廃棄するしかない丸太が大量に発生したけれど、むざむざ朽ちるのを見るに忍びないから「最後のご奉公」をしてもらうことにした。まだ80歳にはなっていないけれど…。
松枯れで除伐した大径木、寸伐りし底面と上部を切り込んで「馬」にしてみた。幼児がまたがるに丁度良い大きさであろう。少々長めの一本は二人用に刻んでみたが、さて、遊んでくれるかどうか。
顔見知りの年中児二人が来たから、二人乗りをしてもらった。多少は窮屈な様子だが大丈夫だった。小生は「馬」と思っていたのだが、二人は「電車」と認識していた。なるほど、並べれば電車に見える。作り手の発想はともかく、遊び手が楽しめるかどうかで木も活きる。
こんな風に設えても、怪我でもすれば苦情もんかもしれない。しかし、リスクを被るのを考慮しても、何もしないより木は活きる。