トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

初産卵

2012-05-20 | 小父のお隣さん

Photo  棚田への途中、鞍部の溜池にモリアオガエルの卵塊があった。今年の初産卵である。駐車場周辺では未産卵だが、例年ここが一番早く産卵する。

 理由は定かではないが、ここの遺伝子が多少は早熟なのかも知れないし、人気のない場所だから、安心して産卵体勢に入るのかもしれない。

 どちらにしても小生の知力の限界外の事象である。それにしても、現在の水中には10mm程度のオタマジャクシが見られるのだが、ヒキガエルはとうに上陸しているし、種類の見当がつかないオタマジャクシだ。


オトシブミ

2012-05-20 | 小父のお隣さん

Photo_4  今年もオトシブミの季節がめぐって来た。このラブレターは恋人へではなく、愛し子のためである。けれど「変しい変しい新子様」とは書いてない…。

 新子には間違いないが、一般的にはわが子か愛し子と書くのだろう。このオトシブミの難点は、読まないうちに食べられて消えてしまうことなのだが、そこは親心、無事に大きくなって巣立ってくれれば「それでよいのだ!」。人も虫もみんなおーんなじである。

 しかし、「オトシブミ」と「オトシガミ」の間には雲泥の差が…いや、糞泥の差と言うべきか、がある。こんな風に言うと命名者には雷を落とされそうだ。「落としガミガミ」!


再萌芽の処理

2012-05-20 | 今日は真面目に

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 全伐した真竹林跡が再萌芽ラッシュである。長いのは腰の辺りまであるが、ようやく頭を覗かせたタケノコもあり、一斉萌芽と言うほどでも無い。すべて地下茎で繋がっており、その意味では一種一本に近いのだろうが遅速が見られるのは不思議だ。

 竹林に戻す理由はないし、顔面にも足元も危ないだけの存在になっているから刈り払った。既に植樹を済ませた区域だが、竹の切り株や根に刈り刃が当たってキックバックを度々起こす。タケノコも地際で刈り取らないと、つまづきの原因になってしまうから、このキックバックは想定内だけれども、往々にして植栽した幼樹まで反動で切断してしまう。

 今回も数本が犠牲になってしまった。大事な種類もあったのに、達成感なく作業終了の今日・・・。野鳥のさえずりだけが爽やかだった。