように食べていて、その内にポリ袋の中に集め始めた。家族のデザートに十分すぎる量がある。帰る時、わざわざ草刈りをしているところまで来て「バイバイ」をして帰って行った。

 山仲間とでも言うのか、山のマナーとでも言うのか、オチビちゃんたちは挨拶が上手である。「おじさん」と呼びかけないで、たどたどしくも名前を呼ぶ。親の姿勢次第だけど一般的には死勢になってしまった。