トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ただ一面に

2012-11-18 | 感じるままの回り道

Photo  昨日、大荒れだった低気圧も去り快晴の予報だったが、日の出の時刻は一面の霧だった。

 当地で霧の朝を迎えるのは珍しく、山に遮られ朝日が届かないうちにとパジャマで外に出てしまった。散歩の人もいるのだが、霧に紛れてしまえば恥ずかしくも無い。

 見通し距離は200m程度だろう。厚い霧と言うよりモヤに近い薄い状態だった。それでも「ただ一面に立ち込めた…」と歌の一節が蘇ってきた。郷里では川霧が濃く発生する頃だし、山の初冠雪も今頃だったろうか。すべては霧の中のようにおぼろである。


丸太に枕

2012-11-18 | 今日は真面目に

Photo_4  馬乗りや丸太渡りが出来るよう曳き出して据えた大径木、転がらないように土で下を固めておいたのだが、湿気を吸って腐食が早いだろうから、半割り丸太にV字カットをした枕を噛ませた。

 これで接地面が無くなり、丸太の寿命も延びるだろう。たまたま処理しなければならなくなった材が出ているから、こんな作業も可能なのだが、里山整備というより「遊戯場整備」のような錯覚もするこの頃である。

 やらなくても一向に構わない範疇の活動なのだけれど、独り作業をしていて、おチビちゃんたちの声が聞こえるのは、一服の疲労回復剤になるし、生物多様性を図る一環だと思えばよい。