予報が的中した。昼過ぎに黒雲と気温低下、雷鳴が聞こえてきたから、降り始める前にフイールドを出発したのだが、自宅まで200mあたりで猛烈な豪雨と雹に襲われた。もう全く視界はなく、ワイパーも役に立たない。ライトをつけて歩行速度より遅いノロノロ運転で自宅に到着した。
車内は雹と雨の当たる音でラジオも聞こえなく、タイヤからはガリガリと言う感触が伝わってくる。しぶきが落ち着いてから道路を見ると、全面が雹で白くなっている。そんな具合だから庭のボット苗は全滅状態で、ようやく発芽したキジョランだけでなく、保育中の苗もボロボロのありさまになってしまった。
苗が回復するのかどうか不明だが、雨が止んだのを見計らい、折れたミニトマトに添え木をしてみた。トマトなどはどうでも良いのだけれど、野草の苗は幼すぎて手の打ち用が無いのである。雹の方が大きくて地表を埋めるほどに振られては「血雹!」と言わずにはいられない。