トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

丸太の遊具?

2012-11-12 | 今日は真面目に

Photo_2  廃棄するしかない丸太が大量に発生したけれど、むざむざ朽ちるのを見るに忍びないから「最後のご奉公」をしてもらうことにした。まだ80歳にはなっていないけれど…。

 松枯れで除伐した大径木、寸伐りし底面と上部を切り込んで「馬」にしてみた。幼児がまたがるに丁度良い大きさであろう。少々長めの一本は二人用に刻んでみたが、さて、遊んでくれるかどうか。

 顔見知りの年中児二人が来たから、二人乗りをしてもらった。多少は窮屈な様子だが大丈夫だった。小生は「馬」と思っていたのだが、二人は「電車」と認識していた。なるほど、並べれば電車に見える。作り手の発想はともかく、遊び手が楽しめるかどうかで木も活きる。

 こんな風に設えても、怪我でもすれば苦情もんかもしれない。しかし、リスクを被るのを考慮しても、何もしないより木は活きる。


立冬の幼虫

2012-11-12 | 小父のお隣さん

Photo_2  立冬を過ぎても庭のウマノスズクサにはジャコウアゲハの幼虫が居る。忘れた頃に発生してくるが、それでも一番身近な蝶の幼虫である。蝶が産卵に訪れる様になり、株も開花できずにいる。変わった花を見たくて除草しないのだが、もう何年も見ていない。

 親蝶はアゲハだけに大きく立派だけれど、採集マニアではないから見ているだけだ。フィールドに来る好事家のS氏でさえ「幼虫は見たことが無い」と言う。そんなに珍しくも無いのにと何時も不思議に思う一言だ。そのためフィールドにはウマノスズクサを移植したのだが、飛翔していても産卵はしていない。これも謎である。

 街中とは言え、最低気温が数度のこの頃、幼虫の時期としては、ほぼ中間期のこの個体、蛹で越冬するのだろうか…。野生はともかく、仮設での越冬も厳しいのであろうと想像してしまう。