トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

予報的中

2012-05-28 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

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 予報が的中した。昼過ぎに黒雲と気温低下、雷鳴が聞こえてきたから、降り始める前にフイールドを出発したのだが、自宅まで200mあたりで猛烈な豪雨と雹に襲われた。もう全く視界はなく、ワイパーも役に立たない。ライトをつけて歩行速度より遅いノロノロ運転で自宅に到着した。

 車内は雹と雨の当たる音でラジオも聞こえなく、タイヤからはガリガリと言う感触が伝わってくる。しぶきが落ち着いてから道路を見ると、全面が雹で白くなっている。そんな具合だから庭のボット苗は全滅状態で、ようやく発芽したキジョランだけでなく、保育中の苗もボロボロのありさまになってしまった。

 苗が回復するのかどうか不明だが、雨が止んだのを見計らい、折れたミニトマトに添え木をしてみた。トマトなどはどうでも良いのだけれど、野草の苗は幼すぎて手の打ち用が無いのである。雹の方が大きくて地表を埋めるほどに振られては「血雹!」と言わずにはいられない。


黄金虫

2012-05-28 | 小父のお隣さん

Photo_6  推理小説に「黄金虫」という題名があったような気がするし、読んだ事があるように思うのだけれど内容は全く思い出せない。

 クワの実をご賞味遊ばしていたら金色の虫が目に入った。無視できなくて良く見たら、なんと「最中!」だったのだ。驚くこともないか…。「もなか」と読み違えたら、そっちを驚く。

 単独飛行は目にするが、動かない状態は初めてだ。山吹色と黒の縞模様が美しい。蝿やアブの仲間だろうと推測したけれど、もしかしたら蜂の仲間かもしれない。昆虫マニアでもないから「無視」で済まそう。

 クワの実の方がご利益があるのだから。


水面を出す

2012-05-28 | 水辺環境の保全

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 泥水地の一帯は今期3度目の刈り払いが済んだが、水底から繁殖した野草が水面を覆ってきて無視できなくなった。

 葦やイネ科の野草、ミゾソバなどが繁茂してきた。葦は造成当初から葦角が萌えればスコップで掘り取っていたが、これが結構大変で、鋸鎌を長柄にして畦から泥中で切り取るようにした。これは具合が良い。水の浸入する長靴で入らなくても良くなった。

 三角ホーも必須の道具である。水底に根を張ってコロニーを形成しつつある植物を泥ごと掻き取れるのだ。我ながら「頭が良い」と言うより「耄碌」はしていないようで一安心。必要は工夫を生み出すと言えるが、実態は「長靴に穴がある」からなのである。


愛のマーク

2012-05-28 | 小父のお隣さん

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 流路の刈り払った草を清掃したら、さっそくカワトンボが集まってきた。小さな水路だけに水面を出しておく事の大切さが体感出来た。

 ハートマークはよく知られた体型だけれど、目視できる機会は少ない。忍び寄って撮影するなnなんて事は、ニュースになりかねないが許容範囲だろう。突然にオスが離れて直ぐ近くに止まる。メスは尾の先端を曲げたまま前足で頭部を撫でている。乱れた髪を整えている女性の様で可笑しかった。

 その後、スゲの葉に飛びなおして水中の葉に産卵を始めた。オスはと言えば30cmも離れない所に位置している。産卵場所を変更しても同じだった。カワトンボのオスも見守り行動をするのだ。