トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

タゴガエルのワンルーム

2012-05-04 | 小父のお隣さん

Photo_4  林道の擁壁の排水パイプの中にタゴガエルが陣取って鳴き競っている。林内の地中で鳴く時は、近づくと直ぐに鳴き止むのに、この穴(塩ビ管)の中だとライトを当てても鳴いている。

 物の本によれば「地中の流れに産卵する」とかで、卵やオタマジャクシの視認は非常に困難なカエルなのだとか。時折、暗い林床で地表にいるタゴガエルと出会うときがあるが、動きはゆっくりだ。

 そんな運動能力のせいで安全な地中生活を選択したのかどうか…我輩は知らない。塩ビ管から泥水が出てくるので覗いて見たら、奥の土の部分を掘り広げてあった。何箇所か覗いたが、総てがそうだった。産室にでもするつもりなのだろうか・・・。


排水路の修復

2012-05-04 | 今日は真面目に

Photo  拠点広場の排水路が浅くなってしまったから修復する。大量に生じた風倒木の適材を土留めに使っての修復である。両側を行うほどの元気は無いから広場側だけだったが、それでもすっきり感はある。

 丸太も離れた林内から担いで運ばなくてはならなかったから、何往復しただろうか、「もういい」感じになってくる。少なくても片側が基準として動かないから、これを基点に両脇に蕗を移植する事にした。

 刈り払っているだけの部分ではもったいないし、蕗が繁殖できる環境としては優良なのである。写真奥のキウイ棚の下にも植え込む予定である。現在は自然繁殖しているレンゲソウの花畑で、これはこれで気持ちの良い場所であるけれど、フキ味噌の魅力には勝てない。


クリタマバチ

2012-05-04 | 小父のお隣さん

Photo  クリタマバチの虫瘤が目立ってきた。新緑の若葉と鮮やかな赤色のコントラストが美しい。見方によっては透明感のあるリンゴ、あるいはスグリのようにも見え、虫瘤の中でもクリタマバチとバラタマバチは好きな虫瘤である。

 6月頃には成虫となって飛び出すのだそうだが、その頃は色鮮やかでもなくなる事もあり、あまり関心を引かない。とは言え、栗の木の害虫である事には変わりないが、特別に大きな被害を知ることも無いから放任状態だ。