秋一番言わぬも今日は初の風
西陣の十二単で竜田姫
竜田姫梢まできた村はずれ
里はまた夏日に富士は薄化粧
中秋に見る事もなく早や晩秋
定食とでも言える作業に飽きて、少し浮気をしてみた。ここ一ヶ月は大径木の処理が続き、結果として太い丸太が転がっている。
丸太そのものでは、滑り台やベンチ、あるいは馬乗り用に転がしてあるのだけれど、今日は少々、加工を入れ、孟宗竹は皿とコップにした。
小径木は椅子に、大径木はテーブルに、それぞれ3本脚を刻んだ。まあ、初回にしては、まずまずの出来栄えだが、これに味をしめて「チェーンソーアート」に挑戦する気はもうとう無い。
椅子は数個、刻む心算だが、テーブルに使用した径の材も数メートル残っている。自分用の昼食テーブルでも構わないのだが、おチビちゃん達のままごとの道具になる事だろう。野ざらしで朽ちるよりは材も生きる。