泣き止まぬ幼子抱いて母離る朝の挨拶円陣の外
脇支え丸太滑りをさせる母児はまたせがむ腰辛きかな
這い上がる尻土まみれ尻滑り臆せず遊ぶわらべ眺める
凍り田はわらべトントン大騒ぎ母たち群れて足踏みトントン
泣き止まぬ幼子抱いて母離る朝の挨拶円陣の外
脇支え丸太滑りをさせる母児はまたせがむ腰辛きかな
這い上がる尻土まみれ尻滑り臆せず遊ぶわらべ眺める
凍り田はわらべトントン大騒ぎ母たち群れて足踏みトントン
埋設土を掘り取った面の全伐作業が終わった。丁度お椀の半分のように跡がある。底はくぼんで平坦だけれど、分断線あたりは裸木に掴まっていても足元が滑るほどで、ほとんど垂直に近い。
下側から切除しながら上がってきても、滑り落ちれば、また怪我をしかねない。4度目は御免こうむりたいから慎重に作業をする。真竹は孟宗竹と異なり細いといっても、切り離した時には落下地点のコントロールが必要だから、上肢の支持点を失う。
落下地点を集中させないと後の処理が手間取るし刻む作業も危険で煩雑になる。何事も先を見据えた処理が必要だ。手間仕事にかかわってからいっそう強く感じる事である。
急傾斜面で二本足で立つことは結構恐ろしい。写真で見るのと実際の現場での傾斜の感覚は驚くほど異なる。スキー場でも立ち入りたくない傾斜なのだ。まあ、無事に一日が終えた。